サクラマス釣りの本流用タックルやルアーの選び方!北海道の海サクラもアツい!

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サクラマスとは

サクラマスってどんな魚?

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サクラマスは9~10月に故郷の川で産卵を迎え、その後命が絶えます。孵化した個体は海に下る降海型と、河川に残る陸封型に分かれ、陸封型をヤマメ、降海型をサクラマスと呼びます。降海型は大型に成長し70cmを超える個体も珍しくはありません。生息域は太平洋北西部・北日本と幅広く分布しています。

 

また、西日本には似て非なるサツキマスが生息しています。孵化直後はアマゴと呼ばれ降海型がサツキマスと呼ばれます。いずれも河川工事や自然環境の著しい変化によって数が減少傾向にある貴重な魚と言えます。

サクラマス釣りのシーズン

サクラマス釣りができるシーズンは?

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サクラマス釣りのシーズンは2月~8月と規定されています。しかし、各河川によって遊漁期間が異なりますので釣行前には必ず確認してください。 8月以降の産卵期は禁漁です。次世代に受け継ぐためにもルールは厳守するよう心掛けてください。

 

そして、本格的な遡上シーズンとなりサクラマスと出会える確率が最も高いのが4月~5月。水量・水温の上昇に伴い活発にルアーを追うようになります。ぜひ、チャレンジしてみてください。

サクラマス釣りには遊漁券が必要!

サクラマス釣りには遊漁券を購入しよう

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サクラマス釣りには遊漁券が必要となります。ここも各河川の漁協によって遊漁区間・販売店などが規定されていますので釣行前に十分に確認してください。

 

また、サクラマスが釣れるポイントには必ず大勢の人が押し寄せます。このことからポイントが分からない方でも一目瞭然です。挨拶や最低限のマナーを守りつつ譲り合いの精神で楽しみたいものです。

サクラマス釣りに適したタックル

サクラマスタックルに求められるスペックを紹介していきます。

ロッド

ルアーを咥えたサクラマスは川の流れに乗り走って抵抗します。ロッドにはこの重圧なランに耐える、または柔軟に追従してくれる性能が求められます。このことから、ML~MHクラスののパワーを備えつつ手返しの良さと操作性を重視した8ft前後のロッドが扱いやすいです。

全長(m):2.51
継数(本):2
仕舞(cm):129.6
自重(g):139
ルアーウエイト(g):5-26
適合ラインPE(号):0.6-1.5
適合ラインナイロン(lb):6-16

リール

大河川では時に大遠投が必要なシーンがあったり、ヒットしてから想像以上に走られるケースが少なくありません。このことから十分なラインキャパとライン巻取り量を有するリールを選ぶ必要があります。ダイワでは2500~3000番、シマノでは3000~4000番を目安に選ぶと間違いありません。

ギア比:5.8
最大ドラグ力(kg):9
自重(g):245
巻き取り長(cm):86
PE糸巻き量(号-m):1-190,1.2-150,1.5-120
フロロ糸巻き量(lb-m):8-110,10-90,12-80
ナイロン糸巻き量(lb-m):8-130,10-110,12-85

ライン

ラインは抜群の飛距離と感度を誇るPEラインに移行している方が大多数ではないでしょうか。PEライン1号にリーダーはフロロライン30lb前後を基準に考慮すれば間違いありません。

またナイロンライン派も少なかれ存在します。こちらのメインは10lb~14lbでリーダーはナイロン30lbを基準にして下さい。どちらにせよ実力以上・必要以上に細くしたりするのは危険ですので避けた方が賢明です。

サクラマス釣りにおすすめのルアー

サクラマス釣りで扱いやすい&高い実績が出てるおすすめのルアーを紹介していきます。

ミノー

流速域でサクラマスを狙う場合、流れに負けて水面に飛び出してきてしまうミノーは意外と多くあります。泳いでくれないことにはゲームが成立しませんので、強い流れにも負けないおすすめミノー3選を、ご紹介させていただきます。

スミス チェリーブラッド90MD

サクラマス専用に設計されたミノーです。サクラマスが最も口を使うとされている1.0m~1.5mのミドルレンジを抜群の安定感で潜行。初心者の方でもとても扱いやすいミノーです。

