プロホースが便利すぎてヤバイ!使い方や選び方のポイントは?

プロホースとは

プロホースエクストラ

 

アクアリウム用品メーカーの「水作」から発売されているアイテムで、サイフォンの原理を利用して水槽内部に溜まったゴミを、飼育水ごと水槽外へと吸い出すメンテナンス用品です。

 

同商品を用いることで、定期的に必要になる、水槽作業で面倒な底床の掃除と水換えを同時に行えるようになります。その機能性がアクアリストに評価され大ヒット商品となり、今やメンテナンス用品の定番として同社の看板商品となっています。

 

初代プロホースが発売されたのが1991年のことで、初期型はスターターポンプや弁などが付いていないシンプルな形状でした。それから改良を重ね、「プロホースエクストラ」が現行型として活躍しており、国内だけでなく海外への輸出も好調です。

水作 プロホースエクストラL
水作

プロホースエクストラの特徴

プロホースエクストラにはどのような特徴があるのか、解説していきます。

スターターポンプで簡単排水

プロホースのスターターポンプ

 

ホースを使った水換えではサイフォンの原理を利用する関係上、排水する時はホースを口で吸って、飼育水の引き込みを行わなければなりませんでした。

 

アクアリウムになれたアクアリストならともかく、強く吸い過ぎると飼育水が口の中に入ってしまうので、以前の水換えは初心者にはなかなかに敷居の高い作業でした。

 

そこで、プロホースエクストラではスターターポンプを取り付けることで、口で吸わなくとも排水が開始できるようにしてあります。そのポンプも手動式のエアポンプなので、使用に際して電源なども必要ありません。

シリコン弁で排水がスムーズ

プロホースエクストラのシリコン弁

 

エクストラでは弁の材質にシリコンを採用しています。これにより気密性が上がり、エア漏れが起きづらくなりました。その結果、飼育水の吸い上げが従来商品よりもスムーズになっています。

流量調節も容易

プロホースの流量調節方法

 

さらには、流量調節クリップも同梱されています。このクリップは片手で扱えるようになっているため、掃除をする場所に応じて作業をしながら流量調節が可能です。これにより、水草の根本などの掃除もしやすくなっています。

プロホースの選び方

 

プロホースエクストラは現在、S・M・Lの3種類のサイズが発売されています。

 

これらの主な違いは飼育水の吸い込みパイプの長さと径で、Sは長さ300mm・径16.2mm、同じくMはそれぞれ340mm・27.5mm、Lは440mm・27.5mmです。

 

したがって、購入する際はご自身が運用している水槽の高さに応じて選択すると良いでしょう。ちなみに、メーカーでは Sは高さ30cm以下の水槽を、同じく Mは36cm以下 Lは45cm以下の水槽での使用を推奨しています。

プロホースの使い方

 

プロホースの基本的な使い方について解説します。しっかりとおさらいしておきましょう。

1.道具類を準備する

まず、プロホースに加えて通常の水替え時と同じ準備(バケツや雑巾などの用意)をしましょう。ただし、サイフォンの原理を利用するため、排水先は水槽よりも十分に低い位置に設定する必要があります。

2.ポンプを押して排水開始

次に、プロホースの排水チューブを排水先にセッティングし、排水パイプを飼育水に入れてからスターターポンプを数回押して排水を開始します。この時、パイプを水に入れる前にポンプを押しても、排水は始まらないので注意してください。

3.パイプを底床に入れて掃除する

排水がスタートしたのを確認したらパイプの先端を底床に挿入し、排泄物などのゴミと共に古くなった飼育水を吸い出していきます。底床の重さによっては底床ごと吸い出してしまう恐れがあるので、必要に応じて付属の流量調節クリップを用いて調節しながら作業してください。

4.飼育水を補充

底床の掃除が完了したら、減った分の飼育水を補充して作業完了です。

プロホースの使用上の注意点

せっかくの便利な道具も、使い方を誤ってしまってはその恩恵を得られません。ここでは、プロホースを使用するうえでの注意点をご紹介します。

魚を吸い込まないように注意を払う

プロホースで魚を吸わないように!

 

小型種や稚魚が居る水槽でプロホースを使用する時は、その子達を吸い込まないように注意してください。また、底床に潜る性質を持つ魚の場合も同様です。

 

吸い込んだ拍子に怪我をさせたり、強いストレスを与えてしまうと、水カビ病などの病気を発症する危険もあるため、特に小さな魚が居る水槽では流量を調節しながら慎重に作業を行ってください。

ソイルなどの崩れやすい底床はそっと扱う

プロホースはソイルに注意

 

プロホースはソイルに対しても使用できますが、砂利系の底床よりも優しく扱う必要があります。なぜなら、皆さんご存じの通りソイル系の底床は、強い力を加えると崩れてしまうからです。

 

砂利系の底床と同じ感覚で掃除してしまうと、寿命を迎える前に崩れる恐れがあるので注意してください。

レイアウトを崩さないように注意

 

プロホースはメーカーの使用例を見ても分かるように、流量次第で砂利も結構な高さまで吸い上げてくれます。そのため、砂利上に設置してあるレイアウト用品が転倒したり傾いたりして、レイアウトが崩れる危険があります。

 

レイアウト用品の付近を掃除する時は流量を絞ったり、レイアウトをしっかりと固定するなどしておきましょう。

水槽の高さに注意

プロホースの使用には高低差が必要

 

サイフォンの原理を利用する関係上、水槽の高さと排水先の高低差が少ない場合、排水が進みません。水槽を床に置いている場合などは、電動式クリーナーの使用などの措置が必要です。

「水作 プロホース」と「GEX 砂利クリーナー」、どっちがいい?

プロホースと砂利クリーナー

 

底床の掃除と水換えを同時行えるアイテムとしては、プロホースの他に「 GEX おそうじラクラク 砂利クリーナー」が有名です。

 

両者の主な違いとしては、後者はホースの径が大きいことと流量調節つまみが手元にある点が挙げられます。ホース径が大きい分だけ排水が速やかなので、シンプルなレイアウトの大型水槽などではGEX製の方が好まれる傾向にあるようです。

プロホースで水槽メンテナンスを快適に!

 

プロホースは底床の掃除と水換えを同時に行える便利なメンテナンス用品です。サイフォンの原理を利用しているため、使用に際して電源などは要らないこともあり手軽です。

 

現行型のプロホースエクストラではスターターポンプが付いているため、ホースを吸った際に飼育水が口に入る心配もなくなりました。定期的に必要になる水槽メンテナンスの手間を大幅に低減できるので、ぜひ使ってみてください。

水作 プロホースエクストラL
水作


プロホースエクストラ