アロワナの飼育法やおすすめの販売店!混泳や気をつける病気は?




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アロワナとは

アロワナってどんな魚?

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アロワナはアロワナ目アロワナ科に属する淡水生古代魚の総称です。体長は小型の品種でも60cm、大型の品種になると1m前後にまで達します。魚体は強く側扁しており、体高は低く細長いです。上を向いた大きな口を持っており、下顎には2本のひげがあります。

アロワナの生息域は南米、オーストラリア、東南アジアです。水面近くを遊泳して小魚や落ちてきた昆虫などを捕食する肉食魚で、その巨体に見合わず水辺にいる獲物を水中から飛び出して、直接捕食することもあります。

種類が豊富なアジアアロワナ

アジアアロワナは東南アジアに生息する品種で、種類が豊富なことで知られています。主な品種としては、グリーンアロワナ(青龍)、スマトラゴールデン(紅尾金龍)、マレーシアゴールデン(過背金龍)、レッドアロワナ(紅龍)などです。

アジアアロワナは絶滅危惧種に指定されており、ワイルド個体はワシントン条約で取引が禁じられています。ブリード個体のみ販売が許可されており、ワイルド個体と見分けるためのマイクロチップが埋め込まれた状態で流通しています。

シルバーアロワナは入門向きの大型魚

南米アマゾン川流域に広く分布しており、アロワナの中では最も大きくなる品種で、飼育下でも1mほどにまで成長します。定期的に輸入された個体が数多く流通しているので、最も安価に入手でき、価格は2000円ほどから販売されていることが多いようです。名前の通り全身が銀色に輝く鱗に覆われています。

成長過程を楽しむにはブラックアロワナ

ブラックアロワナはアマゾン川支流のネグロ川を中心に分布しており、成長とともに体色が変化する品種です。幼魚の頃は名前の通り、黒の体色を基調として黄色いラインが入ることが特徴です。成長するとともに体色はいぶし銀のような暗銀色へと変化し、ひれの縁がオレンジ色に染まる個体もいます。シルバーアロワナと比較すると流通量は少ないものの、不定期ながらまとまった量の輸入があるので、アロワナとしては安価に入手しやすい品種です。

ノーザンバラムンディは独特の色合いが魅力

ノーザンバラムンディはオセアニアに分布しており、主な産地はオーストラリアやパプアニューギニアです。体色は灰色、褐色、金色などで個体差が大きく、中にはピンク色の班模様が入る個体もいます。鱗1枚1枚が大きく柔軟性に欠けるので、他種よりも水槽の奥行きを確保することが重要です。一昔前までは高価でしたが最近ではブリード個体が輸入され、少なくない量が流通しているので価格も落ち着いています。

アロワナの水槽飼育について

アロワナに適した水槽は?

出典:キョーリンFacebook

アロワナの飼育はその巨体ゆえに、かなり大きな水槽が必要になります。また、食性の関係でメンテナンスも頻繁に求められる点に注意してください。

水槽のサイズ

アロワナは体長60~100cm前後にまで成長するので、水槽は最低でも120~180cmクラスのものが必要です。また、体が長いので奥行きも広く確保する必要があります。小型のアロワナでも必要な奥行きは最低60cm、理想的には70cm以上で、シルバーアロワナや体の硬いノーザンバラムンディの場合は90cm以上の奥行きが必要です。

 

アロワナは成長とともに水槽のサイズをアップグレードするのが普通ですが、置き場所などの問題で水槽を複数用意できないのであれば、セパレーターなどで大型の水槽を仕切って飼育すると良いでしょう。

フィルター

アロワナはその体躯と食性から水が大変汚れやすい魚種です。よって、なるべく強力なろ過能力を持つフィルターを導入する必要があります。強力なフィルターの候補としては上部式や外部式が挙げられますが、頻繁なメンテナンスが要求されるので上部式をおすすめします。

 

また、スペースに余裕があり、アロワナと長く付き合うつもりであれば、思い切ってオーバーフロー水槽にしてしまうのも良いでしょう。

水質・水温・水流

アロワナの飼育可能な温度域は23~30℃です。しかし、低温では「白点病」が生じやすいので年間を通して28℃以上に保った方が良いでしょう。特に冬はヒーターが必須となり、ヒーターが故障すると致命的な事態になるので、予備を用意しておくことをおすすめします。

 

水質はpH6.5~7.5の中性付近を保てば問題ありませんが、食性の関係で酸性に傾きやすい点に注意してください。水流に関しては、アロワナの場合は運動不足によるストレス解消のため、ある程度はあった方が良いとされています。ただし、あまりにも強い水流はかえってストレスを与えてしまうので、アロワナの様子を観察して調節してあげてください。

アロワナの餌

アロワナは野生では主に昆虫や小魚を食べる肉食魚です。餌も生餌の方が良く食いつく傾向にありますが、肉食魚用の人工飼料にも餌付く場合があります。アロワナの口は上を向いているので、餌は生餌・人工飼料ともに浮上性のものを与えてください。アロワナの生餌としては、ミルワーム、コオロギ、アカヒレ、金魚などが一般的です。

 

これらの餌を複数の種類用意して、アロワナが飽きてしまわないようにローテーションで与えると、栄養バランスも偏らず健康的な成長が期待できます。餌は1日に1~2回、食べ残さない程度の量を与えます。幼魚の頃は成魚よりも多くの養分を必要とするので最低でも2回は与えましょう。生餌の食べ残しは特に水質の悪化を促進するので、食べ残しは可能な限り取り除いてください。

アロワナの混泳

アロワナは混泳できる?

