ストリンガーで新鮮に大物を持ち帰ろう!人気ランキングTOP10

ストリンガーってどんな道具?

ストリンガーとはどんな道具?

 

ストリンガーとは、魚を生きたまま釣り場で保管しておくための道具のことを言います。

 

ロープの先に大きなクリップのような金具がついていて、魚の口と下顎に金具を通しロックしておき、水中に沈めておくことで魚を新鮮な状態で生かしておくことが可能です。ストリンガーはシーバスやクロダイなどによく利用されます。

バケツやスカリとの違い

バケツとストリンガーの違いとは?

 

ストリンガーとバケツやスカリとの違いは魚をより自然な状態で活かしておける点にメリットがあります。バケツやスカリはスペースが狭いため魚にとってストレスがかかりやすく、鮮度の面でも好ましくありません。また、バケツの場合は水温も上がりやすいため魚を傷める危険性もあります。

 

その点ストリンガーは水中にある程度自由に活かしておくことが可能なため、 魚がストレスを感じにくく鮮度も落ちにくい点がメリットといえます。ただ、口が切れやすい魚や小型の魚はストリンガーが使えないため、その場合はバケツやスカリを使用するなどうまく使い分けるとよいです。

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ストリンガーのメリットとデメリット

ストリンガーのメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

メリット

ストリンガーを使うことのメリット

 

メリットとして、クーラーやスカリに入らないような大物でも生かしたままにできるという点です。また、金具の数を増やせば複数匹の保存も可能です。さらに、ロープの長さをかえることができるので、足場の高い釣り場などでも重宝します。

デメリット

ストリンガーのデメリットとは?

デメリットとして、口が弱い魚種だと逃げられてしまう可能性があるという点です。また、エラに金具を通してしまうと、水中で暴れてエラが傷つき弱ってしまう場合があります。口が弱い魚はスカリなどを使ったほうが良いでしょう。

ストリンガーの選び方

ストリンガーを選ぶ際のポイントを確認しておきましょう。

フックの本数

ストリンガーはフックを増やすことも可能!

 

ストリンガーには複数のフックが搭載されているものがほとんどです。基本的には1つのフックにつき、1匹の魚をストックできるので、たくさん釣れた時のためなら多めのフック数のストリンガーを選ぶと良いでしょう。ただし、フックの本数が多いと絡みの原因にもなるので注意が必要です。

フックのサイズ

ストリンガーは魚のサイズにあったものを使おう

 

フックのサイズは、繋いでおく魚の口のサイズにあったものを選びましょう。特にフックのサイズが魚に対して小さすぎても大きすぎても、魚を傷つけてしまいかねません。ターゲットをある程度想定した上で、フックサイズを選ぶようにしましょう。

フックの強さ

ストリンガーはフックの強さも重要な要素!

 

フックのサイズに加えて、フックの強度も選ぶ際には重要です。特に、暴れる力の強い魚などに使う際は、フックの強度もそれなりのものを選びましょう。フックの太さなども参考になります。

フックのロック方法

ストリンガーには2通りのロック方式があります

 

ストリンガーのフックのロック方法にはバネ式のものやクリップ式のものがあります。強度があるのはバネ式ですが脱着がしやすいのはクリップ式なので、使い勝手を優先するならクリップ式を選びましょう。

フロートの有無

フロート付きのストリンガーが便利!

 

ストリンガーにはフロート(浮き)がついているものとついていないものがあります。フロートがついているものは魚をおいている位置が把握しやすいので、視認性が高くおすすめです。

ロープの長さ

ストリンガーのロープには余裕を持った長さを

 

ロープの長さも使用場所によって使いやすい長さが変わってくるので重要です。足場の高い防波堤などで使用する場合は、長めのロープがついているストリンガーを選びましょう。カヤックなどで使用する際はストリンガーのロープは短くても問題ありません。

ホルダーの有無

ストリンガーの中にはロープを巻いて収納しておくホルダーがついたものがあります。ホルダーは必須の道具ではありませんが、ロープをコンパクトに収納したい人におすすめです。

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ストリンガーおすすめランキングTOP10!