スミス D-CONTACT85

高比重、極薄フラットボディーの攻撃的ヘビーシンキングミノーです。抜群の水噛みで流れに負けない遊泳能力と、アクション・レンジコントロールが意のままに。沈むことを味方にすれば攻略の幅を格段に広げてくれます。

バスディ シュガーディープ 2/3 SG92F

アングラーのロッドワークに機敏に対応するレスポンス性能は、流れが利いていないポイント・利いているポイントどちらでも十分に発揮されます。このため幅広いフィールドをカバーできます。高性能がゆえに初心者・ベテラン問わず長年愛され続けているミノーです。

バイブレーション

一昔前までサクラマス用ルアーはミノーやスプーンが定番でしたが、近年バイブレーションがよく飛び・よく沈み・よく泳ぎ・良く釣れると非の打ちどころが見当たらないルアーと注目されています。そんな注目のおすすめバイブレーション3選をご紹介させていただきます。

バスディ レンジバイブ 80ES

知らない人はいない!といっても過言ではない程の名作。実績、飛距離、操作性どれをとっても他の追随を許さない実用性能で魚だけでなくアングラーをも魅了します。

ダイワ モアザン ミニエント57S

お手頃な一口サイズ、シャッドバイブレーションです。小さいからといって侮ってはいけません。自重11.5gと小型のボディにより生まれる抜群のキャスタビリティ。糸絡みなどのトラブルを低減するたに綿密な設計がなされています。小さいけどすごくパンチがあるバイブレーションです。

スミス ハイパーブレード 30g

港湾シーバスをターゲットに開発されたメタルバイブレーションです。2か所のラインホールがあり流れや水深といった状況にあわせて使い分けができます。川幅の大きいポイントや水深が深い場所にてミノーでは獲れないサクラマスに重宝します。

スプーン

スプーンの釣りは非常に奥が深いです。スプーンは数多くの形状があります。そしてカップの形状によってアクションがそれぞれ違います。この特徴を理解し操作しないとなかなか釣果には結びつきません。よく行くポイントの特徴を捉え、それに適した形状のスプーンを選定することをおすすめします。

スミス ピュア18g

止水域・流速域問わず、あらゆるシチュエーションで安定感ある泳ぎと、独特のカップ形状から生まれるヒラヒラしたフォーリングが特徴的です。

ダイワ チヌーク 17g~21g

流速域では流れに負けて浮き上がってきてしまい使いづらい部分があります。しかしこれ以外のポイントでは細身のシェイプと肉厚形状で、よく飛び・よく沈み・よく泳ぐ3拍子揃った頼れるスプーン。発売以来多くのアングラーから絶大な信用を得ているルアーでもあります。

フォレスト リアライズ18g~24g

細身のシェイプと形状はチヌークと似ていますが、流れにも負けない抜群の水噛みです。先端に独特のくぼみがあるのが特徴的で、このくぼみにはイレギュラーなアクションと独自のフラッシングでサクラマスにアピールする効果があります。

サクラマスの釣り方

サクラマス釣りのコツとは

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ミノー・スプーン・バイブレーションそれぞれの基本的な使い方を紹介していきます。

ミノーの基本的な釣り方

まず立ち位置より若干下流へキャストしたらダウン(完全に逆引き)になるまでナチュラルに泳がせます。このとき糸ふけだけを回収するイメージでできるだけリーリングはしないようにします。

 

そして逆引きになったらルアーが飛び出さないようにリーリングを調整して回収。まずはこの基本を体に覚えさせることが重要です。

スプーンの基本的な釣り方

流速域で狙いたい点を定めたら、水流や水深を考慮して上流にキャストします。着水後ボトムをとれたことが把握できたらミノー同様の操作を繰り返します。また、止水域では沈めて、アップさせてといったリフト&フォールが効果的です。

バイブレーションの基本的な釣り方

バイブレーションの使い方は基本的にスプーンと同じですが、スピードの緩急調整幅が広いといった特徴があります。ミノーやスプーンでは飛び出してしまうような高速リトリーブでも難なく泳ぐのが最大のメリットです。

北海道でのサクラマス釣り

北海道ではサーフからサクラマス釣りができる!

