ベタの特徴や飼育の基本!カラフルで愛嬌のある人気の熱帯魚!




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ベタってどんな魚?

そもそもベタとはどのような魚なのでしょうか?原産地や特徴など、ご紹介します。

特徴

ベタの特徴

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ベタはキノボリウオ亜目オスフロネームス科に属する魚で、ベタというのは属名であるBettaに由来しています。ベタ・スプレンデンスという種が古くから観賞魚として飼育されており、ベタといったらこの種もしくはこの種の改良品種を指すことが多いです。別名、闘魚(とうぎょ)とも呼ばれ、オス同士で激しく闘うことからこのように呼ばれています。タイではベタを戦わせる大会などもあります。ラビリンス器官を持ち、空気呼吸が可能なのもベタの特徴です。

原産地

ベタの原産地はタイのメコン川流域です。水田や小さな沼などに生息しており、動物プランクトンや小さな昆虫などを食べて生活しています。ラビリンス器官があるため、水溜りのような小さな場所でも生きていくことができます。

ベタの魅力

ベタ飼育は楽しい

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ベタの魅力は、その美しい姿と人懐っこい性格、飼育のしやすさです。ベタは様々な色や形の綺麗なヒレを持ち、見ているだけでとても癒されます。アクアリストではなく誰が見ても、とても美しいと思わせる姿は多くの人を魅了してくれます。また、ベタはとても丈夫な魚で、空気呼吸ができることからも初心者でも飼育しやすいことは大きな魅力です。

ベタの種類

ベタには大きく分けてワイルドベタと改良ベタの2種類がいます。

原種(ワイルドベタ)

品種改良を加えていない、自然界に生息している種類のベタです。改良ベタに比べて地味な外見をしていますが、一方で原種独特の渋さがあり、根強いマニアも多いです。

改良品種(改良ベタ)

改良を重ねたことで、派手なヒレや体色をもった観賞用ベタです。ヒレの形状や開き方、体色などで細かく分類されています。弦ざあっでも新しい品種が作出されています。

 

ベタの細かな種類については、下記のリンク先記事で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

あわせて読む:  ベタの種類と見分け方!原種・改良種の人気14種をご紹介!

ベタの飼育に必要な器具

ベタの飼育に必要な道具をご紹介します。大掛かりな設備が必要無いのもベタ飼育の魅力です。

飼育容器

ベタの飼育にはそれほど大きな水槽は必要ありません。10~20L程度の小型水槽を用意するのが良いでしょう。おしゃれなデザイン水槽もたくさんありますので、インテリアにもぴったりです。

ビンやコップなどで飼育できるの?

ベタ飼育は小型容器でも可能?

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ベタはビンやコップなどの小型容器で飼育できることで知られており、店頭でも小さなカップに入れられて販売されていることも多々あります。自宅での飼育する場合もこれらの小型容器で飼育可能かどうかと言われれば、可能と言えます。ただし、こまめな水質管理や加温などいくつか注意は必要です。

長期飼育ならやっぱり水槽で

ベタ飼育は水槽が無難

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特にアクアリウム初心者であれば、水槽での飼育をおすすめします。小型容器は水質悪化も早く、温度変化も大きくなりがちです。水槽であればある程度の水量が確保できるので、管理はグッと楽になります。飼育のコツをつかんできたら、水温が安定する時期だけ小さな容器で飼育するなどしてみるのもよいでしょう。

ヒーター

ベタは熱帯魚なので、基本的にはヒーターが必要です。26℃前後に設定出来るオートヒーターは手軽でおすすめです。小型容器で飼育している場合は、パネルヒーターを使うと良いでしょう。

水温計

適正な水温維持のため、水温計は用意しておきましょう。目に見えないヒーターの故障も水温計があれば、早期に発見出来ます。

カルキ抜き

家庭の水道水には消毒のため、塩素が含まれています。塩素はベタにとって毒ですので、カルキ抜きを使って塩素を中和しましょう。カルキ抜きと一緒に重金属の無害化や粘膜の保護ができるものもあります。

フィルター

メンテナンスの手間を省きたいのなら小型のスポンジフィルターや外掛け式フィルターを使うことをおすすめします。フィルターがあることで、特に生物ろ過による水質安定が期待できます。

ベタの飼育環境

ベタに適した飼育環境はどのような条件なのでしょうか。細かくみていきましょう。

水温

お店によっては無加温の小型容器で販売していたりしますが、基本的には26〜28℃程度のやや高めの水温で飼育すると良いでしょう。ベタは意外と低水温にも耐えられると言われていますが、それはあくまで耐えられるというだけで健康かどうかとは違います。

水質

水質は弱酸性の軟水が適しています。ベタに適した水を作ってくれる、マジックリーフを用いるのがおすすめです。ただし、マジックリーフを使うと水が茶色に染まってしまうので、嫌な方は使わずに換水で水質維持を心がけましょう。

