ブンサムランフィッシングパークの遊び方!タイで釣りをするなら必見!

アイキャッチ画像出典:FISH PARADISE!編集部

ブンサムランフィッシングパークとは

ブンサムランフィッシングパークとは、タイのバンコクにある世界最大級の淡水釣り堀です。絶滅危惧種に指定されているメコンオオナマズが釣れる釣り堀としても有名で、他にもパーカーホ、ストライプドキャットフィッシュ、コクレン、ピラルクーなどの巨大魚が目白押しの釣り堀です。レンタルロッドもあり、釣り具を持参しなくても釣りをすることができます。24時間営業でコテージでの宿泊も可能で売店や飲食店もあり、釣り堀としてはかなり充実している施設です。

 

ブンサムランの住所と行き方

ブンサムランは2017年3月から以下の住所に場所を移転しています。

新住所:Tambon Sala Daeng, Amphoe Bang Nam Priao, Chang Wat Chachoengsao 24000

電車、バスなどは通っていないため、タクシーで行くことになります。移転して間もないため、現地の人にもまだ浸透しておらず、「ブンサムランフィッシングパークに行きたい」と言っても伝わりません。事前に地図を印刷して見せるか、住所を伝えて調べてもらいましょう。料金はドンムアン空港からだと500バーツが相場のようです。ぼったくられないよう気をつけましょう。

 

ブンサムランの料金体系

フィッシングライセンス 2000バーツ
レンタルロッド 600バーツ
レンタルネット 60バーツ
バンガロー 1000~7000バーツ
ガイド 1000バーツ
エサ 500バーツ

ブンサムランで遊ぶにあたって必須となるのがフィッシングライセンス、レンタルネット、エサ代です。レンタルロッド、バンガロー、ガイドは任意ですが、初めての場合、ガイドはつけることをおすすめします。フィッシングライセンスは人数に関係なく、竿1本に対する価格です。また、ブンサムランは2部料金制で午前9時~午後9時、午後9時~午前9時の時間帯で料金が発生します。例えば朝9時に入場した場合、夜9時までは入場時の料金で釣りができますが、夜9時以降も釣りをする場合、再度料金を払う必要があります。退場する際にはデポジット料として600バーツが返還されます。

 

ブンサムランの2タイプの釣り場

ブンサムランにはメインとなる釣り場が桟橋とコテージの2種類あります。

桟橋

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受付でコテージ料を払わない場合、桟橋での釣りとなります。桟橋には屋根が付いており日中の強い日差しを防ぐことができますが、夕方になると西日がもろに当たってしまうという難点もあります。ハンモックが設置されているため、疲れたら休むこともできます。

 

コテージ(バンガロー)

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コテージには料金によってグレードがあり、室内の設備も変わってきます。2000バーツのコテージだと、エアコン付きの寝室、トイレ、シャワールーム、冷蔵庫、コンセント等、非常に快適な設備が整っています。

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ブンサムランでのおすすめのタックルと釣り方

ブンサムランではレンタルタックルがありますが、自前のタックルで魚を釣りあげたい方もいると思いますので、おすすめのタックルと釣り方を紹介します。

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おすすめタックル

メコンオオナマズのタックル

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ブンサムランではメコンオオナマズがメインのターゲットとなるため、ロッドはマグロやGTなどのキャスティング用やジギング用のロッドのような強靭なものが必要になります。リールも同様にメコンオオナマズの強靭な引きに耐えられるような頑丈さが求められるため、6000~8000番のものが良いでしょう。ラインはPE5号にリーダーでフロロカーボンの最低でも60lbはあると安心です。タックルの詳細については以下の記事を参考にしてください。

メコンオオナマズに最適なタックルは?世界最大級の淡水魚を仕留めろ!

 

基本的な釣り方

基本的な釣り方は、練り餌を団子状にまとめて壊れないように注意しつつキャストします。あとは浮きが沈み込んだときにあわせを入れてフッキングしますが、この時に沈み込んだ瞬間にあわせを入れると高確率でフッキングに至りません。浮きが完全に沈み込んでから3~5秒ほど待って完全に食わせてからあわせるようにしましょう。

メコンオオナマズの引きに耐えうるタックルは?

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また、ブンサムランは元々からある自然湖を利用した釣り堀なので、放流されたメコンオオナマズナマズなどの大物の他にも、数種のコイ科魚類やジャイアントグーラミー、小型のスネークヘッドなど在来の魚も数多く生息しており、工夫次第でそれらも釣ることができます。メコンオオナマズの強烈な引きに疲れたらそれらの魚たちと戯れるのも面白いかもしれません。思わぬ大物も潜んでいますよ!

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コイ科は様々な種類が生息しています!

 

ブンサムランがはじめてならガイドがおすすめ!

ブンサムランで初めて釣りをするならガイドをつけるのがおすすめです。というのも、ブンサムランでは餌の練り具合が釣果に直結するため、最初はガイドを雇って餌を作ってもらった方が良いでしょう。ガイドは仕掛け作り、餌の配合、キャスティング、フッキングまで行ってくれ、魚がかかると交代してくれます。自力で頑張りたい人はガイドをつけずに試行錯誤しながら釣りをするのも良いですが、確実に魚を釣りたい場合、やはりガイドをつけることをおすすめします。

 

売店やレストランも充実

ブンサムランには24時間営業の売店があります。この売店にはホットドッグやカップラーメン、お菓子、飲み物のほか、虫よけや洗剤なども売っており、日本のコンビニのような感じです。レストランも併設されており、本格的なタイ料理を味わうことができます。また、料理はデリバリーも可で、釣り場内を巡回しているスタッフに注文すると、釣り座まで料理を届けてくれるサービスもあります。

 

ブンサムランを遊びつくそう!

ブンサムランはバンコク市内からほど近く手ぶらで楽しめるため、一通り観光した後にふらっと立ち寄って遊ぶことができます。宿泊設備も充実しているため、2、3日滞在しじっくりと隅々までブンサムランを遊びつくしても良いでしょう。日本ではまず釣ることのできない珍しい魚たちとのガチンコファイトを楽しみましょう!