ビオトープってなに?作り方やおすすめの生き物11選!




アイキャッチ画像撮影:FISH PARADISE!編集部

ビオトープとは

「ビオトープ」という言葉を聞いたことはあるけれど、実際どういうものなのか分からない、という方は多いと思います。ビオトープは、ざっくり言うと「ある環境下で自然を再現したもの」となります。学校、ビルの屋上、様々な場所で行われているビオトープですが、実はご家庭のベランダでも簡単にできてしまうのです!今回はそんなビオトープの作り方についてご紹介します。

ビオトープ管理士って知ってる?

ビオトープには、公共事業で行われるような自然環境保護を目的としたもの、家庭のガーデニングのような癒しを与えることを目的としたもの、様々な形が存在します。もし自然環境保護に興味がある方がいれば、是非「ビオトープ管理士」という資格を勉強してみてください。下記の記事で詳しくご紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

ビオトープ作りに必要な道具

ビオトープに必要な道具はあまり多くありません。自分が考えた大きさ・デザインに合ったものを選びましょう。

人工池

まず、ビオトープの池となるケースを準備しましょう。野菜用プランター・睡蓮鉢・プラブネ、なんでも構いません。庭に埋め込むことができる人工池なんかも売ってはいますが、初めての方は比較的小さめのものが良いと思います。

睡蓮鉢 陶器 大型

底砂

底砂も何でも構いませんが、自然により近いビオトープを作るのであれば荒木田土・赤玉土などを用いると、水草がよく育ちます。一方、できるだけ楽チンに綺麗な状態を維持させたいならば、大磯砂・玉砂利を使うと良いでしょう。

水作 水槽の底砂シリーズ 新五色石

生き物・水草

あとはお好きな生き物・水草を選ぶだけです。自分が思い描く自然風景に合った生き物を選んでくださいね。詳しくは下記に続きます。

その他

中には、家の庭に大きな池を作ってビオトープを作りたい!という方もいらっしゃると思います。大型池を作る場合、時間が経っても水が汚れないように大型のフィルターを設置するのが良いでしょう。最近はデザインも凝ったものがあり、風情が出るようなものになっています。

成型池 ビオトープ

ビオトープの作り方

ビオトープ作りもいたってシンプルです。

①ケースを作ろう

プランターなど、そこに穴が空いているケースには、板を貼るなどして塞ぐようにしてください。水が抜けて干上がってしまいます。

②底砂を入れよう

土を入れる場合は、ビオトープに入れる水草を考慮して入れましょう。土の量が多すぎると土に含まれている養分が過多となり、水が濁ってしまうので注意。

③水を入れて水草を植えよう

ケースの大きさにもよりますが、睡蓮鉢の場合は、水を1/3〜半分ほど入れ、水草を植えてから残りの水をジョウロなどを使ってそっと優しく入れるとうまく植えられます。

④完成!

これで完成です。屋外に置いてプチ自然を楽しみましょう。生き物は水草を入れ、1週間ほど水をなじませてから入れる方が親切です。

 

ビオトープに入れたい生き物11選!

ビオトープにオススメの生き物を紹介します。お気に入りの植物や魚を探してみましょう。

ビオトープに入れたい植物7選

●カボンバ・アナカリス・マツモ:いわゆる「金魚藻」と言われるものです。飼育しやすいです。

カボンバ

アナカリス

マツモ

●ホテイアオイ・アマゾンフロッグピット:浮き草なので、土いらずで飼育可能な優れものです。

ホテイアオイ

アマゾンフロッグピット

●その他:スイレンやカキツバタなどは時期になると綺麗な花を咲かせてくれます。

ヒメスイレン

カキツバタ

ビオトープに入れたい魚4選

ビオトープで飼育できる魚は、屋外の気候に耐えられるものにしましょう。暑さ・寒さに耐えられないものはやめましょう。

●メダカ:ビオトープと言われてイメージの強い魚ではないでしょうか。

めだか セット

●金魚:鉢の中で金魚が優雅に泳ぐ姿を見てみませんか?

金魚ミックス

●モロコ・ドジョウ:少しマニアックな魚たちもビオトープの風情を引き立てます。

タモロコ

ヤマトシマドジョウ

ビオトープでメダカの飼育にチャレンジ!

ビオトープと言われて、小川や小さい池を思いつく人は多いと思いますが、そこで泳いでいる魚と言われて真っ先に思いつくのはメダカでしょう。群れで一緒に泳ぐ小さなメダカたちには癒される人もいるのではないでしょうか?ビオトープでのメダカの飼育はいたって簡単です!詳しくは「ビオトープでメダカを育ててみよう!飼育に必要な道具は?」の記事をご覧ください。

ビオトープを作る上での注意点(コツ)

ビオトープを作る上で一番の注意点、それは、「ほったらかしにしすぎない」ことです。ビオトープは自然環境と違って水が循環していないので、放置しすぎると、まるでため池のように水が濁り、生き物が死んでしまうこともあります。こまめに観察して、水を足す・ヘドロを取り除くなどのメンテナンスをしてあげると、ビオトープがより維持できます。

ビオトープの生き物は責任を持って管理しよう

アリゲーターガーやカミツキガメなど、外来種の生態系破壊が問題になることがありますが、ビオトープでもともと自然界にいない種を育てる場合も自然の生態系に影響を与えないようにする必要があります。観賞用メダカや金魚なども河川や湖沼にむやみに放流してはいけません。飼育者として責任を持って、最後まで飼育してあげましょう。魚だけではなく、水草なども同様です。増えすぎたからと、安易に河川に捨てたりせず、適切に処理しましょう。

 

また、飼育者が意図していなくても、生き物が何からの原因で自然界に逃げ出してしまう場合もあります。そんなつもりじゃなかったではあとあと済まされませんので、取り扱いには十分に注意して、ビオトープを楽しんでください。

家庭でもできるビオトープ、やってみよう!

今回はビオトープの作り方についてご紹介しました。大きなものではなく、バケツ程度の大きさのケースでも、自然環境は再現できます。作り方もお手軽で簡単!これを機に、ご家庭のちょっとしたスペースにビオトープを作ってみてはいかがですか?