トラウトミノーおすすめ16選とエリア・ネイティブ別の使い方!

アイキャッチ画像撮影:FISH PARADISE編集部

トラウトミノーの種類

トラウトミノーの種類

 

トラウトミノーには大きく分けて3種類のタイプがあります。それぞれどんな特徴があるかおさらいしておきましょう。

フローティングミノー

静止状態だと水面に浮くタイプのミノーで、リールを巻くと水中に潜るように設計されています。活性が高く、水面を意識している魚が多い時に有効になります。

サスペンドミノー

サスペンドとはその場にとどまるという意味で、水中で浮きも沈みもせずに、ある層でとどまるタイプのミノーです。魚にじっくりと水中でアピールできます。

シンキングミノー

シンキングミノーは静止状態だと底に沈んでいくルアーです。シンキングミノーの中にはヘビーシンキングタイプと言って沈むスピードが非常に早いタイプもあります。

エリアとネイティブではトラウトミノーの作りも異なる

トラウトフィッシングは大きく分けると、エリアトラウトと呼ばれる管理釣り場での釣りと、ネイティブトラウトと呼ばれる自然の渓流や湖での釣りに分けられます。狙う魚は同じトラウトでも、両者では魚の性質が大きく異な理、それに伴ってトラウトミノーも根本的には設計が異なります。

 

エリア系のトラウトミノーの場合は、基本的に軽量で小さくゆっくりとした動きを演出できるタイプが多いです。反対に、ネイティブ系のトラウトミノーの場合、重さはエリアのトラウトミノーに比べると重いものが多く、アクションも激しく大きなものが多いです。

 

エリアトラウトは日々ルアーの動きをみていてスレている(ルアーを見切ってしまいやすい)ので、繊細なアプローチができるように設計されています。

 

また、管理釣り場は例外もありますが、水深は浅めのところが多く、流れもあまりない場所が多いです。そのため、ネイティブトラウトのように重いルアーである必要はありません。

ネイティブでのトラウトミノー

 

ネイティブトラウトの場合は、特に渓流などの流れや水深があるポイントを攻めやすいように重めで流れの中でも大きくアクションするように設計されていると言えます。

 

ただし、必ずしもエリアならエリアトラウト専用、ネイティブならネイティブトラウト専用のトラウトミノーが有効というわけではなく、状況によってはエリアでネイティブ系のトラウトミノーを使ったり、反対にネイティブでエリア系のトラウトミノーを使用すると効果的な場合もあります。

 

注意点としては、管理釣り場によっては、ルアーの重さや大きさの上限が決まっている場合もあるので、その場合はネイティブ系のトラウトミノーは使用しないようにしましょう。

 

おすすめのトラウトミノーおすすめ16選

おすすめのトラウトミノーを選んでみました。管理釣り場や渓流など、フィールドによって使い分けが必要になることもあります。それぞれ、おすすめをご紹介します。

管理釣り場におすすめのトラウトミノー6選

ハンクル ザッガー

トーナメンターにも愛用されている有名管釣りミノーの一つ。2020年2月には65 SSシリーズに新色も追加されます!

ハンクル ZAGGER 65 F1 (ザッガー 65 エフワン) #カフェシャレッドグロー

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スミス パニッシュエリア

トゥイッチ時の予測不能な動きが、やる気のない魚にスイッチをON!エリア専用カラーも多数発売されています。

ラパラ カウントダウン3

世界のラパラが売り出す王道ミノーの3cmサイズが、エリアトラウトにぴったり!バルサ材特有の細かな動きがマスを誘惑します。村田基監修カラーも要チェック!

ハルシオンシステム デンスエリア

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止水域でも使いやすいようにセティングされたトラウトミノー。ボトム付近のダートアクションが底に潜む大物を誘い出します。

アイジェットリンク ブラストイット

フローティングとシンキングの両タイプで、あらゆる状況にマッチ。種類によってはネイティブと兼用してもOK!

ロブルアー ブランキー

ミノークランクと言う位置付けで、なんと死んだ魚の捕食をイメージしている画期的なトラウトミノー。巻くだけではなく、浮かべるアピールが効果的!

渓流釣りにおすすめのトラウトミノー5選

スミス  Dコンタクト

ネイティブトラウトミノーのど定番!ひとまずこれだけは買っておいて損はなし!

シマノ カーディフ ストリームフラット

連続トゥイッチで大きな平打ち!流れの中でもしっかりと高アピールしてくれます。

シマノ(SHIMANO) ルアー カーディフ ストリームフラット 65ES ZN-365T 006 キョウリンアカキン

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¥1,360(as of 03/18 20:41)
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バスディ シュガーミノー

バリエーションが豊富なバスデイの人気トラウトミノー。

PARMS(アングラーズリパブリック) アレキサンドラ

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サイトフィッシングにもおすすめなフラットトラウトミノー。サイズ・ウェイト展開も細かく、スレたフィールドでの奥の手としてもGOOD。

タックルハウス バフェット ドラス

レンジやルートのコントロールがしやすく、障害物エリアのピン打ちなどにもおすすめ。

 

本流・湖沼におすすめのトラウトミノー5選

パームス ミルドレッド

ダート重視のアクションで、遠くのポイントでもしっかりアピール。音にもこだわった本流トラウトミノー。

ティムコ シュマリ

激しい流れでも、しっかり泳ぐ!11cmフローティングパターンが新作として登場!