おすすめのストリンガーを集めてみました。生きたまま魚を保存し、美味しく食べるために1つは持っておくと重宝します。

第10位 シマノ ハンディーストリンガー3.0

スナップ式のストリンガーでロープの長さも長いので、色々な状況で使用できます。カラビナ付きなので、ライフジャケットなどにも簡単に固定することができます。

第9位 プロマリン ストリンガーセット ATE200

コストパフォーマンスに優れたストリンガーで、ストリンガーの数は8個と多いのも魅力の一つです。ロープは2mと短いので、ウェーディングなどに使用用途は限られます。

第8位 タカ産業 ロープW ウェーディングストリンガー

ウェーディング専用設計のストリンガーで、リール付き・フロート付きが特徴。ロープは短めなので、取り回しも良いストリンガーと言えます。

第7位 ベルモント タフニウムストリンガー

大型魚にも対応したタフネス重視のストリンガーで、バネ式を採用しているのが特徴です。リールはついていませんが、ロープを巻いておくボディはコンパクトになっています。

第6位 がまかつ チヌストリンガーセット

クロダイ用のストリンガーでロープのカラーは視認性の高いレッドを採用。ストリンガー部分はステンレスを採用していて、錆びにくいのもGOOD。

第5位 ヤマワ産業 パーフェクトストリンガーフック

小さな力でもオープンしやすいストリンガーで、魚のことをしっかりと考えられているのが特徴です。ロープなどはついていないシンプルなストリンガーだからこそ、自分でカスタムできます。

第4位 サンナー フロート付ストリンガー

ストリンガー部分が金属製ではなくプラスチック製のため、使用後に洗い流すのを忘れてしまっても錆びることがありません。フロート付きで安価なのもいいですね。

第3位 ベルモント MP-092 ストリンガー ロープ付きセット

リーズナブルであるにも関わらず、作りはしっかりとしており、様々な魚種に使用できます。ロープも長めなので防波堤などでも使用しやすい設計です。

第2位 ゴールデンミーン GMストリンガー

コンパクトなストリンガーで、実用性と携帯性を両立しています。カラーも4色用意されているので、ファッション性にも配慮されているのは嬉しいポイントです。

第1位 ゴールデンミーン GMリールストリンガー II

リール付きのストリンガーで、リールには大型魚にも対応できるようドラグも搭載されています。ロープやストリンガー部分の作りも頑丈に作られた、まさに大型魚対応のハイスペックストリンガーです。

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ストリンガーの使い方と注意点

ストリンガーの使用方法と注意点を確認しておきましょう。

ストリンガーはエラではなく顎に

ストリンガーは下顎に通そう

 

ストリンガーは下顎に通すのが一般的な使用方法です。エラには通さないほうが良いでしょう。なぜなら、エラに通すことで、魚が暴れた時にエラを傷つけ弱ってしまうためです。

あわせて読む:  バチ抜けパターンでシーバス攻略!ルアー選びや釣り方とは?

 

ただし、顎が弱い魚の場合は、最悪の場合顎が裂けてストリンガーから外れてしまう場合もあります。そのような魚の場合は、持ち帰ることを前提でエラに通して使用しても良いでしょう。

ストリンガーの固定方法

防波堤

ストリンガーはどこに結んでおく?

 

防波堤では自分のクーラーなど重さがあるのものにストリンガーのロープを結んでおきましょう。船の係留金具などが防波堤にはよくありますが、漁師さんに迷惑がかかるので使用しないようにしましょう。

 

サーフや河川のウェーディングなど

ストリンガーはサーフでも使える?

