ミクロラスボラハナビの飼育の基本まとめ!繁殖は難しい?




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ミクロラスボラハナビとは

ミクロラスボラハナビとはコイ科の熱帯魚の一種で、暗青色にオレンジ色の斑点が散りばめられた体色が特徴的な小型美魚です。原産地はミャンマーのインレー湖東部の限られた水域とされており、2007年に新種記載された比較的新しい種類です。その特徴的な模様がハナビを連想させるということでミクロラスボラハナビという名前がつきました。

ミクロラスボラハナビの飼い方

 ミクロラスボラの具体的な飼育方法をご紹介します。

飼育環境(水温・水質など)

ミクロラスボラハナビの原産地は以外と水温の変動が大きい地域のため低水温にも耐えると言われていますが、基本的には26~28度前後での飼育が無難でしょう。水質も弱酸性〜中性で急激な変化を起こさないようにしていれば、そこまでデリケートではありません。一般的なコイ科の小型魚と同様な飼育方法を守っていれば問題ないでしょう。

飼育設備

ミクロラスボラは最大でも3cm前後にしか成長しませんので、大掛かりな設備は必要ありません。あまり強い水流は好みませんので、外部フィルターや外掛け式フィルターを用いる際は水流を弱めに調整しましょう。数匹であれば、30cmキューブ水槽に外掛け式フィルターでも飼育を楽しめます。

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ミクロラスボラハナビの餌

ミクロラスボラハナビの餌は基本的には市販の熱帯魚用配合飼料で構いません。ただし、とても口が小さいので、市販の粒状の配合飼料でもうまく食べられない場合があります。サイズが大きい餌の場合は、すり鉢などでより細かくすりつぶしてから与えてあげるとよいでしょう。

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ミクロラスボラハナビの混泳

ミクロラスボラハナビは他種に悪さをしたりということはほとんどなく、サイズが同程度の熱帯魚であれば基本、混泳は可能です。ただし、ミクロラスボラハナビはとても臆病な性格のため、他種がいるとレイアウトの奥に隠れてなかなか姿を見せてくれなくなることも多いです。じっくりとミクロラスボラを鑑賞したい場合は単独の飼育の方が良いでしょう。コリドラスなどの底性魚などとも混泳は可能です。

ミクロラスボラハナビの繁殖

ミクロラスボラの繁殖は意外と簡単とされています。ポイントをおさえて、ぜひ繁殖にもチャレンジしてみてください。

雌雄の見分け方

ミクロラスボラの雌雄の判別は成熟していれば、比較的容易です。オスは腹ビレと尻ビレに明瞭なオレンジと黒のバンドが入りますが、メスは非常に不明瞭で、各ヒレの根元にややオレンジ色が入っている程度です。よく抱卵状態で識別することもありますが、ミクロラスボラハナビの場合は、抱卵しているメスの場合でもあまりお腹は膨れませんので、ヒレでの判別が無難でしょう。

繁殖環境

30cmキューブなどの小型水槽にウィローモスを入れただけのシンプルなものが管理しやすくおすすめです。底床材も基本的には入れず、ベアタンクが良いでしょう。ミクロラスボラの卵は、親のサイズの割にとても大きく、1mmほどもあります。卵を見つけたら、隔離ケースなどに移動させて孵化させます。産卵は数日にわたって行われますので、採卵はこまめに行った方が親魚に食べられるリスクを減らすこことができます。

仔稚魚の餌に注意する

水温が25度程度であれば、3日前後で孵化します。生まれた食後はヨークサックで栄養をとりますが、数日すると餌を食べるようになり、泳ぎ始めます。仔魚期はインフゾリアが必須です。事前に沸かしておきましょう。さらに大きくなってきたら、ブラインシュリンプを与えましょう。仔稚魚期を無事に乗り越えられれば、あとは安心して親魚同様の飼育ができます。

水槽に小さな花火を咲かせてみよう

ミクロラスボラハナビは繁殖も比較的容易であるため、現在ではまとまった数が安価で流通するようになりました。ちょっと臆病だったりと少し癖のある魚ではありますが、ハナビのような独特な模様は他の熱帯魚にはない素晴らしさを持っています。ぜひ、みなさんも水槽に小さなハナビを咲かせてみてはいかがでしょうか。

ミクロラスボラハナビを飼育しよう

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FISH PARADISE!編集部

魚をこよなく愛し、沢山の人に魚の面白さを伝えようと日々奮闘しています。実際にフィールドに出掛けたり、飼育や料理にもチャレンジ中!皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますっ!