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目次
アジングでメタルジグを使うメリット

出典:アブガルシア
アジングではワームを使った釣りが主流ですが、状況によってメタルジグを取り入れることで釣果を伸ばすことができます。
飛距離を出せる
メタルジグは空気抵抗が少ない形状をしていることに加えて、比重が重いため遠投性能が抜群です。軽量のワームでは飛距離が出ない、風が吹くと投げ難いといった面があり、メタルジグに分があります。また、近場でアタリがない場合に遠投することによって、沖を回遊するアジを狙うことが可能。広範囲を探ることができるため魚を探す際にも重宝します。
高アピール力
メタルジグの光沢によるフラッシングには高いアピール力があります。さらにフォール時にユラユラと不規則なアクションをするため、目に留まりやすく魚が散っている場合でも効率よく引き寄せてバイトに持ち込むことができます。また、アピール性能の高さはリアクションバイトを誘発させることも可能です。
ルアーが見切られにくい
アジを含む青物は視力に優れますが、重く小柄なジグはフォールスピードが速いため、見切られにくいというメリットがあります。中~高速リトリーブでもしっかり泳ぐので、アジが見切る前にバイトに持ち込むことができます。さらに、時折ロッドをしゃくり不規則なアクションを挟むことによって、より魚の目を欺くことが可能です。
大型のアジが釣れやすい
大型のアジはベイトフィッシュとなる小魚を主に狙っています。メタルジグはそのフォルムとサイズがマッチしているため、比較的警戒心の強い大型にも口を使わせることができます。また、小型は表層、大型は底層と別れて回遊しているパターンも珍しくはないので、フォールスピードが速く効率よく深場を攻められるジグは効果的です。
おすすめのアジング用メタルジグ12選
メタルジグは種類が多く状況によって使い分けることが大切です。そんな数あるアジング用メタルジグの中からおすすめのジグをご紹介します。
ダイワ 月下美人 プリズナーTG
高比重のタングステン製で飛距離は抜群。ボディは平たく水の抵抗を受けてヒラヒラとフォールし、派手すぎないアクションは状況に左右されず安定した釣果が期待できます。水深と魚のいる距離に応じて3g、5g、7gを使い分けましょう。
シマノ ソアレ メタルショットTG
タングステン製のメタルジグ。バランスがセンター寄りに設計されていて、これによってフォール時にドリフトアクションを生み、リアクションバイトに持ち込みます。ラインナップは豊富ですが、アジングでは3gもしくは7gが使い勝手がよいでしょう。
シマノ(SHIMANO) メタルジグ ソアレ TG エース 35mm 7g レッドゴールドゼブラグロー 06T JT-207P ルアー
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アブガルシア マイクロジグフラット
フラットな形状はフォール時に水平姿勢を保ち、アジにアピールします。テンションをかけた状態からフリーフォールに変えると滑るようにバックスライドするため、リアクションバイトを誘うことができます。1g、2g、3g、5g、7gを状況によって使い分けることが大切です。
アブガルシア(Abu Garcia) メタルジグ マイクロジグフラット 7g ブルーピンク SSMJF7-BPK
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メジャークラフト ジグパラマイクロ
幅広のボディによって生まれる派手なアクションが特徴で、とてもアピール力の高いジグです。アクション一つ一つの振れ幅が大きく活性の高いアジを効率よく釣るのに最適。アジングでは3g、5g、7gがおすすめです。
メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ マイクロ ゼブラグロー 5g
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ジャッカル ナノドロップ
アジング専用に設計されたメタルジグ。数ある中でも特に軽量の部類でヒラヒラと揺れながらフォールしつつ魚を寄せ、ラバー付きのフックでしっかりと食い込ませることができます。浅場では0.8gと1g、飛距離を出したい場合に1.5gを使うとよいでしょう。
JACKALL(ジャッカル) スプーン ナノドロップ1.5g グローチャート.
