鯉釣りの基本と知っておきたい餌や釣り方!狙うはメーター超え!

アイキャッチ画像出典:Pixabay

鯉ってどんな魚?

鯉釣りを楽しむ

撮影:FISH PARADISE!編集部

鯉はコイ目コイ科の淡水にすむ魚です。コイ目の魚は鯉のほか、ドジョウやタナゴ、フナなどがいて、ウグイなどの一部の魚を除いてほとんど淡水に生息しています。

 

鯉の大きさは成魚になるとよく見かけるのは60cmぐらいですが、大きいものになると1m以上にもなりメーター級と呼ばれます。

 

鯉は昔から日本人に親しみがあり、食用や観賞魚としても知られています。

鯉釣りの時期と場所

鯉は日本全国の川や湖沼に生息しており、時期や場所によって様々な釣り方・狙い方があります。まずは、鯉釣りに適した時期や場所について確認しておきましょう。

時期

鯉釣りの時期

出典:写真AC

鯉は一年中釣ることができますが、1月から2月にかけての厳冬期は鯉の活性が低いため釣りにくいようです。よく釣れるシーズンとしては、4月頃の乗っ込み時期の少し前ぐらいから、水温が低くなる11月頃までです。

 

乗っ込みとは、鯉が産卵を行うために水中の深いところから浅いところに群れでやってくることです。そして、その時期は鯉が産卵を控えているため食欲が旺盛になります。

 

また、鯉は冬を越すために、秋になると餌をたくさん食べる荒食いをします。この時期も、他の時期に比べるとサイズ・数ともに狙い目の時期となります。

場所

鯉釣りのポイントは?

出典:写真AC

鯉は日本全国の川や池に生息している淡水魚です。そのため、近くの池などの身近な所でも見られますが、メーター級の大物を狙うにはやはりある程度深さのある河川や大きな湖などが良いでしょう。

 

河川でのポイントとしてはカーブになっている所や水門などの流れ込み、捨て石、水草の生えている所などが挙げられます。

 

鯉は湖沼などではエサを求めて回遊するコースがあるので、そこが主なポイントとなります。回遊するところを見つける方法としては水面で鯉が群れていたり、飛び跳ねていたりしている様な所を注意して探すことです。

 

鯉釣りのスタイルは実に様々!

一言で鯉釣りといっても、様々な釣り方があります。鯉釣りにはどんなスタイルがあるのでしょうか。

最もお手軽なパン鯉フィッシング

野生の鯉といえば、警戒心が強いと言われていましたが、意外と水面に浮いている餌をなんのためらいもなく口にする一面もあります。パン鯉はまさに、そのような鯉を狙って釣る釣り方です。

 

水面に釣り針が浮くようにして、主に食パンを自然に流すだけのとてもシンプルな釣り方なので、鯉釣り初心者にもおすすめの釣り方です。

ウキ釣りは鯉釣りの基本の釣り方

ウキ釣りは昔ながらの鯉釣りスタイルの一つで、のべ竿にウキ仕掛けをつけて、鯉を釣る釣り方です。

 

ウキに出るアタリを逃さないように素早く合わせを入れるゲーム性と、リールがないことによるダイレクトなアタリとスリリングなやりとりがとても楽しい釣り方です。

大物狙いならブッコミ釣り

ブッコミ釣りは餌をリールがついたロッドで鯉の泳ぐコースに投入し、じっと待つ釣り方です。

 

大物を狙う場合は、ブッコミ釣りをする場合が多く、餌やポイントの選び方で釣果が大きく変わってきます。

ヨーロッパスタイルの鯉釣り「ボイリー」

ボイリーは比較的近年になって日本に入ってきた、ヨーロッパスタイルの鯉釣りスタイルです。

 

最大の特徴はボイリーと呼ばれる、香りや色をつけたボール状の餌を使って釣る点です。仕掛けなども日本のブッコミ釣りとは異なり、特徴的です。

鯉釣りのタックルとその他必要な道具

鯉の引きはとても強く、特にメーター級にもなるとかなりのものになります。そのため、タックルなどはしっかりした頑丈なものを選びましょう。

 

ここでは、大物狙いの基本形である、ブッコミ釣りについて詳しくご紹介していきたいと思います。

ロッド

ロッドは、ずっしりと重い鯉の引きに負けないようなものを選びましょう。吸い込み釣りなどでは、仕掛けやエサの総量が重くなるため、柔らかいロッドでは投げるときに折れてしまう可能性もあり注意が必要です。

 

鯉を本格的に狙うのであれば、鯉専用ロッドがおすすめですが、他のロッドを代用する場合はパワーのあるロッドを選ぶ必要があります。

 

鯉釣りはポイントが遠くの場合もあるので、遠投が出来る少し長めのロッドを選ぶのが良いでしょう。磯竿などを代用する人もいます。

リール

鯉釣りには主にスピニングリールが使われます。そして、リールを選ぶ時には必ずドラグ付きのリールを選びましょう。

 

特にメーター級の大鯉は強烈な引きがあるので必要になってきます(ほとんどのリールにはドラグがついていますが、海の投げ釣りなどの一部のリールにはドラグがないものもありますので、代用する場合は注意が必要です)。

 

ロッドが両軸対応のものもありますので、その場合は太めのナイロンラインが巻ける、中型〜大型の両軸リールを選びましょう。

ライン

鯉釣りには主にナイロンラインが使われます。ナイロンラインの特徴としては、柔軟性があり、少し伸びがあるため、鯉の急な強い引きにも対応しやすいということです。また、フロロカーボンラインやPEラインに比べて、比較的安価なため初心者にもおすすめです。

