太刀魚ワインド釣法を攻略!必要なタックル・仕掛けは?

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太刀魚ワインドとは

太刀魚ワインドってどんな釣?

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太刀魚ワインドは、関西圏を中心に爆発的人気をほこるタチウオの釣り方です。近年は関東でも知名度があがり、人気が高まってきています。

 

簡単に表現すれば、ルアーロッドをワンピッチでしゃくりながらジグヘッドにセットしたワームを激しくジグザグにダートさせ、タチウオのバイトを誘発させてヒットに持ち込む釣り方です。朝マズメや夕マズメのタチウオの活性が高い時によく釣れる釣り方です。

太刀魚の釣れる時期(シーズン)・時間帯

太刀魚の釣れる時期について、ベストシーズンや時間帯など詳しくご紹介します。

時期(シーズン)

太刀魚ワインドのベストシーズンは秋

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太刀魚は場所によっては一年中釣ることは可能なのですが、よく釣れるシーズンとしては 初夏から秋の終わり頃になります。4月から5月頃からでも釣れるようですが、まだサイズも少し小さめで数も少ないです。

 

6月から7月頃になると釣れる数も増えてきて、9月から10月にかけては一番よく釣れる時期になります。11月から12月になると海水温が下がっていき、だんだん釣れる数が減ってきますが、サイズ的に大物が釣れることが望める可能性が高いようです。

時間帯

太刀魚ワインドはまずめ時が狙い目

撮影:FISH PARADISE!編集部

太刀魚が釣れる時間帯は、基本的に朝マズメや夕マズメになりますが、朝マズメは夜明け前の1時間前後、夕マズメは16:00前後がおすすめの時間帯です。

 

暗いうちは、底付近を中心に狙い、明るくなるにつれて上層部を狙うと良く釣れます。また、マズメ時以外でも、大物を狙って底付近を狙い続けることもおすすめの釣り方です。

太刀魚ワインドのポイント(釣り場)

太刀魚ワインドは堤防で手軽に楽しめる!

撮影:FISH PARADISE!編集部

太刀魚ワインドが出来るポイントは、沖の一文字(沖堤防)や、陸続きの防波堤で海底が泥砂地になっている場所です。

 

ショアから狙う太刀魚ワインドは、アジやイワシが接岸してくるタイミングを狙いますので、沖を攻めた後、中層リトリーブからすぐにピックアップせずに足元までしっかりアクションさせることが好釣果につながります。

太刀魚ワインドのロッド

太刀魚ワインドのロッド選び

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太刀魚ワインドに適したロッドは 8~9ftのロングロッドになります。基本的にキャストしてシャクリを繰り返しますので、グリップを脇に挟みやすく疲れにくい特徴があります。

 

太刀魚のバイトを吸収できるティップの柔らかさと、ハリを持ったバットセクションや、小刻みなダートアクションがポイントになり、いずれにしてもアングラーの力量に合わせ、シャクりやすくキャストがしやすく疲れにくいモデルを選ぶ事が大切です。

太刀魚ワインド入門におすすめのロッド

メジャークラフト ソルパラSPX 862MW

太刀魚ワインド専用モデルで太刀魚のショートバイトをフッキングできる柔軟なティップと、大物の締め込みにも対応するバットパワーを兼ね備えたワインド入門にピッタリのロッドになり、足場の良い波止では軽快にワインドゲームを楽しめます。

ダイワ ワインドX 83M

ワインドゲーム専用に作られたワインド Xは自重135gの軽量でありながら適度な張りがあって、バットがしっかりしているロッドになります。さらにコストパフォーマンスに優れたモデルで、初心者が初めて使う1本にピッタリのスペックです。

シーバスロッドやエギングロッドは使えない?

