プラティの特徴や飼育方法!カラフルで丈夫な入門種!




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プラティってどんな魚?

プラティは観賞用として人気の熱帯魚で、古来より盛んに品種改良が行われた結果、現在は様々な品種がいます。まずは、プラティの特徴や原産地などについてご紹介します。

特徴

プラティは正式には「サザンプラティフィッシュ」といい、カダヤシ目カダヤシ科に属する淡水魚です。原種は尾びれの付け根に半月状の模様があったことから、「ムーンフィッシュ」という別名もあります。寿命は1~2年ほどと短いのですが繁殖力が強く、オスとメスを一緒にしておくとあっという間に増えてしまうので注意が必要です。

原産地

プラティの原産地はメキシコやホンジュラス、グアテマラなど中央アメリカです。現在、流通しているプラティは観賞用に品種改良したもので、東南アジアを中心に養殖されています。度重なる品種改良の結果、原種に有った尾びれの半月状の模様は失われ、より色鮮やかな個体が作出されました。

一番人気の種類はミッキーマウスプラティ

プラティの中でも最も人気がある種類は「ミッキーマウスプラティ」と呼ばれる品種で、尾びれの付け根部分にミッキーマウスのような模様があることから名付けられました。他のプラティ種と同様に丈夫で飼育しやすいので、初心者にもお勧めできる観賞魚です。価格としては、数百円程度で販売されています。

その他プラティの人気品種3選

ミッキーマウスプラティのほかにも、プラティにはさまざまな品種があります。

レッドプラティ

レッドプラティはその名の通り赤色のプラティで、昔から人気がある基本的な品種です。鮮やかに目立つ赤の単色が、アクアリウム内を華やかにしてくれます。

ブループラティ

ブループラティは青色を基調とした品種で、体は光沢を帯びた青色をしています。レッドプラティのような華やかさはないものの、落ち着いた美しさが感じられる人気品種です。

レッドワグプラティ

レッドワグプラティはレッドプラティの各ひれと口先が黒色になる品種です。赤と黒のコントラストが美しく、 古くから知られている人気の品種です。

プラティの飼育方法

プラティは丈夫な魚なので、基本さえ押さえれば初心者でも飼育することは容易です。

水温・水質

プラティが好む水温は24~28℃です。高温には比較的強く30℃を少し上回る程度の水温でも問題なく生育できます。水質はpH7.0~8.0の中性~弱アルカリ性が望ましいとされていいます。水替え頻度が低いと水質が酸性に傾きやすくなるので注意してください。

飼育設備

プラティの飼育に必要な設備は、基本的な鑑賞魚飼育グッズである、

・水槽
・底砂
・カルキ抜き
・水温計
・ヒーター
・フィルター
・照明
・餌

などです。水槽は一匹で飼育するのであれば20cmもあれば十分ですが、繁殖を視野に入れる・複数匹での飼育なら、60cmクラスの水槽を推奨します。プラティは水質の悪化に強い魚なので、フィルターはどのタイプを選んでも問題なく飼育は可能ですが、水槽のサイズに合ったものを選んでください。

便利な水槽セットについては、別記事でご紹介しています。

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プラティの食性は雑食性なので、動物性のものから植物性のものまで好き嫌いはなく、一般的な人工餌もよく食べてくれます。一日に2~3回に分けて決まった時間に決まった分量を与えてください。一度に多く与えすぎたり、プラティの就寝時間の前後に与えると消化不良を起こすことがあります。また、食べ残しが生じると水質の悪化が早くなるので、餌の与えすぎには注意してください。

プラティの混泳

 様々な魚が同一の水槽内で泳いでいる様子を眺めることは楽しいですが、魚同士の相性によっては混泳できないこともあります。プラティの場合はどうなのかご紹介します。

同種との混泳

プラティは特に縄張り意識が強い魚ではないので、同種同士でもオスメス関係なく混泳ができます。ただし、プラティは繁殖力が強くオスとメスを一緒にしておくと、すぐに繁殖してしまう点には注意が必要です。また、同一水槽内で世代が進むと奇形が生じる可能性が高くなることにも留意してください。

他種との混泳

プラティは温和な性格なので、プラティを攻撃してこない魚種であれば問題なく混泳が可能です。しかし、体格差が大きいとプラティが食べられてしまう恐れがあるので、他種と混泳させる場合はサイズが同じくらいの魚種にしましょう。また、プラティはソードテールなど近縁種であれば、交雑が起きる場合もあります。プラティの雑種が生まれることを望まないのであれば、近縁種との混泳は避けた方が無難です。

プラティの繁殖

プラティの繁殖は容易で、熱帯魚の繁殖のコツを掴むためにおすすめできるほどです。しかし、管理を怠ると個体数が増えすぎて困るケースも生じ得るので、注意してください。

オス・メスの見分け方

オスはゴノポディウム(ゴノポジウム)と呼ばれる生殖器官を持ち、同器官は尻びれの付け根に棒状の突起として確認できます。対してメスはゴノポディウムを持たず、オスよりも体が一回り大きくなり、産卵期には腹部が大きくなります。以上の特徴からオスとメスを見分けることは容易です。

繁殖環境

プラティは卵胎生と呼ばれる繁殖形態を持ちます。これはメスの体内で卵をふ化させ稚魚を生む繁殖法で、魚類としては珍しく他にはグッピーなどが知られています。プラティの繁殖は容易でオスとメスを同じ水槽に入れておけば、いつの間にか稚魚の姿を目にできるほどです。

 

ただし、稚魚を成魚と同じ水槽に入れておくと食べられてしまうので、繁殖を目指すのであれば稚魚を別の水槽へ移したり、出産間近のメスを産卵箱に隔離すると良いでしょう。あらかじめ大きめの水槽で飼育して、水草を植えるなど稚魚が隠れられる場所を作ることも効果的です。

プラティの病気と治療法

プラティが罹患しやすい病気は「白点病」と「尾ぐされ病」です。白点病は「ウオノカイセンチュウ」と呼ばれる繊毛虫が原因で発症し、症状としては体中に白い斑点が広がっていきます。治療法としては市販薬の「メチレンブルー」などで薬浴させつつ、ウオノカイセンチュウが活動しなくなる30℃まで水温を上げることが有効です。

 

尾ぐされ病は「カラムナリス菌」という細菌が原因で、症状が進行すると各ひれが裂けて腐ってしまいます。治療法は市販薬による薬浴が主たる方法ですが、初期の頃であれば0.5%の濃度での塩浴も効果的です。

プラティはアクアリウム入門に最適!

プラティは入門種

出典:写真AC

プラティは丈夫で飼育しやすく、見た目にも華やかな品種が多いので、アクアリウムの入門に最適な観賞魚です。プラティで熱帯魚の飼育のコツを掴めば、他の魚種やシュリンプとの混泳水槽へ発展させることもできるでしょう。これからアクアリウムを始めようと思っている方は、是非プラティの飼育から挑戦してみてください。

プラティの飼育方法