 

竿立て

鯉釣りは、ルアー釣りのようにずっとロッドを持ったままの釣りではなく、アタリがあるまでロッドを置いて待つ釣りです。

 

そのまま地面に置いておくと汚れたり、泥などがリールに付着して故障の原因にもなりかねません。そのためロッドを立てかけておく為に、しっかりとした安定感のある竿立てが必要です。

そのほかに必要な物

鯉釣りではそう頻繁にアタリがあるものではなく、長い時間竿先を見つめているのも疲れてきます。そのために使われるものとして、鯉のあたりを音や色で知らせる電子式のセンサーや竿先にクリップで取り付ける鈴などがあります。

 

また、センサーや鈴をつけておくことで、不意のアタリによってロッドが鯉に持っていかれることを防ぐことにもつながります。

鯉釣りの仕掛け

鯉釣りのブッコミ釣りで用いられる仕掛けには吸い込み釣りが用いられます。

 

吸い込み釣り用の仕掛けは、螺旋型の針金に食わせ用の長めの針と寄せ餌用の短めの針が複数ついた、特徴的なものとなっています。基本的には螺旋と短い針の部分に寄せ餌となる練り餌(ダンゴ)をつけます。

 

食わせ針には、食わせ餌をつけます。状況によっては、食わせの針も練り餌の中に埋めてしまう場合もあります。

鯉釣りは餌が多彩!

鯉は元々雑食性で食べられる物は何でも食べると言われていますが、生息環境やその時々の状況によって餌を選んで食べるとてもグルメな魚でもあります。

 

鯉釣りで使うエサの種類はたくさんあり、ミミズやタニシ、ザリガニ、ふかしたサツマイモの角切り、練りエサなどがあります。その他には、トウモロコシや食パンを使うこともあります。

 

エサは大抵の場合、釣具店で購入できますし、トウモロコシや食パンなどはスーパーなどでも購入できます。また、現地の釣具店でどんなエサがよく釣れているのか聞いてみるのも良いでしょう。

 

ただし、他人からの情報だけで大物を釣るのはなかなか難しく、自分で状況に合わせてどんな餌がよく釣れるのか選ぶことが重要です。

 

鯉の釣り方(コツ)

鯉釣りのコツについても確認しておきましょう。

アタリの取り方

鯉のアタリには、前アタリと本アタリがあります。特に吸い込み釣りなどでは、大きな団子状のエサを鯉が口に吸いこんだり吐き出したりを繰り返します。その時点ではまだ針掛かりしておらず、竿先に前アタリとして現れます。

 

その後エサが溶け出し、中から出て来た針を鯉が吸い込み口に刺さります。鯉に針が掛かり泳ぎだすと竿先が本アタリとして大きく曲がりますので、そうしたら大きく合わせを入れましょう。

メーター級の大物鯉を狙うには

メーター級の大物鯉を狙って釣るのはなかなか難しいものです。そのため、鯉釣りでメーター級を狙うなら、釣りに行く前に釣り雑誌や釣り新聞などを使い色々と情報を集めて行くのが良いと思われます。

 

その他、現地の釣具店や貸しボート屋さんなどで実際に釣れた魚の魚拓が飾ってある様なところも参考になります。そして、現地に行った時、釣具店などで、ちょっと買い物ついでに釣れ具合を聞いてみるのも良いでしょう。

 

大物鯉は警戒心が強かったり、餌も小さな鯉とは異なるものを好むともされています。ただし、基本的には前述の通り、決まったルートを回遊していることが多いので、頻繁に釣り場に通い、ポイント選定と餌を色々と工夫してみることが大物鯉への近道です。

大物鯉の取り込み方

メーター級の大物がかかったときは慌てず慎重に、そして無理に引き上げようとせずにリールのドラグ機能を十分に使います。そして、魚を弱らせてから取り込みます。

 

その時にはロッドだけで釣り上げようとはせずに、必ずタモ網を使って取り込みましょう。

鯉釣りを気軽に楽しむなら、釣り堀もあり!

鯉釣り堀もある

撮影:FISH PARADISE!編集部

鯉釣りには自然の河川や湖沼での釣り以外に、鯉釣り専門の釣り堀で釣りを楽しむことができます。釣り堀の魅力は何と言っても、魚が必ずいる所なので初心者の方でも手軽に釣りを楽しめるということでしょう。

 

その他、鯉の釣り堀は都心部などでは屋内で釣りを楽しめる所もあるので非常に便利です。釣り堀では主にのべ竿を使ったウキ釣りになります。仕掛けやエサなどは釣り堀によってルールなどがあるので、釣行前に調べておくようにしましょう。

気長に鯉釣りを楽しもう!

のんびり鯉釣り

出典:Pixabay

鯉のアタリはそう何度もあるわけではなく、とくにメーター級の大物を狙うにはかなりの時間待つこともあるでしょう。

 

もしその時間を退屈に感じるなら、例えば鯉釣り用のロッドを数本置き竿にしてのべ竿を使った小物釣りをしたり、チェアに座って読書をしたりしてアタリがあるまで過ごすのも良いでしょう。

 

あたりこそ、頻繁にあるものではありませんが、大物がかかった時の強烈な引きとハラハラ・ドキドキ感は何物にも変えがたい面白さがあります。ぜひ、一度大きな鯉との心躍るファイトを体験してみてください!