出典:キョーリンFacebook

様々な魚種を混泳させることはアクアリウムの醍醐味ですが、魚種によっては混泳に適さない場合があります。アロワナの場合はどうなのかご紹介します。

同種・近縁種との混泳

アロワナは縄張り意識が強く、同種・近縁種とはどちらかが死ぬまで、激しく喧嘩することが珍しくありません。縄張りが重ならいほど広い飼育スペースを確保できれば混泳は可能ですが、小型魚ならいざ知らず大型魚のアロワナにおいて個人で用意できる設備では、かなり難易度が高いと言わざるを得ません。同種・近縁種との混泳はできないものと考えた方が良いでしょう。

他種との混泳

他種との混泳は相手を選びますが可能です。まず、アロワナは肉食魚なので、小型の魚種は捕食されてしまい混泳できません。また、甲殻類も同様の理由で混泳は不可です。以上のことから、アロワナと混泳できるのは、遊泳層が重ならない大型の魚種に限られます。

 

例としてはポリプテルス、ダトニオ、エイなどです。ただし、アロワナ自身が大変に水を汚しやすい魚なので、混泳させる場合は水質の管理がより煩雑になる点は留意してください。

アロワナの寿命

アロワナの寿命は10~15年ほどですが、飼育環境に依存することは言うまでもありません。シルバーアロワナの場合、最長で30年も生きた個体も居るようです。いずれにせよ、1度飼いだしたら長い付き合いになるので、無責任に放流することがないように、最後まで面倒を見切れるかよく検討したうえで飼育に踏み切ってください。

アロワナの病気

観賞魚の飼育において病気はつきものですが、アロワナの場合は特有の病気もあるので注意してください。ここでは、アロワナ特有の病気とその対処法についてご紹介します。

目垂れ

目垂れはアロワナの眼球が下を向いたままになってしまう病気です。アロワナは野生下では常に上を注視していますが、飼育下では底床からの光の反射や混泳魚、床に落ちた餌など下に注意が向いてしまうことで発症すると考えられています。

 

効果的な治療法は確立されていないので、単独で飼育したり、つや消し加工された黒色のアクリル板を底に敷いて光の反射を抑えるなど、予防で対処することになります。

鰓めくれ

鰓めくれはアロワナの鰓が体の外側へめくれ上がってしまう病気です。詳しい原因はわかっていませんが、水質の悪化や運動不足などによるストレスに起因すると考えられています。対処法としては水槽のサイズを大きくしたり、ある程度の水流を作ることが挙げられます。

 

めくれた部分を切除して再生させる方法もありますが、麻酔薬を使用しなければ切除が難しいため、薬の分量を間違えると死亡してしまいます。

顎ずれ

顎ずれはアロワナの上顎と下顎がずれてしまう病気です。こちらも詳しい原因は判明していませんが、栄養不足や狭い水槽での飼育によるストレスに起因すると考えられています。有効な魚病薬などは現状ありません。

 

バランスの良い給餌や十分な飼育スペースの確保など、栄養状態を是正したりストレスを取り除くことで改善される場合があります。

アロワナの専門販売店

アロワナは専門店が充実

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アロワナを購入するのであれば、取り扱いに長けた専門店を利用したい、と思うことは自然だと思います。ここでは信頼できるアロワナ専門店をご紹介しましょう。

アジアアロワナ専門店 ラフレシア

ラフレシアは埼玉県三郷市に店舗を構えるアジアアロワナ専門店です。原産国にある養殖場と豊富なパイプを持ち、しっかりとした管理の下で生体販売を行っています。実店舗での販売の他、通販も行っており、生体以外にも飼育に必要な器具類や餌なども取り揃えられています。

ラフレシアHP

アジアアロワナ・熱帯魚専門店 アクアリウムプロショップピンポイント

同店は東京都八王子市に店舗を構える専門店で、アジアアロワナを中心に販売しています。グリーンアロワナやスマトラゴールデンなどのオーソドックスな品種から希少なアルビノまで、常時70~100匹の豊富なストックが魅力の店舗です。

アクアリウムプロショップピンポイントHP

アロワナ専門店 アクアフィッシュ

アクアフィッシュは、観賞魚用飼料メーカーとして有名なキョーリンのグループ会社である、神畑養魚株式会社が運営するアロワナ専門店です。アジアアロワナのみを扱う専門店が多いのに対して、アクアフィッシュはアジアアロワナはもちろん、シルバーアロワナやブラックアロワナなどあらゆる種類のアロワナが取り揃えられています。ただし、個人向けには直接は販売しておらず、販売店を通しての売買になる点に注意してください。

アクアフィッシュHP

人々を魅了し続ける巨大な古代魚アロワナ!

アロワナは魅力がいっぱい!

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アロワナはその巨体ゆえに管理が大変で、餌代や水道代などの維持費もより多く必要です。しかしながら、アクアリウムにおいてポピュラーな魚の1種であることも確かなことで、アロワナが魅力的な魚であることを示しています。事実、悠然と泳ぐ色鮮やかな巨体は、抜群の見ごたえを提供してくれます。小型魚に物足りなさを感じている方は、アロワナの飼育に挑戦してはいかがでしょうか。

アロワナ飼育の基本とは