水槽用ヒーターの選び方とおすすめ17選!電気代を抑えるコツは?




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水槽ヒーターの必要性

そもそも、なぜ水槽にはヒーターが必要なのでしょうか。水槽ヒーターの必要性をまとめてみました。

理由その1. 観賞魚の多くは熱帯性だから

水槽にヒーターが必要な理由の多くは、観賞魚の大部分が熱帯性の魚であるからです。日本は温帯性のため観賞魚で売られている東南アジア産やアフリカ産などの熱帯魚は加温なしには育てられません。基本的には水槽ヒーターを用いて、加温してあげることで、本来の生息環境の水温に近づけ飼育することになります。ただし、沖縄などの一部暖かい地域やアカヒレなどの温帯性魚は一部可能な場合があります。最近では、金魚なども国産ではなく東南アジア産のものが増えており、ヒーターが必要な場合もありますので、注意が必要です。

理由その2. 治療時や病気予防に加温が効果的だから

病気の原因にもよりますが、一般的に、病気の治療時やそもそもの病気予防の際には温度を通常飼育している水温からあげてあげることが効果的とされています。その際にヒーターがあれば、簡単に狙った水温に加温することができるので非常に便利です。病気になって手遅れとなる前に、事前にヒーターを用意しておくことが必要です。

水槽ヒーターの種類

一概に水槽ヒーターといっても実は様々な種類が存在します。それぞれどんな種類があるのかみていきましょう。

オートヒーター

あらかじめ設定温度が決まっていて、設定温度を変更したりすることはできませんが、サーモスタットなどは必要なく、手軽に使用できるのがオートヒーターです。熱帯魚用や金魚用と名前がついて販売されてい流ことが多く、大抵は熱帯魚であれば26度、金魚であれば24度で固定されています。価格も比較的安いものが多いです。

温度可変式一体型ヒーター

サーモスタットとヒーターが一体になっているタイプのヒーターです。オートヒーターとは異なり、温度を自分へ変更することが可能ですが、ヒーター部分が壊れた場合、サーモスタット部分も一体になっているため、買い替えとなります。価格はオートヒーターよりはやや高い傾向があります。

サーモスタットとヒーター分離型

サーモスタットとヒーターが分離していて、別々に購入したものをつなげて使用するタイプです。ヒーターが壊れてもヒーター部分のみの交換が可能なため、出費は抑えることができます。サーモスタットとヒーターをそれぞれ購入することになるため、価格はやや高くなる傾向にありますが、長期的に見ればお得かもしれません。

パネル式ヒーター

パネル式ヒーターは水槽内に入れるタイプではなく、水槽の下に強いて底面から水を温めるタイプのヒーターです。サーモスタットがついているタイプのパネル式ヒーターもあり、水槽内をすっきりさせることもできるのが特徴です。

水槽ヒーターの選び方

 

水槽サイズ 要なワット数の目安
瓶などの小型容器(10L以下) 50W以下
〜30cm水槽(20L以下) 50W
〜45cm水槽(40L以下) 100〜150W
〜60cm規格水槽(60L以下) 150〜200W
〜90cmスリム水槽(100L以下) 200〜300W
〜90cm規格水槽(150L以下) 300〜400W
〜120cm水槽(200L以下) 500〜600W

作成:FISH PARADISE編集部

水槽ヒーターははじめに水槽のサイズに応じて選びましょう。水槽が10リットル以下などの非常に小さなサイズの場合、設置できるヒーターはかなり限られてしまいます。また、ベタなどを小さな容器で複数飼育している場合などはパネル式ヒーターがおすすめです。それ以上の水槽の場合は、水槽のサイズに応じてワット数を選択しましょう。

水槽ヒーターを使用する際の注意点

ヒーターを使用する際に注意しておきたいことをまとめてみました。正しい使い方で、安全にアクアリウムを楽しみましょう。

ヒーターは縦置きしない

ヒーターは基本的に横置きで使用します。一部縦置きが可能なヒーターもありますが、基本的には横に置いて使用することを前提で作られていますので、ヒーターの向きには注意しましょう。

底床材に埋め込まない

オートヒーターには熱を感知する箇所がありますが、その部分を底床材が遮ってしまうと正確な水温が計測されず、故障などの原因となります。しっかりと、ヒーターには基本的に何も被らないようにしましょう。

空焚きに注意する

ヒーターには基本的には空焚き防止機能がついていますが、空焚きは最悪の場合火災などの事故にもつながり兼ねません。水換え時などはヒーターの電源がしっかりと切れていることを確認した上で行うようにしましょう。

必要に応じてヒーターカバーを使用する

プレコなどのものに吸い付く魚あ臆病なタイプの魚はヒーターに体が触れてしまい火傷を追う可能性があります。必要に応じてヒーターカバーを使用し、観賞魚の事故も防止しましょう。

おすすめの水槽ヒーター17選

おすすめのヒーターをまとめてご紹介します。自分の水槽サイズにしっかりあった水槽ヒーターを購入しましょう。

〜50Wの水槽ヒーター

テトラ 26°Cミニヒーター  50W

コトブキ カバーオートSH 50W

50~150Wの水槽ヒーター

テトラ 26°Cセットヒーター 100W

テトラ ICサーモヒーター  100W
コトブキ セーフティヒーターSH  100W
コトブキ セーフティオートSH  100W
ニッソー プロテクトヒーター 100W

150~300Wの水槽ヒーター

ジェックス セーフカバー ヒートナビSH160

ニッソー プロテクトPRO ヒーター  150W

ニッソー プロテクトNEO  IC  オート 150W
コトブキ セーフティオート SH150W
テトラ ICサーモヒーター 150W  カバー付き
テトラ ICサーモヒーター 200W  カバー付き
コトブキ セーフティオートMD  200W

300W〜の水槽ヒーター

ニッソー プロテクトPROヒーター 300W

ニッソー プロテクトNEO ICオート 300W
ニッソー プロテクトPROヒーター 500W

水槽ヒーターの電気代と安く抑えるコツ

水槽ヒーターを使用するにあたって、気になるのが電気代かと思います。少しでも電気代を抑えるコツをご紹介します。

断熱材を使用する

水槽の熱は底面や側面からも逃げていきます。そのため、底面や側面に発泡スチロールなどの断熱材を貼り付けることで、ヒーターの稼働時間を減らし電気代を抑えることが可能です。ただし、景観を損ねるので、気温の低下する夜間や冬季のみなど工夫する必要があります。

部屋全体を温める

水槽の数が多い場合は、個々の水槽を加温するよりも部屋全体をクーラーなどで温めた方が電気代を安く抑えることができる場合があります。たくさんの水槽がある方は、一度、個々の水槽ヒーターのワット数の合計を計算してみてください。

水槽ヒーターで熱帯魚を安全・快適に飼育しよう!

水槽ヒーターは 、熱帯魚を安全で快適に飼育するためにはなくてはならない道具です。熱帯魚以外でも病気の治療などに重宝しますので、アクアリウムをしている方なら一つは持っておいて損はありません。正しく、賢く水槽ヒーターを利用して、もっとアクアリウムを楽しみましょう。

水槽ヒーターの選び方

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FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!