ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育法!餌や混泳の注意点は?




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ゴールデンハニードワーフグラミーってどんな魚?

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黄色い花びらが舞っているようなかわいらしさが人気のゴールデンハニードワーフグラミー。温和で丈夫で飼いやすく、繁殖も楽しめるので、特にアクアリウム初心者にはぴったりの一匹です。

特徴

ゴールデンハニードワーフグラミーはグラミーの仲間の中では小さいほうで、最大でも6センチ程度にしかなりません。ゴールデンハニードワーフグラミーはグラミーは、目が覚めるようなレモンイエローの体色とぺったんこの薄い魚体、グラミーの仲間特有の細長い胸びれが特徴です。性格はとても温和です。

分布

ゴールデンハニードワーフグラミーは東南アジアなどでの養殖が盛んですが、ふるさとはインドやネパールです。ガンジス川の支流や、洪水でできた湿地帯などの止水域、流れの緩い小川などに生息しています。

寿命

ゴールデンハニードワーフグラミーの寿命は通常は3年から6年ほどです。大型のグラミーに比べると短いですが、小型種としては比較的寿命は長いのが特徴です。

流通量と相場

ゴールデンハニードワーフグラミーは養殖が盛んなため、輸入は安定しています。1匹あたり400円前後ですが、通常は複数飼いをするので、まとめて格安で売られていることもあります。繁殖を想定してペアで売られているケースもあります。

ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育の基本

ゴールデンハニードワーフ グラミーが生息する湿地は、ほとんど水流が無く、水草がたっぷり茂ったような環境です。濾過の水流を弱め、水草を多用するのがコツです。

水温・水質

ゴールデンハニードワーフグラミーはある程度の水温の幅に適応できます。理想は25度を軸に、下限は20度、上限は28度程度までとなります。水質は弱酸性がよく、PHは6.5から7程度です。一般的な水道水ならば、あまり神経質に気を遣う必要はありません。

水槽サイズ・フィルター

2、3匹なら45センチ水槽でも飼育できます。10円玉くらいの魚なので、60センチ、90センチなどの大きな水槽に飼うなら、少ない数だとかえって見た目が寂しくなりますので、まとまった数を混泳させると良いでしょう。

 

濾過フィルターは、水流をなるべく発生させないものを選びましょう。最も適しているのはスポンジフィルターで、繁殖して稚魚が産まれた時に吸い込まないという理由でもおすすめです。水流が強い濾過フィルターを使う場合は、ガラス面に水を当てたり、底砂の中をいったん通過させたりする工夫が必要です。

底床材

底床材はソイルがおすすめです。理由は、ソイルには水を弱酸性に保つ役割を果たすものもあるからです。貝殻などの石灰質を含まない大磯砂なども使用できます(ただし、大磯砂もはじめは水質をアルカリ性にしてしまうので、注意しましょう)。ゴールデンハニードワーフグラミーは底生魚ではないので、コリドラスなどと混泳させる予定でなければ、植える水草に合わせて選ぶとよいでしょう。

ゴールデンハニードワーフグラミーの餌

ゴールデンハニードワーフグラミーは雑食です。自然界では小さな昆虫やミジンコなどの水中の微生物などを食べています。水草の表面の珪藻類などもついばみます。アカムシは好みますが、小さな個体は大きすぎて食べられないことがあります。人口餌もよく食べますが、口が小さいので、ペレットなどは砕いて与えなくてはなりません。指でつまんで小さく砕けるフレークが適していますが、粉状になるほど水が汚れますので、食べ残しには注意が必要です。

 

ゴールデンハニードワーフグラミーの混泳

ゴールデンハニードワーフグラミーの混泳

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 美しいレモンイエローの体色なので、他の色をした魚と一緒に泳がせてみたくなりますが、ゴールデンハニードワーフ グラミーは温和で、泳ぎもおっとりとしているので、いじめられてしまうこともあります。相性相性についても確認しておきましょう。

同種・近縁種との混泳

グラミーの仲間は基本的にテリトリーを主張する性質を持っているので、他のグラミーとはあまり相性がよくありません。ゴールデンハニードワーフグラミー自体は温和ですが、小型なので他種に追い回されてしまう恐れがあります。魚体の大きさがあまりない「ドワーフ」と名の付く近縁種なら力の差が少ないので、混泳も可能な場合が多いです。ただし水草を多く植え、逃げ込んだり隠れたりできる場所を多く作ってあげるようにしましょう。

他種との混泳

ゴールデンハニードワーフグラミーは水面や水槽の中層で餌をよく探してまわります。食べ残した粉状の餌などが沈殿すると水質を悪化させますので、水底をうろうろしながら餌を探し回るコリドラスの仲間を入れると良いでしょう。両者は互いにほとんど干渉しませんし、水槽もきれいになります。

ネオンテトラ、カージナルテトラなどの魚との混泳も可能ですが、カラシン科はものをかじる習性があります。ゴールデンハニードワーフグラミーの長く伸びた胸びれの先端をかじってしまうことがあるので、注意が必要です。

ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖

ゴールデンハニードワーフグラミーなどのグラミーは、小さな泡を吐いて巣を作り、そこに産卵するという特殊な繁殖をします。メスよりもオスの飼育匹数を 3倍ほどにすると、繁殖しやすくなります。

オスは水面近くの浮草や温度計などに泡の巣を作り、陣取ります。ここにメスがやってきて産卵、放精が行われ、卵が泡の間に包まれます。メスは自分の卵を食べてしまうので、オスはメスを追い払って卵を守ります。

 

早いものは24時間程度で孵化します。稚魚は非常に小さいので、「インフゾリア」という微生物を発生させて与えます。インフゾリアの素が販売されているので、それを用いるのがおすすめです。卵の黄身を溶いたものを1滴ずつ与える方法もありますが、水を汚す欠点があります。稚魚が一定の大きさになったら、ブラインシュリンプなどを与えましょう。

ゴールデンハニードワーフグラミーの病気

ゴールデンハニードワーフグラミーは白点病などの寄生虫による病気や、エロモナス菌の感染による病気が発生します。症状に応じた魚病薬を使った薬浴で治療します。水流が弱く、水草が茂った飼育環境では水が淀む部分ができやすく、そこに雑菌などが繁殖して水質を悪化させます。定期的に水草をトリミングし、水通しが良い環境をキープしましょう。また、定期的な水換えはとても重要です。

泳ぎ方がかわいいゴールデンハニードワーフグラミー

ゴールデンハニードワーフグラミーは好奇心が旺盛で、興味があるものを見つけると水中にぴたりと静止して観察するような行動をとります。とても個性的な魚なので飽きることが無く、癒やし効果も絶大です。皆さんもこの記事を参考に、ゴールデンハニードワーフグラミーを飼育してみてはいかがでしょうか。

 

ゴールデンハニードワーフグラミーは可愛い!