アイキャッチ画像撮影:FISH PARADISE!編集部
ジッターバグってどんなルアー?
撮影:FISH PARADISE!編集部
ジッターバグとは、上の写真のようにルアー前部にカップ状の大きなリップが付いているトップウォータープラグで、元々はアメリカのアーボガスト社が開発したルアーですが、現在では各ルアーメーカーからも発売されています。トップで狙う釣り、特にナマズやバスフィッシングにおいて根強い人気を誇るルアーです。リトリーブするとリップが水面を叩いて「カポッカポッ」という軽快な音が鳴ります。また、ルアー自体も大きな引き波を立てるためアピール度抜群のルアーです。
おすすめのジッターバグ10選
ジッターバグはアーボガスト社製のオリジナル以外にも各社から販売されています。
アーボガスト ジッターバグ
アーボガスト ジョインテッドジッターバグ
アーボガスト ジッターバグCF ジョインテッドクリッカー
アーボガスト ビッグアイジッターバグ
アーボガスト XL ジッターバグ
ダイワ ジッターバグ
メガバス ジッターバグ
スミス ジッターバグCF
スミス ジッターバグCF ジョインテッドクリッカー
ヘドン ジッターバグCF
ジッターバグの使い方
撮影:FISH PARADISE!編集部
ジッターバグはただ巻きで誘うのがセオリーです。カポカポ音と引き波によりただ巻きでも十分にアピールできるので、むしろ余計なアクションはこのルアー本来の機能を損なう恐れさえあります。また、ジッターバグは流れのある場所よりも池や川の淵など、流れのなるべくない箇所でより効果を発揮します。これは水の流れる音がジッターバグのカポカポ音と引き波の効果を弱めてしまうためです。ナマズを狙う場合は水草や壁の際にキャストしてただ巻き。キャストを繰り返してナマズを引きずり出しましょう!
ジッターバグのチューニング方法
ジッターバグは自分なりの工夫を加えることでより使いやすいルアーにチューニングすることができます。
フックの自由度をあげる
撮影:FISH PARADISE!編集部
ジッターバグは上の写真のようにフックの自由度が低いデザインになっています。ナマズはフッキングした時に体を回転させてフックを外そうとします。この際にフックの自由度が低いとテコの原理が働きフックアウトしやすくなってしまいます。そこでフックアイにスプリットリングを取りつけてフックの自由度をあげてやるといったチューニングがあります。
デュオ スプリットリング #3
ケミライトを装着できるようにする
出典:LUMICAホームページ
ナマズ釣りは夜間がメインのため、漁港などと違い基本的に明かりのない場所での釣りとなります。そこでジッターバグにケミライトを装着できるようにチューニングし、夜間でも視認性を保つことができます。ジッターバグ用のケミホルダーを使うことで簡単に取り付けが可能です。
ルミカ Xtrada ケミホルダー
フックをバーブレスに!
チューニングという程でもありませんが、ナマズ釣りの場合フックのカエシを潰してバーブレスにした方が良いです。というのもナマズは口が非常に硬く、カエシありのフックだと外すのにとても手こずります。これでは魚を弱らせてしまいますし、ナマズが暴れてフックが自分の手に刺さる恐れもあります。こういった事態を避けるためにもカエシはペンチなどで潰しておきましょう。
ジッターバグでナマズ狙い!
ジッターバグはナマズ釣りにおいては必須とも言える鉄板ルアーです。軽快なカポカポ音が鳴るジッターバグは使っているだけでも楽しいですし、さらにそこに自分好みのチューニングを加えることでより満足度の高いルアーに仕上がります。是非夏の夜にはジッターバグを使いこなしてナマズを仕留めましょう!