イトウクラフト キャリパー

ヘビーシンキングで幅広いレンジを探る!多彩なカラーも魅力的。

スミス DDパニッシュ

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流れの早い中下流の本流域を想定したトラウトミノー。重心移動ウェイト搭載!

ティモン(ジャッカル) トリコロール

越中雪代ブルーバックなど、かなり個性的なカラーが特徴的なトラウトミノー。マグネット固定の重心移動を搭載し、飛距離と安定性を両立。

トラウトミノーイングにおすすめのタックル

トラウトミノーに適したタックル

 

トラウトミノーを扱うのに適したタックルはどのようなものがいいのでしょうか。ミノーイングに適しているタックルについてもご紹介します。

エリアトラウトのミノーイングタックル

エリアトラウトの場合は、長さ6ft前後の少し張りのあるロッドがミノーイングにおすすめです。ただし、ネイティブ用のロッドではなく、あくまでエリア用のロッドから選ぶようにしましょう。

 

ネイティブ用だと張りがありすぎて、ショートバイトを弾いてしまう恐れがあります。リールは1000~2000番クラスのスピニングリールがおすすめです。

 

ラインは、初心者であれば魚の大きさに合わせて3~5lbのナイロンライン、慣れてきたら感度のいいPEラインを取り入れてみると良いと思います(0.2~0.5号程度)。PEラインを選ぶ場合は、リーダーを必ず結びましょう。

ネイティブトラウトのミノーイングタックル

ネイティブトラウトの場合も、張りのあるロッドを選ぶ方がアクションをつけやすいと思います。長さはフィールドに合わせて選択し、リールとラインも狙うトラウトの種類や大きさによって変えます。

 

渓流であれば、5~6ft前後に1000~2000番程度のスピニングリール、本流や湖などであれば、7~9ft前後に2000~2500番程度のスピニングリールが良いでしょう。最近は渓流ベイトも人気があり、トラウトミノーを渓流ベイトで楽しむのも面白いかもしれません。

 

トラウトミノーの使い方

トラウトミノーの基本的な使い方もご紹介します。ルアーを通すコースや水深をうまく変化させ、色々な方法でトラウトにアプローチしてみましょう。

管理釣り場でのトラウトミノーの使い方

管理釣り場でのトラウトミノーのアクションのコツなどをご紹介します。今回は止水エリアでの場合の使い方です。

デッドスローでスレたマスを食わせる

管理釣り場のトラウトは基本的にルアーを見慣れているので、ゆっくりとしたアクションが基本になります。ミノーを扱うときも一定のスピードでゆっくり巻く釣りはしっかりと押さえておきましょう。

「ストップ&ゴー」を取り入れよう

その名の通り、糸を巻いたり止めたりしてアピールする方法です。動きに変化があると、トラウトが「おっ!?」と思い、食いついてきます。止める時間や感覚を変えたりして工夫してみましょう。

デジ巻きも効果的

一定の感覚でリールハンドルを3分の1回転や半回転させるデジ巻きもトラウトミノーのアクションとしては有効です。トラウトにじっくりとミノーを見せる時間を与えると時にはとても効果的です。

イワナ系にはトゥイッチも効く

イワナ系のトラウトには、チョンチョンと細かく動くトゥイッチがよく効きます。デッドスローなどでは見向きもしない魚にスイッチを入れる為にも、引き出しとしてトゥイッチを覚えておきましょう。

ジャークでスイッチを一気に入れる

ジャークはミノーを素早く大きく引いてくる釣り方です。他のアクションに織り交ぜるとバリエーションが増え流のでおすすめです。

シェイクでアクションに幅を持たせる

竿先を震わせるシェイクも表層にいるやる気のない魚にアピールする方法として有効です。

流れ込みや障害物の影など変化のあるポイントを狙う

止水域での釣りが多いエリアトラウトですが、小さな流れ込みや石などの隠れ家がある場合は、そのような変化のあるポイントを狙うと良いでしょう。

自然エリアでのトラウトミノーの使い方

基本はトゥイッチで誘いを入れながらのリーリング

流れのある河川などでは、基本的にはトゥイッチを入れながらミノーを泳がせる釣り方が基本になります。

ボトムを叩いてみるのもあり

ボトムまで一気にシンキングミノーを沈ませたり、深く潜るミノーでボトムをコンコンと叩いてみるのも釣り方n一つです。

アップクロス・ダウンクロスを使い分ける

河川の流れに対して上流側に投げたり、反対に流れの下側に投げて巻いきたりと魚に色々な角度からミノーを見せてあげましょう。

障害物や反転流を狙ってみる

エリアトラウト同様、障害物や流れ込みの両脇などの反転流にはトラウトがつきやすいです。変化のあるポイントを重点的に攻めてみましょう。

ミノーの遊泳層を意識して、低活性のトラウトを狙う

トラウトは小さなルアーの変化に反応します。ルアーが泳ぐ層をいつも一緒にせずに、様々な深さを探ってみると良いでしょう。

トラウトミノーで釣る楽しみを

トラウトミノーで大物を狙おう!

 

トラウトを釣る方法はミノーの他にもたくさんありますが、トラウトミノーは動きも色々と考えられて作られているので、自分の使い方次第で非常にバリエーションも多くできます。

 

そのため、トラウトミノーで釣った時の嬉しさも格別です。皆さんも、是非、トラウトミノーでの釣りにチャレンジしてみてください!