シーバスロッドやエギングロッドで太刀魚ワインドを楽しむ事は、出来なくはないですが、ジグヘッドを激しくダートさせることを前提とするワインドゲームでは、やはりアクションのつけやすい太刀魚ワインド専用ロッドを使う方が釣果アップにもつながります。

太刀魚ワインドのリール

太刀魚ワインドには2500番程度のスピニングリールが使いやすい

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太刀魚ワインドに使用するリールはスピニングリールの 2500~3000番台が最適です。このサイズはワインドに使うPEラインの0.6~1.0号クラスが150m以上巻けるものが多く、適しています。

 

これ以上大きなサイズを使うと、シャクリを繰り返すワインドでは疲れやすく、アクションがおろそかになってしまいます。ハイギアタイプのほうが、手返しが良くおすすめですが、底付近をしつこく狙いたい場合などはワームが動き過ぎる分、不利になります。

太刀魚ワインド入門におすすめのリール

ダイワ レブロスLT2500S-XH

ダイワ レブロスLT2500S-XHは、巻取りの早いライトゲーム向けハイギアモデルになり、ソルトではアジング・メバルゲームなどのライトソルトウォーターカテゴリーに位置するモデルで、太刀魚ワインドでも十分効果を発揮するリールです。

シマノ ナスキー2500SHG

シマノ ナスキー2500SHGは、リールの回転を支えるメインギア部分にHAGANEギアが採用されており、ハードな使用にも対応可能なモデルです。ビギナーからベテランまで幅広いアングラーに満足してもらえるハイパフォーマンスモデルになります。

太刀魚ワインドのラインシステム

太刀魚ワインドのラインシステムは、メインラインにPEラインを使用し、その先にショックリーダーを結び、最後に太刀魚の強烈な歯に耐えられるワイヤーリーダーを結ぶシステムになります。ワイヤーリーダーを結ぶことが太刀魚ワインドの大きな特徴です。

メインライン(道糸)

太刀魚ワインドのラインシステムを解説

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太刀魚ワインド釣法ではルアーの操作をするために、メインラインはポリエチレン素材を使ったより糸で作られているPEラインが使われます。PEラインは、ナイロンラインやフロロカーボンラインに比べると倍以上の強度があります。

 

そのため、同じ重さの獲物(太刀魚)に対して細めのラインを使うことができるので、ルアーをより遠くに投げることができます。そして、PEラインは感度がとても良いので太刀魚の小さなあたりも取りやすく、ラインが伸びにくいので太刀魚の硬い口にフックがしっかりとかかります。

 

PEラインの太さは 0.8〜1号程度を150mほど巻いておけば十分でしょう。

リーダー

太刀魚ワインドはリーダーも重要

撮影:FISH PARADISE!編集部

オフショアからジギングで狙う太刀魚の場合、ショックリーダーにフロロカーボンラインの30lbクラスを使いますが、太刀魚ワインドはワイヤーリーダーを付けるので、ワインドの場合のショックリーダーは16lb(4号)クラスで十分です。長さは50cmほど結べば十分です。

 

ワイヤーリーダーは必要?

ワイヤーリーダーは太刀魚のカミソリの様な歯に対応できるメリットがありますが、ジグヘッドをしなやかにアクションさせることについてはフロロカーボンラインのショックリーダーに劣るデメリットがあります。

 

しかし太刀魚の鋭い歯に対応させるためには強度のあるワイヤーリーダーはやはり必要で、フロロカーボンリーダーの先にワイヤーリーダーを10〜20cmほど結ぶのが基本になります。ラインを結ぶ手間とコストはかかりますが、仕掛けをロストするリスクを減らすことができます。

太刀魚ワインドの仕掛け

太刀魚ワインドの仕掛けについて、ジグヘッドを選ぶポイントや、おすすめのワームなど順を追ってご紹介します。

ジグヘッド

太刀魚ワインド専用のジグヘッド

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太刀魚ワインドのジグヘッドはワームが激しくダートするようにヘッドが三角に作られた、ワインド専用のジグヘッドになります。

 

アジングやメバリングで使うジグヘッドとは形状が違い、ワームをアクションさせやすくカラーバリエーションが豊富な点が挙げられます。重さはオンス(oz)という外国の単位のものが多いことも特徴の一つです。

