グッピーの稚魚のエサや育て方!どの位で親魚に食べられなくなる?

グッピーの稚魚の餌

グッピーの稚魚に与えるエサはどのようなものが良いのでしょうか。稚魚に適したエサについてご紹介します。

人工飼料

グッピーは卵胎生魚ため、生まれた時点で稚魚もある程度の大きさがあります。そのため、グッピーの稚魚は稚魚用の人工飼料もはじめから食べられる場合が多いです。エサの保存もある程度効き、いずれ成長してきたら必要になるタイプのエサなので、繁殖を狙う場合は前もって購入しておくことをおすすめします。

生ブラインシュリンプ

熱帯魚の稚魚用エサといえば、真っ先に思いつくのが生のブラインシュリンプです。人工飼料よりも小さく、生きたエサなので食いつきがよいのが特徴です。初めから人工資料を与えるよりも、生のブラインシュリンプを与えた方が生存率は上がります。

 

孵化器などの準備が必要で、一度孵化させると保存もできないのでコツが必要です。

冷凍ブライン

冷凍ブラインも稚魚エサとしては有効です。生ブラインシュリンプよりは、どうしても食いつきが悪くなりますが、与えたい分だけ解凍して使えるので使い勝手は良いです。

冷凍アカムシ

冷凍アカムシはサイズが大きいので、やや稚魚が大きくなってからでなければ与えることはできません。ただ、生のエサを冷凍したもののため、食いつきは良いので人工飼料をメインとしてたまに与えてあげると良いでしょう。

グッピーの稚魚の育て方

グッピーの稚魚の育て方のコツをご紹介します。基本的にはグッピーの稚魚は育てやすい部類に入ると思います。

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給餌回数は多めにする

グッピーの稚魚にはできるだけ給餌回数は多めにしてあげましょう。ただし、一回の量はあまり多くしすぎず、しっかりと食べきれる量にするのがコツです。日中家を空ける人は中々難しいかもしれませんが、できれば朝・昼・晩の3回は与えておきたいところです。

水温は少し高めがよい

水温はやや高め(26~27度程度)で育てた方が病気などの予防になり、成長速度も安定しやすくなります。水温が高くなると、水質の悪化は早くなりますので、こまめな掃除と換水は怠らないようにしましょう。

こまめな観察で異変に対処する

グッピーの稚魚が生まれたら、とにかくしっかりと観察しましょう。異変に気がつかないことには、対処しようもありません。常に異変がないか注意する癖をつけておきましょう。

グッピーの稚魚が食べられなくなる時期・大きさは?

グッピーの稚魚は、生まれた時点である程度の大きさがあるとは述べましたが、生まれたてのサイズでは親魚のいる水槽に戻してもすぐに食べられてしまいます。

 

目安としては、 体長は2cmを超えると食べられなくなると言われています。2cmに成長するのは飼育環境・成長速度によりますが、約1ヶ月程度です。

グッピーの稚魚は扱い方にも注意

グッピーの稚魚は、人間の子供と同様に、親に比べると繊細です。取り扱いの注意点も確認しておきましょう。

移動させる時は慎重に

グッピーを移動させる際は稚魚が傷つかないように注意が必要です。移動の際は、目の細かな網や水ごと救える網、小さなプラケースなども用いましょう。

過密すぎる環境は避ける

グッピーの稚魚は成長も早いため、すぐに水槽も過密気味になってきます。過密な環境は水質悪化も早く、エサの取り合いや小競り合いも起こったりと、グッピーにとってよくありません。できるだけ飼育密度には注意し、余裕のある環境で飼育してあげましょう。

沢山の愛情を持ってグッピーの稚魚を育てよう

グッピーの稚魚を育てる

出典:写真AC

グッピーの稚魚を育てるのは決して難しくはありません。今回ご紹介したエサや育て方に注意し、愛情をたっぷりと注いで飼育してあげてください。

 

普通の飼育や混泳なども楽しいですが、繁殖や子育てはアクアリウムの醍醐味の一つでもあります。大事に育てたグッピーの稚魚が大きくなると感動ものですよ。

 

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