メガドッグでランカーシーバス攻略!適したタックルや使い方とは?

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メガドッグとは?

メガドックってどんなルアー?

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メガドックとは、メガバス株式会社からリリースされているシーバス専用のビックサイズのペンシルベイトです。

 

メガドックの見た目はレギュラーサイズのルアーと比較してもビックサイズで、 コノシロやボラなどの大型ベイトを好んで捕食するシーバスに対して強烈なインパクトとアピール力を発揮します。

コンセプト

メガドックは、フォルム・フォロウズ・エモーション(形態は感動に従う)をコンセプトとして開発され、スポーツフィッシング専用のスペックを兼ねそろえていながらも美しい造形のデザインが魅力的なペンシルベイトです。

 

日本のモダン・デザインの基礎である数奇屋作りや元禄文化の考え方を元に、フォルム・フォロウズ・ファンクション(形態は機能に従う)という哲学を盛り込み、まるで日本の工芸品のような完成度を目指して設計されました。

 

また、メガドッグは全長220mmの圧倒的なサイズ感が魅力の一つで、その抜群のアピール力はもちろん、ビッグベイトの中では非常に扱いやすいルアーとされています。

 

サイズだけでなく、アクションにまでこだわりを持った本格派のモンスタールアーについてシーバスアングラーの方は要チェックしておきましょう。つぎは、メガドッグの特徴について詳しくみていきます。

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メガドッグの特徴

メガドックは固定重心設計で、ベイト本体の内部にシーソーバランサーが組み込まれていることによって、水中では首を振るように左右にアクションします。メガドックのスムーズなドックウォークアクションを実現するために盛り込まれた技術は以下の通りです。

 

ダブル慣性バランサーシステム

アクション支点から適切な距離で遠心力を発揮し、スムーズにベイト本体の加重移動が可能になります。

 

スイベル付きボディ慣性ワイヤー

ベイト本体の中心部を貫くワイヤーには1.4mmの極太ステンレス材が採用され、超高強度のスイベルと連結するような設計となっているため、確実なランディングが可能です。

メガドッグの重さ・スペックは?

メガドッグの全長は220mmで、重さは125g。レギュラーサイズのルアーと比較しても一目瞭然なほどのビックサイズルアーで、本体の重さを感じさせないレスポンスの良さが際立ち、ドッグウォークも可能です。

 

メガドッグが大型のボディを左右に振りながら水押しする姿は非常にインパクトがあります。

メガドッグのおすすめカラー

メガドックはリアルカラーに近い仕上がりになており、濁った水中でも目立ち暗い場所でもアピール力の高いルアーで、カラーバリエーションの豊富なメガドックは釣り場のシーンに合わせて適切な選択が必要になります。

 

以下の3つの表面処理パターンから、シーンに合わせたメガドックを選択するようにしてみましょう。

コノシロ

GG(グアニウムゴースト)と呼ばれる表面処理が施されたカラーで、ベイトフィッシュのウロコに含まれる自然な色合いが忠実に再現され、角度によって光をフラッシングするためコノシロやイワシを捕食するシーバスに絶大なインパクトを与えます。

 

光を反射するとメタリックに輝きますが、逆光ではシースルーに変化する特性があるためシーバスの興味関心を探りやすい仕様です。

 

また、濁った水中や夕マズメの時間帯では視覚に頼った捕食体制になりやすいため、光をフラッシングするルアーのカラーはシーバスにとって捕食本能を掻き立てることになるでしょう。

GPライムレインボー

GPライムレインボーは、GP(グアニウムファントム)と呼ばれる虹色模様の体を成しており、クリア系カラーとグアニン色素のパターンで塗装されボディは透き通っているため光を透過します。

 

その名の通り虹色のカラーでうっすらアピールしながらも、水中では違和感なく馴染むというギャップを使いシーバス寄せ付ける効果があり、透明度の高い海域では特に効果が出やすくなるでしょう。

 

GPライムレインボーは順光では虹色に光るように見え、逆光ではレインボーの塗装がわずかに見えるという明滅効果ががあります。

スパークルどチャート

艶のある塗装にラメ加工を施したのがスパークルどチャートです。釣り場によっては水中が濁っていたり暗い場所などもありますが、スパークルどチャートはソリッド系カラーで強力にアピールします。

 

様々なベイトを見飽きたシーバスに対し、飽きさせないという合理的なアプローチを元に選定されたカラーでシーバスに強烈なインパクトを与える効果も兼ねそろえています。

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メガドッグに適したタックル

メガドックはどんなタックルで投げる?