 

ジグヘッドを選ぶポイント

重さは14g(1/2oz)を基準として、風が強い時や流れの早い時に21g(3/4oz)を使います。ヘッドのカラーは夜でも見やすく蓄光出来る、グロウ(夜光)カラーがおすすめですが、カラーはあまり気にすることなく自分自身が見やすい色を選ぶ事がポイントです。

 

いずれにしても、狙うポイントやシチュエーションに合わせた重さやカラーを選ぶと良いでしょう。

 

がまかつ ラグゼ ワインドマスターラウンドDヘッド

軽い力で左右のダートアクションと、上下方向の動きをプラスした「スロー3Dダートアクション」を生み出すラウンドDヘッドは、タチウオの活性が低く、ダートスピードを抑えないとルアーに追いつけないという状況で効果を発揮します。

オンスタックルデザイン  ZZヘッド

ワインド最大の特徴である左右への大きく鋭いジグザグアクションの安定性は極めて高いレベルで達成しつつ、アングラーへの負担を極力軽減するためにシャクり時の引き抵抗を必要最小限に抑え、広範囲を効率よくスピーディーに探れるジグヘッドです。

ワーム

太刀魚ワインドに使えるワームとは?

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太刀魚ワインドに適したワームは、シャッドテールやピンテールタイプのワームが一般的で、テールでアピールするタイプや、ボディアクションでアピールするタイプがあり、カラーバリエーションも豊富です。

 

また、形状によってアクションが変わり、ピンテールは抵抗が少なくダート力に優れ、シャッドテールはテールで抵抗を受けてブルブル震え、アピール力の高いワームになります。

 

ワインド専用ワームじゃないとダメ?

太刀魚ワインドは専用ワームじゃないとだめ?

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バス用ワームやロックフィッシュ・フラットフィッシュ用のワームなどワインド専用でないものでも、形状がピンテールやシャッドテールで、ダートしやすいものであれば流用しても大丈夫です。

 

しかし、ストレート系のワームや、カニやエビを模したクロー系のワームは太刀魚ワインドのアクションには適さず、あまりおすすめできません。やはりダート性能に優れたワインド専用ワームがおすすめです。

 

ワームのカラー選び

太刀魚ワインドのカラー選び

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太刀魚ワインドで使うワームのカラーは定番の白(ホワイト)や、ピンクや赤系のアピール力に優れたカラー、夜光系のグローカラーが基本になります。

 

時間帯や活性の高低など、その日の状況をいち早く察知して、ローテーションを繰り返すことが好釣果につなげるポイントです。また、ジグヘッドのカラーに合わせることも重要です。

 

エコギア パワーダートミノー90

太刀魚を始めフィッシュイーターに効果的なダートアクションが特徴で、キレのあるダート性能を細身な小魚シルエットで実現したワームになります。常に細かく震えるテールのバイブレーションによって、リアクション+ナチュラルでアピールし、太刀魚のバイトを誘発します。

オンスタックルデザイン  マナティー90

太刀魚ワインド釣法においては超定番とされている人気ワームです。ZZヘッドを取り付けるフロント部には真っ直ぐに刺しやすいよう、あらかじめ穴が開いていますのでスムーズかつ、確実なセッティングが可能です。

ジグヘッド+ワームのセット商品が便利!

太刀魚ワインドの仕掛けには、専用のジグヘッドとワームがセットになった専用モデルがあります。ワームとジグヘッドそれぞれを好みで組み合わせて使うことも楽しみの一つですが、初心者は最初からセットになったものを使うと安心ですね。

 

メジャークラフト ジグパラワインド スタートキット

太刀魚ワインドにおすすめのスタートキットで、このままポイントに持ち込みタックルにセットするだけで太刀魚ゲームが楽しめます。夜光ヘッドに、アシストフックも付属しています。カラーは場所や時間を選ばない定番の3色展開で、ワイヤーリーダーもセットしています。

アシストフックは必要?