 

立ち込んで釣りをする場合は、自分のウェーダーなどの腰ロープやライフジャケットにロープを結んでキープする方法があります。もしくは、地面に打ち込むタイプの竿立てなどに結ぶこともできます。

 

ただし、波打ち際だと水中に舞った砂利や泥などで魚がすぐに弱ってしまうので、できるなら早めに締めてクーラーボックスに入れてしまうのがベストです。

 

磯場

磯ではストリンガーはピトンに結ぼう

 

磯場はピトンを打ち、ストリンガーを結ぶようにするのがベストです。クーラーなどに固定する方法もありますが、流されないようにしっかりとチェックする必要があります。

ストリンガーでキープできない魚

サワラはストリンガーには向かない?

 

魚を活かしておく上で便利なストリンガーですが、使用するのに適さない魚もいます。代表的な魚では サワラなどはストリンガーを使ってもすぐに死んでしまうため鮮度が落ちやすいです。

 

また、青物などは広範囲を泳ぐため障害物などに絡まるか最悪ストリンガーのラインが切れてしまう恐れもあります。他には30cm以下の小型魚はフックのサイズが大きすぎるためストリンガーのキープには適していません。

使用後はしっかり水洗いを

ストリンガーを使った後はしっかり水洗いを!

 

ストリンガーも他の釣り具と同様に使用後はしっかりと水洗いをして手入れすることをおすすめします。海水に浸しているため金具の部分はもちろん、ラインの部分も劣化しやすく 塩抜きは必須といえます。

 

水洗いをしっかりと行うことでサビ防止や腐食を防ぐことができます。また、魚の匂いが残ってしまう可能性もあるため、清潔に保つことも長く快適に使う上で大切です。

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ストリンガーを使った血抜きについて

魚を鮮度よく持ち帰る上で重要な血抜きはストリンガーを使うことでより効率よく簡単に行うことも可能となります。正しい方法を行えばより鮮度の高い魚を手軽に持ち帰ることもできます。

ストリンガーを使うことのメリット

ストリンガーを使った血抜きのメリットとは?

 

通常はバケツやスカリを使って血抜きを行うことが多いですが、ストリンガーを使うことでより手軽に効率よく血抜きを行うことができます。

 

自由度の高いストリンガーなら魚が動きやすいためその分早く血も抜けていき、さらには常に新鮮な海水が供給される点もメリットになります。ストリンガーに繋いでから〆ておけばそのまま次の釣りをしながら血抜きを行うことができる点も魅力です。

血抜きの方法

ストリンガーを使った血抜きの方法

 

血抜きは魚のエラをナイフやハサミなどで切り、可能であれば尻尾の部分にも切れ込みを入れておきます。この時あまり深く切ってしまうと死んでしまうためあくまで血が抜ける程度に切るとその後の血抜けがよくなります。

 

血抜き後は魚をビニール袋などに入れてたっぷりの氷を入れたクーラーボックスで保管し持ち帰ります。この時に新聞紙などで魚を巻いておくと氷が直接触れて身が傷むのを防いでくれるため用意しておくとよりよいです。

注意点

ストリンガーで血抜きをするときに注意すること

 

ストリンガーを使った血抜きは手軽で効率もよくおすすめですが、いくつか注意すべきポイントがあります。まず、魚の血に誘われてサメやウツボなどが寄ってくるとせっかくの魚をかじられたりしてしまうため注意が必要です。

 

また、長時間海水につけたままだと身が傷んでしまうためこの点も配慮する必要があります。ほかには波のある場所では岸壁や岩場などに当たらないようにしておかないと、魚体やラインを傷める危険もあるため、魚を繋いでおく場所も吟味しておくとよいです。

ストリンガーがあれば、大物が釣れても安心!

ストリンガーで新鮮に魚を持ち帰ろう

 

大きな魚が釣れたら、持って帰って食べたいものですが、いちいち釣り場に大物用のポンプ付きクーラーを持っていくのはなかなか手間です。ストリンガーガーあれば、魚を生かしたまま釣りを続けられて移動も楽々。

 

仮に魚が釣れなくてもコンパクトに収納できるので、とっても便利ですね。あなたもぜひ、今度の釣りにはストリンガーを持って行ってみてはいかがでしょうか。

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