メダカの餌を徹底解説!種類や餌やりのコツなど




アイキャッチ画像出典:写真AC

メダカの食性について

メダカの餌について

出典:写真AC

メダカは野生ではミジンコやゾウリムシなどの動物プランクトンや珪藻類などの植物プランクトン、ボウフラなどの小型の虫類を食べる雑食性です。他にも水草や藻類も食べるので、飼育環境下でも、餌は動物質のものと植物質のものをバランスよく与えた方が、元気よく長生きする傾向にあります。メダカ飼育用に各メーカーから様々な餌が販売されています。

メダカの餌の種類と選び方

餌は大別すると人工餌と活餌に分けられます。メダカの状態を見て使い分けると良いでしょう。

人工餌

人工餌は活餌と比較すると、一般的に安価で鮮度の管理がしやすく、栄養バランスが考えられた配合が成されているという利点を持ちます。人工餌はパウダー状やフレーク状など、形状によって種類分けされています。メダカが幼魚の頃はパウダー状など粒が小さいものを選んだ方が良いでしょう。また、メダカは口が上を向いているので、体の下にある餌は物理的に食べることが苦手です。いずれの形状の場合でも浮遊性の餌を与えてください。

活餌

活餌は人工餌と比較すると、高価で鮮度の管理が難しい欠点を持ちますが、栄養価が高くメダカの食いつきがよい利点もあります。メダカの活餌はミジンコやゾウリムシ、ブライシュリンプなどです。観賞魚用の活餌として一般的なアカムシは、特にメダカの幼魚には大きすぎて上手く食べられないことがあるので、メダカの体格に合わせて活餌を選択してください。人工餌に餌付かない個体も活餌はよく食べる傾向が強いので、両者を混ぜて与えることで人工餌への餌付けができます。

メダカにおすすめの餌8選

メダカの餌は水質維持と健康面を考えて、人工餌を中心にたまに活餌を与えることがおすすめです。

おすすめの人工餌5選

キョーリン メダカのエサ
安価で栄養がバランス良く配合されている人工餌です。メダカの育成に必要な栄養が完全に含まれているので、この餌のみでも問題なく飼育ができます。

キョーリン メダカのエサ 産卵・繁殖用
「産卵・繁殖用」を謳うだけあり、高栄養価な人工餌です。消化を助ける「ひかり菌」が含有されていることが特徴で、メダカの成長を促進してくれます。

キョーリン ちびっこメダカのエサ
メダカの幼魚に特におすすめの人工餌です。幼魚の育成に必要な栄養がすべて含まれており、幼魚が食べやすいように顆粒が0.2mm以下に揃えられています。

スドー 特撰メダカの餌 容器付 (20g)
メダカの成魚を意識した人工餌です。繁殖を控えたメダカのために、高い栄養価の配合が成されています。餌やり容器が付属している便利な商品です。

テトラ キリミン
フレーク状の人工餌なので浮いている時間が長く、メダカが食べやすい点が特徴です。34種類の原料を配合しているので、栄養バランスに優れた商品です。

おすすめの活餌3選

活ミジンコ
「タマミジンコ」と呼ばれるミジンコの一種で、名前の通り玉のような丸みを帯びたフォルムをしています。栄養価が高く人工餌よりも食いつきが良いので、繁殖させてメダカに与えるアクアリストもいます。

ゾウリムシ(インフゾリア) 500mlボトル 2本セット
ゾウリムシは動物プランクトンの一種です。餌として見た時の栄養価が高く、サイズも体長0.2mm前後と食べやすいため、特に幼魚の成長を促進してくれます。こちらもメダカに与えるために繁殖しているアクアリストがいます。

テトラ ブラインシュリンプエッグス 20cc
ブライシュリンプは一般的な観賞魚の活餌ですが、メダカもよく食べてくれます。卵として休眠している状態で販売されており、餌として与える前にふ化させる作業が必要です。

メダカの餌やりの頻度と量

メダカの餌やり頻度

出典:写真AC

メダカの餌は1日2~3回に分けて、1回あたり5分以内で食べきれる量を与えてください。メダカにも生活のサイクルがあり、暗くなると活力が低下します。よって、夜間に餌を与えると消化不良を起こす場合があるので、餌はなるべく明るい内に与える方が良いでしょう。また、餌を与えすぎると消化不良を起こし短命の原因となるうえ、食べ残しが生じると急速な水質の悪化を招きます。餌を与える時は食いつきを見ながら量を調節し、与えすぎには注意してください。

メダカが餌を食べない!?その原因とは

メダカが餌を食べない原因は、
・水質の悪化
・水槽内の微生物を食べている
・病気
・水温の低下
・餌の好き嫌い
などです。まず、水質が悪化するとメダカの体調が悪くなり食欲がなくなる場合があります。逆に、ミジンコなどが繁殖できるような良い環境下では、それらの生物を捕食しているために餌を食べなくなることがあります。次に、病気の場合はその個体を隔離し、薬浴や塩浴による治療が必要です。また、水温が低下するとメダカは活動量が低下するので、餌をあまり必要としなくなります。さらに、メダカも個体によって好き嫌いがあるので、食いつきが悪い場合はいろいろな餌を試してみると良いでしょう。

冬はメダカに餌をあげる?

前項で少し触れましたが、メダカは水温が低下すると活動量も低下します。特に冬の低水温の時期は冬眠状態になり、水底に潜ったままじっとしておりほとんど活動しなくなります。餌をあげる場合はメダカが活動している時に限り、食べきれるだけのごく少量を与えるにとどめた方が良いでしょう。活動していない時に餌をあげても食べず、食べ残した餌が水を汚してしまいます。冬眠時の水質の悪化はメダカにとって大変な負担となるので注意してください。

旅行中・出張中のメダカの餌やりについて

旅行や出張などで自宅を離れなければならず、メダカに餌をあげられない時のために、メダカが餌なしで生きられる期間や、餓死させないための便利な道具についてご紹介します。

メダカは何日くらい餌なしで生きられる?

メダカが餌なしで生きられる期間は飼育している環境によって異なります。メダカの飼育数に対して十分に大きな水槽で、水草などと一緒に日当たりの良い場所で飼育している場合は、餌なしでも長期間生きることができます。なぜなら、自然発生する藻や苔、プランクトンを十分な量食べられるからです。しかし、栄養分を必要とする幼魚や水槽が小さい場合は2~3日を過ぎると餓死の危険があります。メダカには胃が存在しないので、食い溜めておくことができない点にも留意してください。

不安な人はフードタイマーを使うのもおすすめ

長期間留守にする場合は、フードタイマーやオートフィーダーと呼ばれる自動給餌装置の使用もおすすめです。設定した時間になると決めた分量の餌を自動的に与えてくれる便利な装置です。

あわせて読む:  自動給餌器おすすめ11選!オートフィーダーで魚に簡単餌やり!

餌は飼育の基本!

人間と同様にメダカにとっても、食事は健康に対する寄与の大きい要素です。餌が少なすぎたり栄養のバランスが偏ると、病弱になったり冬眠に耐え得る体力を蓄えられません。また、多く与えすぎると肥満体になったり消化不良を起こして、かえって寿命を短くしてしまいます。餌に対して正しい知識を身に着けて、メダカにとって健康的な食生活を送らせてあげてください。

 

メダカの餌は大事