水流

ベタは強い水流が苦手です。外掛け式フィルターなどを用いる際は水流をできるだけ絞っておきましょう。スポンジフィルターなどもおすすめです。

ベタの餌

ベタ専用の餌が各メーカーから発売されていますので、基本的にはそれらを与えると良いでしょう。アカムシなどの動物性の餌も好んで食べますので、人工飼料とは別にたまに与えてあげると喜びます。ベタの稚魚には稚魚専用の人口飼料があります。人工飼料でも食べてくれますが、孵化直後はインフゾリアを、やや大きくなってきたらブラインシュリンプをあたえてあげると生存率は格段に上がります。

ベタの世話

ベタの日々の世話の仕方もチェックしておきましょう。

餌やり

餌は少ない量を1日2~3回ほど与えるようにしましょう。目安としては、1匹のベタに対して一度に数粒です。あまり与えすぎると食べ残しなどで水質の悪化を起こしてしまいます。もしも、ベタが餌を食べ残してしまったら、スポイトなどで取り除いてあげましょう。

水換えと掃除

飼育容器の水量にもよりますが、水換えは最低1週間に1度、1/3程度の水を取り替えてあげる必要があります。水換えの際は、しっかりとカルキ抜きをした水を準備しましょう。また、水換え時には合わせて水槽内のフンや食べかすなどを掃除してあげましょう。掃除はこまめに行ってあげると水質の維持につながります。

フレアリング

ベタのフレアリングに鏡を使う

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ベタは威嚇の際、ヒレやエラ蓋を大きく広げますが、これをフレアリングと言います。フレアリングは大きなヒレを持つベタのヒレの開きを鍛えるトレーニングとしても用いられ、日々フレアリングをさせてあげることで綺麗なヒレを維持することができます。

 

反対にフレアリングを怠ると、ヒレにハリがなくなり、最悪の場合は癒着してヒレが開かなくなってしまうことも。毎日1度5分程度、鏡を見せてあげたり、オスの容器を隣同士に置くなどしてフレアリングをさせてあげましょう。

 

フレアリングはさせすぎるとベタが疲れてしまいます。フレアリングのさせすぎには注意しましょう。

ベタの混泳について

ベタの混泳相性

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飼育しやすいベタですが、混泳にはいくつかの注意が必要です。ベタは闘魚と呼ばれている通り、オス同士では激しく争うので混泳はできません。また、ベタのオスのような大きくて派手なヒレや体色を持つ他種も標的にされることがあります。一方で、メスは温和で同種他種問わず比較的混泳はしやすいです。

 

 ベタの混泳については下記リンク先の記事で、詳しくご紹介しています。興味がある方は合わせてご覧ください。

あわせて読む:  ベタを混泳させる際の注意点!ヒレの長い魚やエビとの相性は?

ベタの繁殖

ベタのメス

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ベタはコツさえつかめば、初心者でも比較的簡単に繁殖を行うことができます。ただし、一度に産まれる子供の数はとても多く、同時に産まれた子供同士でも、一度隔離してしまうと親同様にオス同士は激しく争うようになります。

たくさん産まれた子供たちの面倒を見れるのか、貰い手がいるのかなどよく考えた上で繁殖を楽しんでください。

ベタの繁殖についての詳細は下記リンク先の記事で詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。

あわせて読む:  ベタ繁殖の基礎知識と4ステップ!一度に何匹の子が産まれる?

ベタの病気

ベタは大きなヒレを持つことから、ヒレに関わる病気にかかりやすいので注意が必要です。なかでも、水質悪化で起こる尾ぐされ病には注意しましょう。また、他の魚にヒレを傷つけられたことによって、そこから最近が入り込み水カビ病などにもかかりやすくなります。綺麗なヒレを維持できるように水質やスレには特に気をつけましょう。

ベタの寿命

ベタの寿命は約2年

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ベタの寿命はおよそ2年程度と言われています。ただし、ショップで販売されているベタは生後4~6ヶ月ほど経過している個体ですので、飼育できるのは1年から1年半程度を考えておくと良いでしょう。実際は、病気などで寿命前に死なせてしまうことが多いので、しっかりと寿命を全うさせてあげられるように大切に飼育しましょうね。

ベタの寿命にについては下記リンク先の記事でも詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

あわせて読む:  ベタの寿命と長生きさせるコツ!年老いてきた時の兆候は?

ベタの飼育にチャレンジしてみよう!

ベタはキュート

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カラフルなカラーと多彩なヒレを持つベタは初心者でも飼育しやすく、コレクション性も高い人気の熱帯魚です。混泳などに注意点はありますが、少し注意すれば誰でもベタの可愛らしさを自宅で楽しむことができます。飼い主を見つけるとふわっと水面に寄ってくる様子はとても可愛くて癒されますよ。ぜひ、この機会にベタの飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ベタを飼育しよう

ABOUTこの記事をかいた人

FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!