セルフィンプレコの飼い方!成長速度や最大体長ってどれくらい?




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セルフィンプレコってどんな魚?

セルフィンプレコは丈夫

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体も丈夫で安価なセルフィンプレコは、初心者から上級者まで飼育されているポピュラーな熱帯魚です。水槽内のコケを食べてくれる魚としても有名です。

特徴

セルフィンプレコは、背中の大きなヒレや模様が特徴です。また体が大変硬く丈夫で、環境の変化にも強くタフな熱帯魚です。上述しましたが、水槽内のコケを食べる習性のある魚です。サイズも大きくなり、30~50センチ程までに成長します。成長速度ですが、平均的に1年間に2㎝ずつ成長します。そして、成長するにつれて気性が荒くなるのも特徴です。

分布

主にアマゾン川、南アメリカの熱帯域に分布します。また、オリノコ川、日本の沖縄県比謝川、多摩川にも外来種として生息する熱帯魚です。

寿命

体が丈夫で大きいセルフィンプレコの寿命は10年から20年程あり、中には30年を超える飼育記録もある存在するようです。

流通量と相場

東南アジアなどで養殖されたものが大量に輸入されており、容易に入手できます。1匹500円から800円程度の価格で販売されています。

セルフィンプレコの飼育方法

丈夫で病気にも強い熱帯魚ゆえに、長く付き合っていけるよう、ここで紹介する情報から自分が飼育している姿、様子をイメージしましょう。

水温・水質

飼育可能な水温は20度から28度とされており、大変順応幅が大きいです。他の混泳する熱帯魚に水温を管理しても問題ないとされています。しかし、丈夫な熱帯魚といわれていますが、夏場水温が30度以上にはならないように気をつけましょう。水質は、弱酸性から弱アルカリ性に保つようにし、pH6~8前後と、こちらも順応の幅が大きいですので混泳する熱帯魚に合わせて問題ないとされています。

水槽サイズ・フィルター

大きさが30から50㎝にまで成長するため、成長につれて水槽を大きくする必要があります。最後は、90cmの水槽が必要になります。おすすめのフィルターは、外部フィルターに投げ込み式フィルターを併用するなどがおすすめです。セルフィンプレコは体も大きく、排泄量も多いので高いろ過能力のあるシステムを使用するとよいでしょう。

底床材

やはり、排泄量が多いので底砂は水質悪化につながるためなにも敷かないほうが水質管理は容易ですが、砂底を敷く場合には目の粗くないものを薄めに敷くようにすることをお勧めします。

セルフィンプレコの餌

セルフィンプレコは水槽内のコケもよく食べますが、きちんとエサも与えます。沈下性のプレコ用の餌を、1日2回2~3分程度で食べ切れる量をあげるようにします。雑食性なので赤虫や魚の死骸、水草などもよく食べます。水草を多く植えている水槽では食害が発生するので注意が必要です。また、流木などもセルフィンプレコはガジガジとかじってしまい、木屑が多く発生するので注意しましょう。

テトラ テトラプレコ

2層構造になっていて、沈下も早く大きいサイズから小さいサイズのプレコまで食べやすくなっています。

セルフィンプレコの混泳

セルフィンプレコの混泳

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おとなしい性格のプレコですが、成長するにつれて気性が荒くなります。また、混泳の相性の悪い熱帯魚もいますので注意しましょう。

同種での混泳

 セルフィンプレコは同族同士の混泳に向いており、特に問題はありません。しかし、ロイヤルプレコなどのパナクエ系といわれる種類のプレコ同士では争う事があるので、混泳には向いていません。そして、プレコと同じナマズの仲間、コリドラスやオトシンクルスはプレコとの混泳には向いていません。体表をなめて傷をつけてしまいます。

他種との混泳

他種との混泳では体表面積が広い熱帯魚は、プレコに体表を舐められてしまい怪我をしてしまうことがあり、向いていません。また、同じように水槽の低層を住み家とする熱帯魚との相性もあまりよくありません。具体的にはエンゼルフィッシュや、ディスカス、淡水エイ、金魚、ポリプテルスなどが挙げられます。他に、縄張り意識の強い、シクリッドと呼ばれる熱帯魚たちとの混泳も、プレコが攻撃されてしまうことがあるので混泳には向いていません。

セルフィンプレコの繁殖

オスとメスの相性が悪いとよくケンカをしますので、毎日ケンカをしていないかチェックして相性を確認しておきます。相性の良いペアが揃ったら繁殖のための、産卵場所を作らなければいけませんので、産卵筒と呼ばれる筒を準備します。流木で産卵することもありますが、産卵筒を用いたほうが産卵することが多いようです。

 

なかなかうまく繁殖しないときは、水槽の中をオスとメスのプレコにして、水をブラックウォーターにすることで繁殖率が上がりますのでぜひ行ってみてください。また、十分に餌を与えていないと繁殖しないので食事状況の確認も必要です。

セルフィンプレコの病気

セルフィンプレコが1番罹患しやすいのは白点病といわれる病気です。体に小さな白い斑点が出てきます。白点の正体は白点虫と呼ばれる寄生虫で、これが体表に寄生することで発病します。水温が極端に変化することが原因で発病しますので、季節の変わり目などに注意が必要です。

 

健康な個体であれば、2℃程度の水温の変化で罹患することはありませんが、購入したばかりで体力がない個体などは罹患しやすいです。白点病をそのままにしていると他の熱帯魚やプレコにも病気が広がってしまうので、早めに治療を行いましょう。

 

治療方法は、まず、水温を32度にして、市販の薬を水槽に入れます。そして、水温が下がらないように2〜3日管理すれば病気はよくなっていきます。病状を毎日観察するようにしましょう。

セルフィンプレコを川に逃さないで!

セルフィンプレコを川に放流しないで!

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セルフィンプレコは熱帯魚屋さんで安価に販売されており、飼いやすくコケの掃除屋さんとして安易に購入してしまいがちです。売っているときは小さいですが、予想以上に大きくなり、成長するにつれて気性も荒くなってきます。そして20年程生きますので、飼いきれなくなって池や川に逃がすという飼主がいます。

 

沖縄の川や多摩川ではセルフィンプレコをはじめとする様々な外来魚が住み着き、日本固有の生き物や生態系を食い荒らすという問題が起こっています。購入する際は最後まで飼いきる覚悟をもってください。また、大きくなりすぎた、飼いきれなくなった等の問題が起きた際は、大きな水槽を展示してあるような熱帯魚屋さんに相談すれば引き取ってもらえることもあるようですので逃がして環境を破壊するくらいなら1度相談することをお勧めします。

長年飼育することで魅力があふれてくるセルフィンプレコ

セルフィンプレコを飼育してみよう

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セルフィンプレコは長寿で長年付き合える種類の熱帯魚です。体も大きくなり、その成長する姿を見る事は熱帯魚飼育の醍醐味だと思います。是非大きな水槽で、大きなヒレで優雅に泳ぐセルフィンプレコの姿を堪能してください。愛情をもって大切に育ててあげれば、きっと素敵な個体に成長すると思いますよ。

セルフィンプレコの特徴