ミドリフグの飼育の基本や歯切りの方法!模様が可愛い汽水魚!




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ミドリフグってどんな魚?

ミドリフグは白点病に注意

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ミドリフグはインドやタイ、スリランカなどに分布する熱帯性のフグの仲間で、主に汽水域に生息しています。背中側は黄緑色で黒い大きな斑紋があり、腹部は白色なのが特徴です。 食性は雑食性で、自然界では小型の無脊椎動物などを捕食しています。古くから観賞魚として知られており、ショップでも比較的よく見かけます。寿命は意外と長く、最長で10年程度生きるとされています。価格は1匹800~1000円程度が相場です。

ミドリフグにも毒はあるの?

ミドリフグも他のフグの仲間と同様に、テトロドトキシンと呼ばれるフグ毒を持っています。毒は主に皮膚に多くあり、筋肉や内臓系には少ないあるいはないとされています。観賞魚として飼育する上では、ミドリフグの毒性はとくに心配する必要はないでしょう。

ミドリフグの飼育方法

ショップでもよく見かけるミドリフグですが、飼育方法はいくつかポイントがあります。基本的なミドリフグの飼い方をチェックしておきましょう。

①ミドリフグに適した水槽サイズ

ミドリフグは最大でも20cmに満たない程度にしか成長しません。そのため、小さいうちは30cmキューブ水槽程度の大きさ、大きくなったとしても45cm規格水槽があれば十分終生飼育可能です。

 

45cm水槽セット

②水温と水質

水温は23~26度程度、水質は弱アルカリ性が適しています。また、小型個体は特に汽水域で生活しているので、飼育水も海水を1/4~1/2程度に薄めたもので飼育すると調子が良いようです。成長するとより海寄りで生活するので、濃度を1/2程度まで上昇させるのが良いとされています。短期間であれば淡水飼育も可能ではありますが、長期飼育には向きませんので注意しましょう。

 

海水については下記のリンク先記事で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

あわせて読む:  人工海水おすすめ9選と作り方!安全・健康な飼育水を作ろう!

③ミドリフグの餌

自然界では無脊椎動物を捕食していますが、飼育下では冷凍アカムシなどがメインの餌となります。配合飼料も食べる場合がありますが、長期間かけて慣らす必要があります。配合飼料ばかりあげて、食べずに痩せてしまっては元も子もありませんから、基本はアカムシなどの冷凍餌を与えるようにしましょう。

冷凍アカムシ

④ミドリフグの混泳の相性

ミドリフグをはじめ、フグの仲間は基本的に多種との混泳には向きません。また、同種間であってもヒレをかじったりと攻撃性を示すことのほうが多いので、基本は単独飼育と考えましょう。同種同士で複数飼育する際は、必ず弱い個体が逃げかくれられる障害物などをおいてあげることが大事です。

ミドリフグの歯切り

ミドリフグの歯は何もせずにそのままにしておくと成長が止まらずずっと伸び続けてしまう性質があります。自然界では貝などの硬い餌をたべているので、自然と歯の先端から削れて問題は起こりませんが、飼育下の餌は基本的にアカムシなどの柔らかい餌しかなく、自然には削れません。

 

最悪の場合、餌を食べられなくなって衰弱死してしまうことがあるので、ニッパーなどで短く歯を切ってあげる歯切りという行為が必要となります。目安は半年に一度程度で、餌をポロポロと頻繁に口からこぼすようになったらサインです。柔らかい布でミドリフグを優しく包み、ニッパーなどで先端を切除し、その後はグリーンFなどで薬浴してあげましょう。

ミドリフグの病気について

ミドリフグは白点病に比較的かかりやすい魚です。水槽への導入初期や、季節の変わり目で水温変化の大きな時期には特に注意しましょう。体を水槽壁面や、障害物に擦り付けてたら病気のサインです。白点病は非常に感染のスピードが早いので、白点を1つでも見つけたら、治療に取り掛かりましょう。薬浴や淡水浴などが効果的です。

とってもかわいいミドリフグを飼ってみよう!

ミドリフグはとっても飼い主に懐き、水槽に近寄ると餌くれアピールをしてきたりと魚というよりは、犬や猫のように愛情を振りまいてくれるとても可愛くて素敵な魚です。汽水魚なので、少し飼い方も注意が必要な点はありますが、基本を守っていればそれほど難しくはありません。ミドリフグが気になった方は、ぜひこの機会に飼育してみてはいかがでしょうか。

ミドリフグはとってもキュート

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FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!