ザリガニの餌の選び方とおすすめ6選!頻度・量はどれくらいが最適?




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ザリガニの食性

ザリガニの餌は何がいい?

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ザリガニの食性は雑食性です。野生では小魚やオタマジャクシ、昆虫といった動物質のものから水草や藻、落ち葉などの植物質のものまで、食べられるものは何でも口にします。捕食対象は同種にも及び、特に飼育下で個体密度が高くなると、脱皮直後や弱い個体は共食いの対象になりやすいので注意が必要です。

ザリガニの餌の種類と選び方

ザリガニの餌の種類とそれぞれの選び方について確認しましょう。

人工餌

ザリガニに与えるエサは主に人工餌を選択することをおすすめします。人工餌は安価で保存がしやすく、栄養がバランスよく配合されており、水を汚しにくいなどの利点があるからです。

生餌

ザリガニは基本的に何でも食べてくれますが生餌を与えるのであれば、アカムシやディスカスハンバーグなどを選ぶと良いでしょう。ニボシなどの人間用の食べ物は、より水を汚しやすいのであまりおすすめできません。

水草・野菜

野生のザリガニは水草や落ち葉などの植物もよく食べています。飼育下でも水槽に水草を植えると食料と隠れ家の役割を果たし、共食いのリスクを軽減できるのでおすすめです。葉物の野菜も好んで食べてくれるので、栄養面も考えてたまに与えると良いでしょう。

おすすめのザリガニ人工餌6選

ザリガニを意識して配合された人工餌も数多く市販されています。ここでは特におすすめできる人工餌をご紹介します。

キョーリン ザリガニのエサ

ザリガニなどの甲殻類のために配合された人工餌です。カルシウム分が豊富で、餌はこれ1つでも丈夫に育てることができます。

キョーリン ザリガニのエサ にごり・ニオイ対策用

ザリガニの食性を考慮して水を汚れにくくするために、食べカスが生じにくい物性に加工してあります。さらに、臭い対策のために消臭効果がある茶葉が配合されていることが特徴です。

キョーリン イキイキザリガニ

ザリガニが食べやすいようにハサミで掴みやすい形状にしてある沈降性の餌です。栄養バランスも考慮された配合がされています。

日本動物薬品 ニチドウ ザリガニのエサ

ザリガニをはじめとする甲殻類のための餌です。水を汚しにくい沈降性の餌で、脱皮を助ける成分が含まれているので成長を促進してくれます。

テトラ ウエハーミックス

底棲魚や甲殻類をターゲットにした沈降性の餌です。独自製法でビタミンが強化されており色揚げ効果も期待できます。

コメット ザリガニ・カニの主食 沈下性

クランブル状の沈降性の餌で、粒が小さいので小型の個体でも食べやすくなっています。善玉菌に分類される腸内細菌が配合されており、消化吸収を助けてくれます。

ザリガニの餌やりの頻度と量

ザリガニは食性の関係で、他の生き物よりも過不足なく給餌することが重要です。

頻度

ザリガニへの給餌は1日に1~2回行ってください。特に、同じ水槽内で複数飼育する場合は、餌が不足すると共食いが生じやすくなるので、1日に複数回の給餌をおすすめします。

量については個体差が大きいので一概には言えません。食べ残しが生じない程度に調節して与えてください。食べ残した場合は、水質を保つため網などですくって取り除いてください。量が少ないと共食いのリスクが高くなる点には留意してください。

ザリガニは餌によって体色が変化する!

ザリガニの体色といえば赤色を思い浮かべると思いますが、これは食物中の「カロチノイド色素」によるものです。よって、カロチノイド色素が含まれていない鯖などの餌を与え続けると、体色は青色~白色へと変化していきます。鯖などの生餌は与えると水を汚しやすいうえに、栄養が偏ると脱皮に失敗しやすくなるなど弊害が生じることもあるので、餌による色変えに挑戦する場合は注意してあげてください。

ザリガニは脱皮した皮も餌になる!?

ザリガニは脱皮を繰り返すことにより成長しますが、脱いだ殻を食べる習性を持っています。なぜなら、ザリガニの殻は主にカルシウム化合物で構成されているからです。脱皮後のザリガニの殻は柔らかく、体を守る硬い殻を作るためには大量のカルシウムを必要とします。そんなザリガニにとって、自身が脱ぎ捨てた殻は栄養満点の食料になるのです。もし、飼育しているザリガニの脱皮した殻を見つけたときは、すぐには取り除かない方が良いでしょう。

ザリガニが餌を食べない!原因と対策

ザリガニが餌を食べなくなる原因は、彼らの生態によるものと飼育環境によるものに分類できます。

生態要因

生態による原因としては、

・脱皮直前・直後
・産卵後
・冬眠中

などが挙げられます。これらの時期は食欲が減退、あるいはまったく食べなくなることは普通なので、無理に餌を食べさせようとしなくても問題ありません。

環境要因

環境に起因するものとしては、

・水質の急激な変化
・水温の不一致
・餌に飽きている

などが考えられます。捕獲・購入直後や水替えをして、今までとは全く別の水に入れてしまうと、ストレスを感じて食欲がなくなる場合があります。水替えをする時などは、今まで生活していた水に新しい水を混ぜて慣れさせると良いでしょう。

 

また、水温が高すぎたり低すぎる場合も、餌を食べなくなります。30℃を超えるほどの高温や、凍ってしまうほどの低温には耐えられないので、夏と冬は水温に注意してください。さらに、野生のザリガニは幅広く様々なものを食しています。飼育下で同じ餌ばかりを与えていると食いつかなくなるので、数種類の餌をローテーションで与えると良いでしょう。

ザリガニの食性について正しい知識を身に着けよう!

ザリガニの餌について正しい知識を!

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ザリガニが忌避される一因として特有の泥臭さがあると思いますが、ザリガニ自身の臭いは他の魚介類とさほど変わりません。あの臭いは水に起因するもので、飼育下でも水質が悪くなると臭いが出ます。ザリガニの適応力から水質は軽視されがちですが、きれいな水で飼育した方が当然ながら長生きします。水を汚す1番の原因は餌にあるので、ザリガニの食性について正しい知識を身に着け、過不足なく給餌することが大切です。

ザリガニの餌