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偏光グラスの釣りでの役割
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アウトドアで使うことの多い偏光グラスですが、釣りで使用する場合にはどのような役割があるのでしょうか。
水中が見えやすくなる
偏光グラスを使うことで、水面からの反射光が抑えられ水中の様子が見やすくなります。それにより水中での魚の姿を確認することができ、効率よくポイントを回ることができます。また、魚の動きを観察することで食い気の有無や泳いでいるレンジも把握できます。更にはボトムの形状や障害物の有無なども確認できるので、根がかり回避や攻めるポイントも攻めやすくなります。
目を保護する
偏光グラスは釣りにおいては、直射日光だけでなく水面からの照り返しからも目を守ってくれる役割があります。照り返しは意外と強く、裸眼のまま水面を凝視し続けると目を傷める恐れがあります。また、根がかりを外そうとして引っ張った拍子にルアーが飛んできてフックが目に・・・などといった物理的な事故も防げます。
偏光グラスの選び方
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偏光グラスを選ぶときは以下の点を重視すると良いでしょう。
偏光度・可視光透過率
偏光度は光をどの程度シャットアウトできるかという指標です。偏光度の値が高いほど光りを遮断できますが、同時に視界が暗くなってしまいます。従って釣りでは、目に見える光のみを透過する可視光透過率のある程度高いものを選ぶと良いでしょう。可視光透過率が高すぎると明るくなりすぎて偏光グラスの意味が無くなってしまうので注意です。目安として、偏光度90%以上、可視光透過率30%ほどの性能が理想的です。
種類
偏光グラスはサングラスタイプ、オーバーグラスタイプ、クリップタイプの大きく3つのタイプに分けられます。サングラスタイプは普通のサングラスと同じ形状で、裸眼の状態でかけることになります。オーバーグラスタイプはレンズ部分がせり出しており、眼鏡の上に重ねて着用できます。クリップタイプはフレームが無く、眼鏡やサングラスに装着するレンズタイプです。偏光グラスのレンズは度付きにもできるので、使用する偏光グラスの種類と、自分の視力を考慮して選びましょう。
レンズのカラー
偏光グラスはレンズのカラーにより周囲の見え方にも若干差があります。天候で選ぶ場合、光がまぶしい程の晴天時はブルー系やブラウン系、グレー系のカラーがよく、雨天時や曇天など光量が少ない条件下ではグリーン系やイエロー系が適しています。また地形で選ぶ場合は、岩や砂などが目立つ場所ではレッド系、水草が繁茂しているような緑色が目立つ場所ではグリーン系のカラーがよりはっきりと水中を視認することができます。
おすすめの偏光グラス18選
色々なタイプがある偏光グラスですが、実際にはどのような製品があるのでしょうか。おすすめの偏光グラスをご紹介します。
シマノ フィッシンググラスPC HG-078L
シマノ アクテッツァR
ダイワ TLX 004
ダイワ DO-4022H
ラパラ サイトギアSC
Rapala(ラパラ) サイトギアSC Series 06GB
ティムコ サイトマスター
ガンクラフト キッシングアイ
ジールオプティクス カプリ
ジールオプティクス ステルス
タカミヤ HBコンセプト 偏光グラス
スワンズ エアレス・リーフフィット
LSDデザイン スモールフェイス
LSDデザイン 偏光サングラス スモールフェイス(ソフトフレーム)
ストームライダー カバーグラスDX
アックス 偏光オーバーグラス
コールマン 偏光サングラス
エレッセ 偏光サングラス
フェリー 偏光レンズ
Duduma 偏光レンズ
偏光グラスで釣りのパフォーマンス向上!
撮影:FISH PARADISE!編集部
釣りにおいて、水中の様子を確認することは非常に重要です。偏光グラスをつかうことで、その時の魚のいるレンジ、行動パターンなどを把握でき、常に最適なアプローチをかけることができます。偏光グラスを使ったことが無い方も、常用している方も、より質の良い偏光グラスを使うことで、釣りのパフォーマンスがぐっと上がること間違いなしです。