スカーレットジェムを飼育しよう!餌選びのコツは?メスは入手困難?




アイキャッチ画像出典:テトラFacebook

スカーレットジェムってどんな魚?

「真紅の宝石」の名を持つ体長3㎝ほどの小さな熱帯魚、スカーレットジェムについて紹介していきます。

特徴

「インドの赤い宝石」とも称されるスカーレットジェムは、鮮やかな赤色に青の縞模様が特徴の非常に美しい熱帯魚です。体色に赤色が出るのはオスのみで、メスは赤色が出ず地味な体色をしています。

分布

スカーレットジェムはインドに分布しています。バジスという魚の仲間で、以前はバジス属でしたが現在は2002年に新しく作られたダリオ属に属しています。汽水魚と思われがちですが純淡水魚です。

寿命

スカーレットジェムの寿命は平均で1~3年ほどと言われています。ネオンテトラやランプアイなどの超小型魚と同様に、スカーレットジェムは比較的寿命が短めのようです。

流通量と相場

1999年にインドから初めて日本に輸入された当初は流通量も少なく高価でしたが、最近では流通量も多くなり、熱帯魚専門店やホームセンターなどで1匹500~1000円前後で購入できます。

スカーレットジェムの飼育方法

スカーレットジェムの飼育ポイントをまとめました。これからスカーレットジェムを飼育する方は、参考にしてくださいね。

水温・水質

水温は23~27℃で管理し、30℃を越えないようにしましょう。水質は弱酸性~中性が適しています。スカーレットジェムは水質の変化に弱く、水質が悪化するとすぐに病気になってしまうので、ろ過器を設置したり水換えを早めにしたりして安定した水質を維持するようにすると良いでしょう。

水槽サイズ・フィルター

スカーレットジェム自体が超小型魚なため、2匹程度であれば30cm水槽でも飼育可能です。混泳や多頭飼育する場合は45cm水槽以上が良いでしょう。フィルターは水槽サイズに合っている物を選びましょう。強い水流が苦手なので水流が強くならないよう注意しましょう。

底床材

水質をアルカリ性に傾けるサンゴ砂は避けましょう。サンゴ砂以外であればあまり気にしなくて良いでしょう。低床材の中でも水質を弱酸性に保ってくれるソイル系は、スカーレットジェムの隠れ家にもなる水草とも相性が良く特におすすめです。

スカーレットジェムの餌

スカーレットジェムの飼育で一番難しいのが餌です。人工飼料に餌付くことがほぼ無いため、ブラインシュリンプやミジンコ、冷凍アカムシ、イトメなどの生餌を与えます。ブラインシュリンプは乾燥した卵の状態で売っているので、孵化させてから与えます。孵化するまでにおおよそ1日かかるので注意しましょう。

スカーレットジェムの混泳

スカーレットジェムの混泳にはいくつかの注意点があります。同種・多種それぞれの混泳についてチェックしておきましょう。

同種での混泳

スカーレットジェムは温和な性格ですが、縄張り意識がやや強く、同種同士でケンカをすることがあります。相手を殺してしまうほどの激しいケンカはほぼないですが、水草や流木、岩などを多めに設置し隠れ家をたくさん作って争いを防いであげましょう。スカーレットジェムは水草を食べてしまうことはありませんので、隠れ家を確保しながら水槽内のレイアウトも整えやすいです。

他種との混泳

スカーレットジェムが小さいので、あまり大きな魚との混泳には向きません。また、スカーレットジェムは臆病な性格なので、気性の荒い魚と混泳させるといじめられてしまうため避けましょう。テトラ系やコリドラス、オトシンクルスなどは穏やかな性格でスカーレットジェムとの混泳に向いています。エビ類も混泳可能ですが、稚エビはスカーレットジェムの好物のため食べられてしまうので注意しましょう。

スカーレットジェムは繁殖も狙える!でもメスの入手が困難…

繁殖は比較的容易ですが、今現在流通しているスカーレットジェムは体色が綺麗なオスがほとんどです。メスはなかなか入手できないのが現状ですが、稀にオスに混じって売られていることがあるようなので根気よく探してみましょう。また、スカーレットジェムを取り扱っている熱帯魚専門店でメスを別取りしてくれる場合もあるようなので問い合わせてみるのも良いでしょう。すぐにでもメスを入手したい場合はネット通販で販売しているところがあるので利用するのも一手です。

スカーレットジェムの病気

スカーレットジェムは水質の悪化に弱く、ヒレや体の表面が溶けて白くなることがあります。また、特に松かさ病にかかりやすく、他の魚ならば問題ない水質でもスカーレットジェムだけが松かさ病になることがあるので、水換えを定期的に行って水質を維持するようにしましょう。アカムシなどの餌の食べ残しは水中で腐敗して水を汚してしまうのですぐに取り除くようにしてください。

スカーレットジェムを飼育してみよう!

今回はスカーレットジェムについて紹介しましたが、いかがでしたか?スカーレットジェムを飼育する際は、餌と水質の変化に気を付けて上手に飼ってあげたいですね。じぃーっと餌を見つめていたり、隠れ家からちょこっと顔を出したり…美しい体色とかわいらしい仕草で見ていて飽きないスカーレットジェムに、あなたも癒されてみてください。

スカーレットジェムを飼ってみよう