撮影:FISH PARADISE!編集部

北海道はショアからサクラマスを狙うことができる全国でも数少ないエリアです。そんな北海道のサクラマスゲームを紹介していきます。

シーズン・ポイント

北海道で海サクラマスが狙えるポイントはサーフ・磯・港湾・漁港と条件さえ整えば何処でも釣れます。シーズンは北海道内でも場所によって異なります。

 

道北・道東では4月〜6月に盛期を迎え、道央〜道南では1月から5月が一般的なシーズンとなります。 また、北海道では河川でのサクラマス遊魚が全面的に禁止されていますのでご注意ください。

タックル

海サクラマスは基本的に30g〜40g程度のルアーを使用するため、シーバスロッド(スピニングロッド)を併用することが出来る。目安として、9ft〜12ftのM〜MHクラスのロッドに3000〜4000番のリール。ラインはPEラインの1号〜1.5号であれば十分です。

全長(m):3.05
継数(本):2
仕舞(cm):157
自重(g):150
ルアーウエイト(g):10-50
適合ラインPE(号):0.8-2.0
適合ラインナイロン(lb):10-20
ギア比:6.2
最大ドラグ力(kg):12.0
自重(g):230
巻き取り長(cm):99
PE糸巻き量(号-m):1.2-310,1.5-200,2.0-170
ナイロン糸巻き量(lb-m):10-190,12-150,14-130

ルアー

広大なオープンウォーターにおいては飛距離が釣果を左右するといっても過言ではありませんので、メインは飛距離を稼ぎやすいジグやバイブなどを多用します。しかしサクラマスは想像以上に接岸することもあります。こういった場合はミノーで手返しよく攻めてみることをお勧めします。

 

どちらが釣れる?とは一概に言えないものでその日、その時の状況次第です。試行錯誤し釣果を出せると喜びもひとしおです。

釣り方

海サクラマスは回遊魚なので回遊待ち、またはランガンスタイルのどちらかになります。アクションなど難しく考えすぎず投げて巻くだけを意識し、いかにキャスト回数をこなすかが重要です。

 

また射程範囲内にサクラマスがいることが明確で反応がない場合はスピードやアクションに変化を与えて違ったアプローチを仕掛けると反応が得られることが往々にしてあります。

船でのサクラマス釣り(ジギング)

サクラマス釣りは船からもできる!

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近年、東北地方で人気急上昇のサクラマスジギングの詳細を紹介していきます。

シーズン

サクラマスジギングのシーズンは青森下北半島で1月下旬頃からポツポツ釣れだし 3月前後に盛期を迎えます。そしてこの下北半島で盛期を迎えると同時に岩手県三陸で釣れはじめ、そのシーズンにより差はあるものの大体4月後半あたりまで楽しめます。

タックル

サクラマスジギングに用いるタックルは6ft〜7ftのスロージギング用ロッドでMAXルアーウェイト200g程度を目安としていただければ問題ありません。

 

スピニングタックルかベイトタックルかは好みによりますが、水深計測できる機能がついたベイトリールがおすすめです。どちらにせよPEライン1.5号が200m程度巻けるキャパがあるリールを選ぶようにしてください。

全長(ft):6'5"
継数(本):2
仕舞(cm):149
自重(g):145
ルアーウエイト(g):MAX200
適合ラインPE(号):MAX1.5
ギア比:8.1
最大ドラグ力(kg):5.0
自重(g):255
巻き取り長(cm):81
PE糸巻き量(号-m):0.8-400,1-330,1.5-200

ルアー

ジギングですので使うのはジグです。 水深や潮の流れに合わせ100g〜200g程度のジグを使います。その日その日でカラーやアクションによって釣果に差が出ますので先ずは試行錯誤するのが重要です。備えあれば憂なしですので出来るだけ多くのジグを持っておくことをおすすめします。

釣り方

サクラマスジギングをする上で重要なのが、サクラマスの群れが回遊しているレンジを的確に捉えることです。船中で誰かにヒットすれば連続ヒットするケースが多くなりますので、ヒットした人にレンジやジャークパターンなど状況を聞くのが一番の近道になります。

サクラマスを釣りに行こう!

サクラマス釣りをエンジョイ!

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ご愛読ありがとうございました。綺麗なシルバーボディに精悍な顔つき、パワフルなファイトに魅了されるアングラーは年々増え続けています。そう簡単に釣れるターゲットではありませんが、一度その感覚を味わってしまうと虜になってしまうことでしょう。

 

ぜひ、この記事を参考にしてチャレンジしてみてください。


サクラマス釣りに必要な道具や釣り方とは