太刀魚は、元々エサとなる 小魚を捕まえて食べるのが下手な魚だと言われています。そのため、アタリがあってもなかなか針がかりしにくいので、アシストフックはつけておく方がフッキング率も高まります。

 

そしてまた、太刀魚は色々な角度からルアーにアタックしてくるのでアシストフックをつけておけば良い釣果につながります。

ケミライトでアピール力アップ!

発光アイテム『ケミライト』は、ワームにつければ集魚効果があるため、夜釣りに欠かせないアイテムになります。ルアーの位置確認が行いやすくなるため、リトリーブコースの調整やミスキャストを防ぐことが可能になり、更にアピール力が増大しますので、太刀魚ワインドで効果を発揮します。

 

ケミライト用のホルダーにセットしてラインに取り付けたり、ケミライトをセットするための穴が空いたワームもあり、適合サイズを差し込むだけで手軽に集魚効果を上げることができます。

太刀魚ワインドの釣り方

太刀魚ワインドの釣り方を解説

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太刀魚ワインドの釣り方について詳しくご紹介していきます。

仕掛けのセッティング

各メーカーから専用ジグヘッドやワームがリリースされていますが、同じメーカーで統一することをおすすめします。違うメーカーのものより、同一メーカーのものを使う方がフィット感にすぐれ、セットもしやすくなります。

 

また、アクションも開発過程から考え抜かれたものになりますので、一番良い状態で使用でき、釣果アップにつながる事になります。

ワインドのアクションのさせ方

太刀魚ワインドのロッドアクションは、基本ワンピッチジャークを使い、ロッドを素早く水平方向から一気に立てることで、ダートアクションを発生させ、糸フケを巻き取りながらロッドを水平に戻し、再度ロッドをシャクる動作を繰り返し行います。

 

ポイントはリズムよく繰り返し、ダートアクションにメリハリをつける事です。

アタリの取り方

太刀魚ワインドのアタリの取り方ですが、2〜3回のダートアクションに2〜3秒ほどのフォールを入れ、食わせの間を作るようにします。

 

太刀魚の活性が高いときはアクション中に食ってくることもありますが、活性が低い状況下でのフォールは爆発的に効果を発揮することが多くなります。フォール以外のただ巻きや、ジャークを繰り返し止めてやることも大切です。

太刀魚とのやりとり

太刀魚とのやり取りはポンピングでロッドを軽くしゃくってから、太刀魚の引きに合わせてリーリングのスピードを調節し、取り込むことが重要です。

 

また取り込みのときは躊躇せずに一気に抜き上げるのがベストで、あまり慎重になりすぎてゆっくりとリーリングしたり、ラインテンションを緩めてしまうとバラしてしまいます。

ランディング〜フックを外すまで

太刀魚のランディングは、鋭いカミソリのような歯に気を付ける必要があります。堤防や防波堤の地上まで一気に抜きあげた後は、決して素手で触らずフィッシュグリップなどで挟み、太刀魚の動きを完全に止めた後、ペンチやプライヤーなどを使い慎重にフックを外します。

 

安全でケガのないよう太刀魚ワインドを楽しんでください。

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太刀魚ワインドにチャレンジしてみよう!

太刀魚ワインドを手軽に楽しもう

撮影:FISH PARADISE!編集部

太刀魚ワインドは、簡単でシンプルな仕掛けで釣りを楽しむことができます。しかし、主に暗くなってからの釣りになるので安全には十分気を付ける必要があります。ライフジャケットの着用や、鋭い太刀魚の歯で怪我をしないように手袋をするなどの注意をして太刀魚ワインド釣りを楽しみましょう。


太刀魚ワインドって難しい?

ABOUTこの記事をかいた人

Shin66X

びわこのほとりに住むアングラーです。ブラックバス釣りを経て今ではイカ釣りメインに日本海は福井県、太平洋では三重県を中心としてイカメタルにティップラン、年中イカ釣りを楽しんでいます。時々ジギングやります。