サクラマスをルアーで狙おう!釣り場別に最適なルアーを厳選!

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サクラマスがルアーで釣れる時期・時間帯

サクラマスをルアーで狙える時期や時間帯は?

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サクラマス釣りのシーズンは、1月下旬から6月にかけての5ヶ月程度です。産卵のため接岸し河川を遡上するに従い狙うべきポイントや時間帯などが変化していきます。

 

1月から3月までは海にてジギングで釣れだし、3月以降は河川の河口から上流域で狙えます。釣れる時間は基本的に日の出から日没の間で自然条件が整ったタイミングです。いつ口を使ってくれるか分かりませんので諦めずロッドを振ることが重要です。

サクラマスを狙うルアーの種類

サクラマスルアーの定番といったらミノー・スプーンですが、固定観念に囚われず様々なタイプのルアーをも視野に入れ攻略の幅を広げていきましょう。

ミノー

サクラマスのルアーはミノーも人気

撮影:FISH PARADISE!編集部

ミノーは誰が使っても同じレンジで同じ泳ぎを演出してくれますので、使い方は投げて巻くだけのいたってシンプルな使い方です。

 

またフローティング・シンキング・サスペンド・ヘビーシンキングなど複数タイプがありますが、しっかり泳ぐことが大前提なので、ポイントの流速や水深を考慮し水噛みの良いミノーを選ぶことをおすすめします。

バイブレーション

サクラマス狙いのバイブレーションとは?

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近年驚異的な釣果を出しているタイプがこのバイブレーションです。沈むという特性を活かしレンジを自在にコントロールでき、レンジだけでなく抜群の水噛みでスピード変化にも機敏に反応します。

 

これもまた使い方はシンプルで、投げて底をとり巻くだけです。変化を与えたい時はリトリーブに緩急をつけたりリフトアンドフォールなども効果的です。

スプーン

サクラマスルアーの定番スプーン

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スプーンの釣りは非常に奥が深く面白いです。投げて巻くもよし・投げてほっとく底のコロがしやリフトアンドフォールと使い方はアングラー次第です。使い方が複雑で難しい反面、そこにチャンスがあるタイプのルアーでもあります。是非使いこなしてみてください。

 

また、重ければ沈みが早いわけでなくスプーンの形状によっても左右されますので先ずは1つのスプーンを使い倒し、どう沈むか・どう泳ぐかの特徴を把握してイメージ構築することをおすすめします。

メタルジグ

サクラマスを海で狙うルアーといえばメタルジグ

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主にサーフやジギングで活躍します。 圧倒的な飛距離と沈みの速さが特徴的なルアーです。キャスト後は沈めて底をとりジャークやフォールを駆使してサクラマスにアピールします。ポイントの潮の流れや水深・その時のベイトを考慮してジグの重さやサイズを選定します。

ジグミノー

ミノーをもっと遠くへ届けられれば・・・なんて経験は誰にでもあると思います。そんな時に活躍するのがジグミノーです。 メタルジグのように飛び、ミノーのように泳ぎ攻略の幅が飛躍的に向上されました。主に広大な河口やサーフなどが使い所です。

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サクラマスルアーのカラーの選び方

サクラマスルアーのカラーの選び方

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天気や水質、刻々と変化する自然界で、ルアーのカラー選びは永遠のテーマなのかもしれません。カラーの選び方は人それぞれで好みによるものと思いますが、ここでは チャート系やピンク系の視認性の良いカラーをおすすめします。

 

理由はどこをどう泳いでいるのか把握しやすくイメージしやすいからです。特に初心者の方はここが漠然と捉えている傾向があるのではないでしょうか。”見える”ということは強力な武器になります!

サクラマスをルアーで狙えるポイント

サクラマスを手中に収めるためには、まず定位する場所、または回遊・遡上するコースを捉えるのが重要です。ここを意識し実釣に活かしてください。

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河川本流域

サクラマスのルアーフィッシングは本流域がメイン

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河川では緩急に差はあれど、どこにでも流れが伴い複雑な流れを形成しています。また水深、流速、地形など2つとして同じようなポイントはありません。その日その時に適したルアーやアクションでサクラマスにアプローチを仕掛けなければなかなか結果につながりません。

 

適したルアー

1、2m程度の水深で流れが伴うポイントでは ミノーが有効です。流れが緩い水深のあるポイント含む止水域では バイブレーションやスプーンで中層から底を丹念に攻めます。先述しましたが選ぶべきルアーは、流れに負けず泳ぐことが大前提です。

 

タックル

ロッドは8ft前後のM〜MHがオールマイティに使えおすすめです。リールは3000〜4000番程度にナイロンラインもしくはPEラインが100m巻けるキャパがあり、リーダー25lb程度、長さは80〜100cmあれば問題ありません。

サーフ・漁港

北海道のサクラマスルアーフィッシングはサーフから狙う!

