コリドラスパンダは弱い?飼育法や繁殖、注意したい病気をチェック




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コリドラスパンダとは

コリドラスパンダの特徴

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あなたはコリドラスパンダについてどれくらい知っていますか?まずは、特徴や原産地などを見てみましょう。

コリドラスパンダの特徴

コリドラスパンダはベージュ色の体に、黒のアイバンドがある、背びれ・尾鰭の根元に大きな黒いスポットがあるのが特徴の種です。体の大きさは最大でも5cmと小さく、複数匹で飼うと、群れを作ります。吻は短く、ショートノーズに分類されます。

コリドラスパンダの原産地

コリドラスパンダの原産地はペルーのウカヤリ川です。現在は東南アジアで大量に養殖されたものが、ブリード個体として輸入されています。

コリドラスパンダの価格

コリドラスパンダの大半はブリード個体のため、価格も安価です。相場としては1匹400〜800円程で、初心者でも購入しやすい価格と言えます。

コリドラスパンダの飼育

コリドラスパンダの飼育の基本についてご紹介していきます。

水温・水質

水温は26度前後の一般的な熱帯魚の飼育水温で問題ありませんが、コリドラスパンダをはじめとするコリドラスの仲間は全般的に高水温に弱い傾向があります。夏場は冷却ファンや水槽用クーラーを使うことをおすすめします。コリドラスパンダは水質にも敏感な面があると言われています。弱酸性〜中性での飼育で大丈夫ですが、導入時は慎重に行いましょう。

水槽サイズ

コリドラスパンダは5cm程度と小型のため、30cm程度の小型水槽でも飼育可能です。他種との混泳をさせる場合は、水槽全体の匹数・体サイズに合わせて水槽を選びましょう。初心者の方は60cm規格水槽がおすすめです。

底床

コリドラスパンダは細かな砂に鼻を突っ込んで、餌を探す習性があります。そのため、できるだけ目が細かく、角がない底砂を選んであげましょう。おすすめは田砂で、1〜2cmほどを薄く敷いてあげると良いです。

レイアウト

コリドラスパンダは底付近を餌を探し回って泳ぐので、底面積を広く取ってあげると良いです。土管や流木などでちょっとした隠れ家を作ってあげると落ち着いてくれますが、狭い隙間などがあると体が挟まって動けなくなる事故も起きますので注意が必要です。

コリドラスパンダの餌

コリドラスパンダにはコリドラス専用の餌がおすすめです。また、赤虫なども好んで食べますので、人工飼料と組み合わせで与えてあげると良いでしょう。コリドラスパンダは性格がおとなしいのが、餌の取り合いでも負けてしまうことがありますので、しっかりと全部の個体に餌が行き渡るように餌の配分や投入場所を工夫してあげることが大事です。

コリドラスの餌については、下記リンク先の記事で詳しくご紹介しています。興味のある方は、合わせてご覧ください。

あわせて読む:  コリドラスのおすすめの餌8選!餌をうまくあげるコツは?

コリドラスパンダは弱いは本当なの?

コリドラスパンダは弱い?

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コリドラスパンダは他のコリドラスに比べて、弱いだとかすぐに死んでしまうというような声がよく聞かれます。コリドラスパンダは他の初心者向きと言われるコリドラスに比べると、水質に敏感で水合わせを慎重に行わないと落ちやすくなります。

 

また、他のコリドラスよりも性格が臆病なのか、混泳水槽ではさえの取り合いに負けてしまうこともあります。コリドラスパンダが餌をちゃんと取れるように工夫することも必要です。

 

このようなコリドラスパンダの性質が、弱いと言われる理由だと思います。ただし、環境に慣れ餌をしっかりと与えられれば、とても立派に育ちますよ。

コリドラスパンダの混泳の注意点

コリドラスパンダ自身は、性格も温和で他種を攻撃するようなことはほとんどありません。反対にコリドラスパンダにちょっかいを出す種類や、餌を先に食べてしまうような種類とは混泳は避けましょう。コリドラス同士であれば問題なく混泳が可能です。また、グッピーや小型グラミーなどは生活圏もかぶらないたね、比較的混泳向きと言えるでしょう。

コリドラスパンダの繁殖

コリドラスパンダはコツをつかめば繁殖も比較的簡単です。繁殖方法についてもチェックしておきましょう。

オスメスの区別方法

コリドラスパンダのメスはお腹がふっくらしていて、丸みを帯びています。対してオスは、スレンダーな体型をしているのが特徴です。初めから繁殖目当ての飼育をする場合は、ショップなどでオスメスを選んでもらうと良いでしょう。ただし、判別にはある程度成長している必要があります。

産卵環境

30cm程度の水槽にミクロソリウムやアヌビアスナナ、ウィローモスなどの水草を植えた環境に、2~3ペアのコリドラスパンダを入れて飼育します。コリドラスパンダの繁殖のきっかけは水温や水質のわずかな変化や、餌の栄養素の変化で引き起こされることが多いと言われています。餌はイトメなどの栄養価が高いものを与えると良いでしょう。

 

うまくペアができれば、Tポジションと呼ばれる繁殖行動が見られます。卵は水草に産みつけられますので、食べられないように産卵箱などに隔離しましょう。

稚魚の飼育

コリドラスパンダの卵は水温25度で約3~4日で孵化します。コリドラスパンダは孵化直後はヨークサックの栄養で成長しますが、なくなると餌を食べ始めます。最初はインフゾリアを、大きくなってきたらブラインシュリンプを与えて育て上げましょう。

 

他のコリドラス同様にこまめな給餌と水質悪化に注意しましょう。3~4週間ほどすれば、体サイズも大きくなり親魚の水槽で一緒に飼育できるようになります。

コリドラスパンダの病気

コリドラスパンダはヒレや体が充血して、先端が白っぽくなるパンダ病と呼ばれる病気にかかりやすいので注意が必要です。パンダ病は尾ぐされ病などで知られるカラムナリスと呼ばれる細菌が原因で引き起こされます。

 

治療法としてはグリーンFなどの薬浴が有効とされていますが、コリドラスパンダは薬に弱い部分がありますので、薄めの濃度での治療がよいでしょう。初期症状では、中層をふらふら泳いだり呼吸が早くなったりしますので、日頃からよく観察し、早期発見を心がけましょう。

コリドラスパンダはとってもキュート!

パンダのような黒のアイバンドがとっても可愛いコリドラスパンダは、入手しやすく初心者でも飼育にトライしやすい熱帯魚です。ちょっと飼育にコツは必要ですが、慣れてしまえば繁殖も簡単でとっても可愛い魚ですので、まだ飼育したことのない方はぜひ一度、飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。あなたもパンダの魅力にどっぷりと浸かりましょう!

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FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!