キンメダイは海の赤い宝石!ブランド化もされてる高級魚!




アイキャッチ画像撮影:FISH PARADISE!編集部

分類 キンメダイ目キンメダイ科キンメダイ属
和名 キンメダイ 
学名 Beryx splendens 
分布 日本各地の大陸棚および沖合の水深200~800m
特徴 体は平べったく、全身が真っ赤。眼は非常に大きい。 

キンメダイの生態や食性

キンメダイの生態は?

出典:写真AC

キンメダイは世界中の深海で群れをなして生息している魚で、日本では重要な水産資源として古くから親しまれています。キンメダイの幼魚は背ヒレの前端が細長く伸長し、「イトヒキキンメ」と呼ばれています。これは自身の体を少しでも大きく見せて捕食を逃れるためだと考えられており、成長とともに背ヒレは短くなっていきます。寿命については比較的長生きの魚で、推定年齢26歳の個体が捕獲された記録もあります。食性は肉食性であり小魚やイカ、エビなどを捕食しています。

キンメダイの眼の秘密とは?

キンメダイは光のほとんど届かない深海の世界で、主に視覚に頼ってエサを捕食しています。その秘密はキンメダイの大きな眼にあります。眼が大きいということはそれだけ多くの光を取りこめるため、深海に届くわずかな光を逃さずに捉えることができるのです。更にキンメダイの眼には網膜の下に「タペータム」という反射層が存在しており、網膜を通過した光を反射して再度網膜に光を当てます。これにより効果的に光を取りこむことができるのです。キンメダイの眼が金色に見えるのはこのタペータムがあるためです。

旬のキンメダイは煮つけが絶品!

キンメダイは煮つけが絶品

出典:写真AC

キンメダイの旬は冬であり、この時期のキンメダイはどうやって食べても非常に美味しいのですが、やはり定番は煮つけでしょう。ふわふわで脂の乗った白身は絶品です。キンメダイはカマが発達しており、この部分の身は弾力があって非常に美味です。カマは是非お勧めの部位です。また、意外な珍味が目玉です。硬い水晶体の部分ではなく、ゼラチン質の部分が可食部です。見た目から好き嫌いが分かれる部位かと思いますが、ビタミンB1やDHAが豊富なので、一度試してみてはいかがでしょうか。

名産地で美味しいキンメダイを食べよう!

キンメダイを名産地で食べよう!

出典:写真AC

国内でキンメダイの名産地としては、静岡、千葉、高知などが有名であり、伊豆稲取の「稲取キンメ」、銚子の「銚子つりきんめ」、高知の「土佐沖どれキンメダイ」などのブランドがあります。これらの名産地の美味しいキンメダイは、都市部の市場では非常に高値で取引されていますが、産地の地魚料理屋などでは比較的安価で食べることができます。定番の煮つけはもちろん、産地ならではの鮮度の良さにより刺身でも美味しく頂けます。伊豆や銚子に旅行に行かれる際は、是非キンメダイを食べてみてください。

通販でも名産地のキンメダイを買うことができます。

 

キンメダイは海の赤い宝石!

キンメダイは金色に光る眼や真っ赤な体が非常に綺麗な魚で、まさに海の宝石といった雰囲気をまとっています。食材としては馴染みの深い魚ではありますが、以前と比べて漁獲量は減少している現状があります。日常的に食べることはできない高級魚ですが、お祝い事や旅行の際には、是非奮発してキンメダイを食べてみてはいかがでしょうか。

 

キンメダイは海の赤い宝石

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FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!