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ティクト クールジグ
空気抵抗を受けにくい細身のフォルムによって抜群の飛距離を誇ります。また、ベイトフィッシュとなる小魚に近い形状をしているのでバイトを誘発させることができます。アジングでは3gと6.5gを使い分けましょう。
ティクト(TICT) メタルジグ クールジグ 35mm CJ-04 UVピンクパールBMG
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ジャクソン 飛びすぎダニエル
後方に重心を置くことでキャスト時に安定した姿勢を保ち圧倒的な飛距離を出すことができます。リトリーブするとウォブリングするため、しっかりと魚にアピール。アジングには1g、3g、5gがおすすめです。
メガバス マキッパ
リア部分にブレードが付いたブレードジグ。フラッシング効果が高く、リトリーブ時の姿勢が安定するため、魚のいるレンジをキープしやすいメリットがあります。水深とアジのサイズによって3g、5g、7gを使い分けましょう。
メガバス(Megabass) メタルジグ MAKIPPA(マキッパ) 3g アカキン
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ストーム(ラパラ) 五目ジグ
“左右非対称”のフォルムが大きな特徴です。これによってロッドをしゃくればスライドし、大きくアピールします。アジ以外の魚種にも効果を発揮する万能タイプ。3gもしくは5gがアジングに最適なサイズです。
スミス シラスジグⅡ
その名の通りフォルムをシラスに似せたジグです。リトリーブするだけでテール部が左右に振れ、小魚のようなアクションをします。シラスや小魚をメインベイトとするアジに効果大。アジングには5.5gがよいでしょう。
ジャズ 爆釣ジグⅡ
センターバランスとスタンダードな形状は安定した飛距離とフォール姿勢を実現しており、とても扱いやすい設計となっています。その汎用性の高さによって状況問わず使うことができます。3gと5gが使い勝手がよいでしょう。
ルーディーズ 魚子メタル
左右非対称かつ小さめのボディによって水の抵抗を受け、ユラユラとナチュラルなアクションで口を使わせます。0.6g、0.8g、1g、1.5g、2g、3gとラインナップも豊富でアジのサイズと水深によって使い分けましょう。
魚子メタル ギョシメタル スロージグ アジ アジング メバル メバリング (アカキンラメ, 1g)
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アジングのメタルジグのフックセッティング
アジはジグを追ってそのままリアフックにバイトすることも少なくありません。そのため、リアフックは着けることをおすすめします。フロントフックは着けることによって掛かる確率は高くなるものの、アクションにも影響しライン絡みの原因にもなります。活性が高い時には装着し、渋い場合は外すなど状況に合わせて着脱するとよいでしょう。
メタルジグでのアジングに適したタックル
繊細さが求められるためタックル選びも重要となります。そんなアジングに適したロッド、リール、ラインをご紹介します。
ロッド
水深の浅い漁港など、飛距離が必要ない場合は6.5フィートの硬さULクラスが扱いやすいです。近距離から中距離であれば7フィートのLクラス、遠投メインは7.5~8フィートのLクラスがよいでしょう。軽いルアーがメインとなるので、適合ルアー重量は5g以下のものがおすすめ。重量のあるルアーを遠投する場合は適合ルアー重量7~10g程のロッドが必要になります。
アジングロッドについては、下記記事で詳しくご紹介していますので、合わせてお読み下さい。
リール
太いラインを使うことがないので、1000~2000番クラスのリールがよいでしょう。ナイロンラインしくはフロロラインの場合は100m、遠投重視でPEラインを使うのであれば150m程のラインキャパが必要です。また、アジの口は弱く切れやすいため、ドラグ性能がしっかりとしたものをおすすめします。
ライン
ナイロンラインもしくはフロロラインの2~3ポンドがおすすめです。ナイロンはライントラブルが少ないのですが感度はよくありません。一方、フロロはライントラブルが多いものの感度がよいので、状況によって使い分けましょう。飛距離重視であればPEラインもおすすめ。0.3号前後が一般的です。
アジングにおけるメタルジグのアクション
メタルジグのアクションは釣果に大きく影響します。アジに口を使わせる効果的なアクションをご紹介します。
リフト&フォール
メタルジグを魚のいる水深までフォールさせ、到達したら竿先を持ち上げリフトします。そして、リトリーブしながらすぐさま竿先を下げフォール。この繰り返しとなります。ポイントはリフト後のフォール時間を調整し、魚のいる層からジグを離さないことです。また、フォール時にアタリが多発するため、気を抜かないようにしましょう。
ジャーク
ロッドをあおりジグを跳ね上げるようにジャークさせます。アジの活性に応じて、ハイピッチとスローピッチを使い分けましょう。また、ジャーク後にフォールさせることで食わせの間を作ることも大切。あまり強くジャークするとバイトしても口が切れてしまう可能性があるので注意する必要があります。
ただ巻き
アジにはただ巻きも効果的です。魚のいる層までフォールさせ、一定の速度でリトリーブします。活性が低ければ遅く高ければ速めにと、リトリーブ速度を調節することが肝心。足元まで追ってくることも少なくはないため、最後まで気は抜けません。リトリーブするだけでしっかりアピールするジグを使いましょう。
メタルジグはアジングをより楽しくする!

出展:写真AC
アジングはワームのイメージを持たれがちですが、メタルジグも外せないメソッドの一つです。圧倒的な飛距離とアピール力を兼ね備え、大型のアジにも効果的。ワームの出番が多い人も一度使ってみてはいかがでしょうか?アジングの楽しさを倍増させてくれることでしょう。