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適したルアー

広大なエリアでは飛距離がとても重要なことから ジグミノーやメタルジグがもっとも効率的となります。しかし、意外と波打ち際を回遊する場合もあります。こんな時はミノーで小刻みにテンポ良く探っていっていくのが有効です。

 

タックル

タックルは足場の高い場所や遠投性能を考慮して9ft〜10ft前後、リールは3000〜4000番程度にPEライン1〜1.5号を150m巻けるキャパがあれば十分です。リーダーは根ズレを考慮してフロロカーボンライン30lb前後を1m程セットします。またシーバスタックルを併用しても問題ありません。

沖(ジギング)

サクラマスを船からルアーで狙うジギングも人気

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適したルアー

サクラマスのジギングでは主に 100g〜180gのジグを使います。サクラマスジギングでは回遊するレンジを正確に攻めることが重要なので、潮や水深を考慮して狙ったレンジに素早く落とせるジグを選ぶ必要があります。

 

タックル

ロッドは6.5ft前後のスロージギング用に水深を把握できるカウンター付きのベイトリールがおすすめです。ラインはPEライン2号を200m巻けるキャパがあると十分です。リーダーはフロロカーボンの25lb程度を2〜3m程度結びましょう。

サクラマスにオススメのルアーを厳選!

サクラマスを釣るために欠かせない実績抜群のおすすめルアーをポイント別に紹介させていただきます。

本流用

スミス チェリーブラッド 90MD

サクラマス専用に設計されたミノーです。サクラマスが最も口を使うとされている1.0m~1.5mのミドルレンジを抜群の安定感で潜行。初心者の方でもとても扱いやすいミノーです。

全長(mm):90
重量(g):11.5
タイプ:シンキング

スミス D-コンタクト 85

高比重、極薄フラットボディーの攻撃的ヘビーシンキングミノーです。抜群の水噛みで流れに負けない遊泳能力と、アクション・レンジコントロールが意のままに。沈むことを味方にすれば攻略の幅を格段に広げてくれます。

バスディ レンジバイブ 80ES

知らない人はいないといっても過言ではない程の名作です。抜群の飛距離、操作性、そして実績どれをとっても他の追随を許さない実用性能バイブレーションです。

サーフ・漁港用

メジャークラフト ジグパラショート 40g

発売以降ショアジギングの定番のメタルジグとなったジグパラ。その使いやすさとリアリティは、餌と称されるに相応しい性能です。

シマノ コルトスナイパーTG ベルサーテ

シルエットが小さく高比重、さらにタングステンが搭載されたメタルジグになります。このことからとにかく飛びます!また後方重心だから沈みも早く、効率的にレンジ攻略ができます。

岡クラフト 岡ジグ LT30

北海道の海サクラマス狙いで人気の高い岡クラフトのメタルジグです。使いやすい細身のシルエットと、パーマーク付きのサケ稚魚を意識したカラーを始め豊富なカラーバリエーションが楽しい商品になります。

ジギング用

ジャッカル バンブルズジグ セミロング

左右非対称なシェイプでジャーク後の絶妙なフォールに特化したメタルジグになります。潮の流れが早くベイトが大きいシチュエーションで効果を発揮します。

スミス CBマサムネ

スロージギング専用メタルジグです。抜群の水切れと多彩なアクションを演出するために限界まで薄くされています。フォール姿勢に重点を置いていますのでフォール重視のシーンでお使いください。

シマノ オシア スティンガーバタフライ ペブルスティック

水抜けの良いスリット入りのボディで、長くシャクってても疲れにくいジグです。リアルな魚の鱗を再現した「狂鱗カラー」もラインナップされています。

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各漁協のルールは絶対厳守!

サクラマスをルアーで釣る場合は注意!

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サクラマスの遊魚は各漁協によって定められていますので 釣行前に必ず確認するようにしてください。未然にトラブルを防ぎ釣れる釣れないは別として、楽しい時間を過ごすよう心がけてください。

 

また、本州では海・河川問わず規則に従えば遊魚可能ですが、北海道では河川でのサクラマス遊魚は全面的に禁止されていますのでご注意ください。

憧れのサクラマスを釣ろう!

憧れのサクラマスを釣ろう!

出典:写真AC

巷では大袈裟に釣れない釣れないと言われるサクラマス釣りはやってみるとそう難しい釣りでないことに気づくはずです。狙うべき時期・ポイント・河川の状況が合致すれば誰でも釣れるターゲットです。

 

この記事を参考に是非チャレンジしてみてください。この記事が読者様の釣果の一助になれば幸いです。

サクラマスをルアーで釣ろう!