 

メガドッグに適したタックルは、約130g(約4.5オンス)のルアーウェイトに加えてターゲットとなるシーバスの重さやパワーに十分に耐えることができるかどうかが重要なポイントです。以下の3点から、特徴を見極めて適したタックルを選択するようにしましょう。

ロッド

メガドックに適したビックベイト用ロッドは、最低でも100g以上のルアーウエイトに対応したものを用いましょう。フルキャストするわけではないとは言え、キャストの際にはルアーの重量以上の負荷がかかりますので、できれば150g程度以上のルアーウエイトのロッドが望ましいです。

 

XH以上、メガバスのロッドであればF7以上の硬さを目安に選びましょう。

全長(m):2.34
継数(本):2
仕舞(cm):130
自重(g):180
ルアーウエイト(g):15-140
適合ライン(号):MAX6.0

リール

ビックベイト用のリールはハイギアタイプのベイトリールを選択するようにしましょう。PEラインの3〜5号を100m以上巻けるスペックのものを選びましょう。ソルト対応のバス用ビッグベイトリールで問題ありません。

ギア比:6.2
最大ドラグ力(kg):7
自重(g):330
巻き取り長(cm):84
PE糸巻き量(号-m):4-180,5-140,6-120
ナイロン糸巻き量(lb-m):16-210,20-160,25-135

ライン

メガドックに適したラインは、バックラッシュ防止のため4本編みでハリのあるものを選ぶのがコツです。PE3~5号でリーダー40〜50ポンド程度のものが扱いやすいでしょう。

メガドックの使い方

メガドックの使い方

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秋はシーバスの産卵期で、栄養を蓄えるため小魚の捕食が活発になるためシーバスゲームのトップシーズンと言われています。メガドックの基本的な使い方であるドッグウォークとコノシロパターンの組み合わせにより、産卵期を迎えるシーバスに効果絶大です。

 

この時期のシーバスは、コノシロなどの小魚が集まりやすい場所に追ってくるため、港や湾状の陸っぱり、高架下などを狙ってメガドックを投げ入れてみましょう。

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メガドッグ180が2021年新登場!

メガドック180はメガドックのダウンサイジング版

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メガドック180は 全長180mm、重量72gと、メガドックよりもひと回り小さいダウンサイジング版ビッグベイトです。メガドック180は海洋水産研究施設やメガバス独自の研究成果を盛り込み、コノシロやボラの動きをリアルに再現するバランサーシステムが採用されています。

 

リーリング時には本体内部の重りを支点として慣性バランサーがウェイト移動することで、コノシロやボラが泳ぐ姿のように左右に動きます。ルアー中心部には高性能なパワースイベルが採用され、大口を開けて喰いついてくる魚に対しバラシを大幅に軽減する効果があります。

バス用のメガドッグXも2022年新発売!

メガドックXが新登場

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メガドック180のバスフィッシング専用ビックベイトで、「表層のベイトがプレデターからターゲットとして選別される要素は何か?」を徹底的に追及し様々な研究成果を取り入れて開発されました。

 

メガドックXは、大型のベイトでありながらもロングスライドアクションによりリーリング時のアングラーの負担を軽減してくれる優れたポテンシャルを持ち合わせています。購入する前にスペックを確認しておきましょう。

 

基本スペックはメガドック180とほぼ一緒ですが、ハスやアユなど、バスフィッシングに適した独自のカラーラインナップが揃っています。

メガドックX

大きさ:180mm

重 さ:2.1/2oz(約70g)

メガドックを使いこなそう!

メガドックでランカーシーバスをゲット!

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メガドックはシーバスゲームを網羅し、シーバスの特性を徹底的に追及し様々な研究成果を取り入れて開発されたビックサイズのペンシルベイトであることはお分かりいただけたのではないでしょうか。この記事を参考に、メガドックに最適なタックルを準備してシーバスゲームを楽しみましょう。

メガドックってどんなルアー?