カージナルテトラで気をつける3つの病気とは?他の魚と混泳は可能?




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カージナルテトラについて

カージナルテトラはどんな魚?

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カージナルテトラは鮮やかな色彩と、丈夫で飼いやすいことから観賞魚として非常に人気の高い種類です。まずは、カージナルテトラとはどんな魚なのかを紹介していきます。

特徴

カージナルテトラはカラシン目カラシン科に属する淡水魚です。原産地はアマゾン川やオリノコ川などの南米の河川ですが、現在では観賞魚として世界中で親しまれています。カージナル(cardinal:深紅の)という名の通り、鮮やかな赤色のラインが特徴的です。

寿命

カージナルテトラの寿命は一般的に2~3年と言われていますが、上手に飼育してあげれば5年程度は生きる場合もあります。カージナルテトラは比較的丈夫な魚なので、初心者にも飼いやすく、アクアリウムの入門生体としても最適な種類です。

ネオンテトラとの違い

カージナルテトラと非常によく似た種類にネオンテトラがいます。この2種は体の赤色のラインを見れば簡単に識別可能で、カージナルテトラは尾から頭まで全体にわたり、ネオンテトラは尾から体の半分程度までとなっています。また、カージナルテトラは最大で体長4~5㎝、ネオンテトラは最大でも3~4㎝ほどと、カージナルテトラの方がやや大きく成長します。

カージナルテトラの飼い方

カージナルテトラを群泳させよう!

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カージナルテトラはかなり飼いやすい部類ですが、いくつかの点に注意して飼育することで、より健康に長生きさせることができます。

水槽

カージナルテトラは非常に臆病な性質のため、単独で飼育すると物陰に隠れてしまい魚体にもストレスがかかってしまいます。従ってカージナルテトラは、見栄えという意味も含めて基本的に同種で群泳させることが多いです。最低でも10匹程度はいた方が良いので、水槽も60㎝サイズは用意したいところです。60㎝水槽であれば、30~40匹の大群でも飼育可能です。

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水温・水質

カージナルテトラの適正水温は24~28℃ですが、急激な水温変化さえなければある程度の低温・高温には耐えられます。とはいえ本来熱帯性の魚なので、最低限冬場にはヒーターを付けてやる必要があります。水質は弱酸性が適しており、ph6.5~7くらいに調整してやると良いでしょう。

カージナルテトラは口が小さいので、与えるエサも小型の顆粒タイプやフレークタイプが適しています。水面に浮くものよりは、ゆっくり沈降していくタイプの方が食い付きが良いですが、食べ残しによる水質の劣化を防ぐためにも与える餌の量には注意しましょう。 ブラインシュリンプも良いエサです。生きているものがベストですが、冷凍のものでも問題なく餌付きます。

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テトラ テトラミンスーパー

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カージナルテトラは混泳可能?

カージナルテトラは混泳可能?

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カージナルテトラは比較的温和な性格なので、他の種類の熱帯魚と混泳させることができます。カージナルテトラと混泳させる場合は、同じ小型カラシン類のネオンテトラ・ラスボラなどや、グッピーなどの小型魚、コリドラス・オトシンクルスなどの遊泳層が被らない魚が適しています。カージナルテトラが口に入るサイズの大型魚には食べられてしまう恐れがあるので、混泳は避けた方が良いでしょう。

カージナルテトラの繁殖方法

カージナルテトラの繁殖は難しい?

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カージナルテトラはネオンテトラ同様稚魚が非常に小さく、繁殖は難しい部類とされています。カージナルテトラを繁殖させる場合、水質を弱酸性に調整すると産卵が誘発されるようです。受精がうまくいけば24時間程で孵化します。生まれた稚魚の初期飼料にはインフゾリアを与え、成長に従ってプランクトンの生きエサ、または冷凍のものを与えるようにしましょう。水質の急激な変化に気をつけましょう。また、光量を抑え気味にするのも繁殖を成功させるコツです。

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カージナルテトラで気をつける病気

カージナルテトラを飼育していると稀に病気にかかってしまうことがあります。毎日しっかり健康状態をチェックし、異常があればすぐに隔離して治療を行いましょう。

カラムナリス症

カラムナリス症にかかると患部が白く、腐ったように見えます。発症部位により「尾ぐされ病」や「口ぐされ病」などとも呼ばれます。軽症の場合は薬浴することで治療できますが、重症になると死亡率が高くなるので、早期発見が重要です。魚体に外傷があると感染しやすくなるので、ヒーターにカバーをかけたり、攻撃性の強い魚との混泳を避けるなどして対策しましょう。

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白点病

白点病にかかると魚体に白い斑点が出て、体を石や流木などにこすりつけたり呼吸困難を引き起こすこともあり、重症化すると死亡してしまう可能性もあります。白点病にかかった場合は、水温を28~30℃程度の高温に保ち、薬浴や塩浴などで治療します。体をこすりつけることで傷ができ、カラムナリス症を併発することもあるので、注意が必要です。

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ネオン病

ネオン病はカージナルテトラの近縁種であるネオンテトラでよく発症する病気ですが、カージナルテトラでも発症することがあります。症状は患部が白くなった後出血し、最悪死んでしまいます。原因菌はカラムナリス症と同じなので、同様の対策を立てましょう。薬浴により治療することができます。

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カージナルテトラを飼育してみよう!

カージナルテトラを飼育してみよう

出典:Pixabay

丈夫で、性格も温厚なカージナルテトラは熱帯魚初心者の入門にもおすすめの生体です。水槽内で数十匹のカージナルテトラが群れる姿は壮観で、水槽を彩り鮮やかに演出してくれることでしょう。水槽に何を入れようか迷っているあなた、最初の1匹として是非カージナルテトラを選んでみてはいかがでしょうか。

カージナルテトラ

カージナルテトラの飼育法

ABOUTこの記事をかいた人

FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!