Vol.2 アジアアロワナとメダカ、アクアリウムの両極を極める(奈良県大和郡山市/さといなりさん)




アイキャッチ画像提供:さといなりさん

色々な形で魚に関わる人を特集する「魚好人」。第二回目は、奈良県大和郡山市にお住いのアクアリスト、さといなりさんのご自宅を取材させていただきました。金魚からアロワナ、メダカなど様々な魚を飼育し、知識も技術も豊富なさといなりさんの飼育環境や、魚へのこだわりなどをたっぷりとご紹介していきます!

アクアリウムとの出会い

さといなりさんにとってアクアリウムは小さな頃からとても身近な存在だったそうです。金魚の一大産地である大和郡山市が地元ということもあり、中学の頃から魚金魚を飼育していたというさといなりさん。金魚は特に土佐金が好きで、現在も立派な土佐金を飼育しておられました。

提供:さといなりさん

ただその当時は、購入していた雑誌にアロワナの特集も載っていたものの、特に興味は抱かなかったそうです。

興味の対象は、金魚からアロワナへ

さといなりさんがアロワナに興味を持つようになったのは、高校を卒業したタイミングだったそうです。運転免許を取得して行動範囲が一気に広がったことで、色々な熱帯魚ショップを巡るうちに、名古屋のアロワナ専門店を訪れたさといなりさん。そこから、一気にアロワナの世界にのめり込みます。

アロワナ混泳水槽に圧巻!

撮影:FISH PARADISE!編集部

玄関を入ってすぐに設置されているアロワナ混泳水槽は、圧巻の光景でした。ゴールデンを主体に、立派な個体が悠々と泳いでおり、大型魚好きなら見ているだけで見とれてしまうこと間違いなしです。

提供:さといなりさん

ろ過方式は新水注入式オーバーフローを採用しており、アロワナ水槽を設置するための配管やスペースを考えて現在のご自宅も建てられたそうです。このろ過方式により、日々のメンテナンスはとても少なく済んでいるそう。大型魚を飼育している方は、この方式を採用している方も多いのではと、さといなりさんはお話してくれましたが、このような環境を自宅に構築するのは、ただアロワナが好きなだけでは、できないことなのではないでしょうか。

撮影:FISH PARADISE!編集部

一個体一個体がとても大切に飼い込まれているのが、初めて見る人でもよくわかります。

提供:さといなりさん

頭の先まで金色が伸びている非常に綺麗な個体も。ここまで金色が伸びている個体はかなり珍しいそうです。

撮影:FISH PARADISE!編集部

こちらはレッドアロワナ。こちらの個体も発色・体高ともに抜群です。

 

現在飼育しているアロワナの中には10年以上前に購入した個体もいるそうで、非常に大切に愛情を持って飼育されているのが取材の中でも、ひしひしと伝わってきました。

撮影:FISH PARADISE!編集部

さといなりさんのアジアアロワナを見ていて気がつくのが、ここの個体の綺麗さです。アロワナの多頭飼いと言うと、普通は水槽内でのバランスを取るのが難しく、多少なりともヒレが裂けたりしてしまうものですが、さといなりさんの飼育しているアロワナ達は大きなヒレの裂けなども見られません。

提供:さといなりさん

これは、絶妙な力関係のバランスで成り立っているそうで、これまでに様々な試行錯誤の結果とのこと。数々の失敗も踏まえ、長年の飼育経験が成せるものだと言えます。

撮影:FISH PARADISE!編集部

お子さんもパパが飼育している魚たちに興味津々。ご家族でアクアリウムを楽しまれている姿はとても微笑ましかったです。

昨年からメダカにどっぷりハマる!

撮影:FISH PARADISE!編集部

アロワナ飼育を長年続けてきたさといなりさんですが、昨年からはメダカにどっぷりとはまっているそう。屋外のデッキにある飼育場には沢山の改良メダカたちが、所狭しと並んでいました。容器やエアレーションの配管なども非常に整理されていて、各容器にはパッと見ただけでも、ハッとさせられるような良個体が元気に泳いでいました。

提供:さといなりさん

コントラストが美しい紅白ラメ。

提供:さといなりさん

ヒレの縁取りとラメがとても綺麗な品種。

提供:さといなりさん

複雑な色合い・輝きを持つメダカも。この他にも沢山の品種の改良めだかが、きっちりと管理された環境で飼育されていました。

 

一方で、玄関には、冬季に向けて採卵を計画している個体達の水槽がズラリと並んでいました。

撮影:FISH PARADISE!編集部

現在は、緑光と様々な品種を掛け合わせに取り組んでいるそうです。この水槽群からどんな表現のメダカが生まれるのかとても楽しみだと語ってくださいました。

撮影:FISH PARADISE!編集部

取材の最後には、お土産でメダカまで頂いてしまいました…。ありがとうございました!

さといなりさんにとって、アジアアロワナとメダカの魅力とは?

最後に、さといなりさんにとってのアジアアロワナとメダカの魅力についてお聞きしました。アロワナとメダカ、サイズも特徴も真逆とも言える魚とも言えますが、なぜその2つにハマったのでしょうか。

 

さといなりさん曰く、アロワナの魅力は他の魚にはない「迫力」「豪華さ」だそうです。餌を食べる時の豪快な食べっぷりはシンプルに格好良く、ほかの魚では味わえない魅力だそうです。また、ゴールデンやレッドなど、アジアアロワナ特有の非常に派手で豪華な外見は、やはり他の観賞魚には中々ない特徴で、そこにさといなりさんは強く惹かれたとのことでした。

 

反対に、メダカの魅力は?お聞きしたところ、「自分で増やせる」「オリジナルのメダカを作れる」こととのことでした。アロワナの場合は、水槽下での繁殖は非常に難しいのに対し、メダカは飼育初心者でも簡単に繁殖させることができます。また、メダカの場合は飼育・繁殖のしやすさに加え、世代交代も早いので、自分で様々な掛け合わせを楽しむことも可能です。オリジナルのメダカを作り出すことができるのも、アロワナとはまた違った大きな魅力だ、とさといなりさんはお話ししてくれました。

 

 

今後はよりメダカの飼育に力を入れていく予定のさといなりさん。インスタグラムとブログで日々のアクアライフを発信されていますので、気になった方は是非チェックしてください。

さといなりさんのインスタグラムはこちら

さといなりさんのアロワナブログはこちら

さといなりさんのめだかブログはこちら

 

さといなりさん、この度は、お忙しい所ご対応いただき、ありがとうございました!(頂いたメダカも大切に育てます!)

ABOUTこの記事をかいた人

FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!