テキサスリグで根がかり知らず!作るのに必要な5つのパーツとは?

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テキサスリグとは?

テキサスリグとは

撮影:FISH PARADISE!編集部

テキサスリグとは、ワームを用いた釣りで使用するリグの1種で、シンカーとフックさえあれば作ることのできる手軽な仕掛けです。補助的なパーツとして、ビーズやストッパーなどがあれば尚良いですが、無くても問題はありません。テキサスリグの由来はアメリカのテキサス州発祥であることとされています。バス釣りの本場で生まれたこともあり、現代でもバス釣りでよく使われる仕掛けです。またテキサスリグは、ソイやアイナメなどの根魚をワームで狙う時にも非常に有効です。

テキサスリグのメリット・デメリット

テキサスリグのメリット・デメリット

撮影:FISH PARADISE!編集部

テキサスリグを使う上でのメリット・デメリットを解説します。

メリット

テキサスリグのメリットとしては、何と言っても根がかりの少なさにあります。遊動式の仕掛けであること、シンカーがスリムで通り抜けが良いことなどが要因です。また、オフセットフックを使うので、ストレートフックのジグヘッドに比べてワームから針先が出にくいことも理由のひとつです。これにより、ヘビーカバーやストラクチャーを攻めるバス釣りや、根周りを探るロックフィッシュの釣りで重宝するのです。

デメリット

デメリットとしては、メリットの裏返しではありますが、オフセットフックを用いる場合針先がワームから出ないので、フッキング効率はやや落ちるという点です。また、シンカーがあるので、基本的にはボトム中心の釣りになり、トップを攻めづらいということもあります。状況に合わせたリグの選択が必要になります。

 

テキサスリグに必要な5つのパーツ

テキサスリグに必要なパーツとして、シンカー、フック、ビーズ、ストッパー、ワームがあります。

1.シンカー

テキサスリグに使うシンカーは、銃弾のような形をしたバレットシンカーが一般的です。これを使うことにより、通り抜け性能が向上します。素材は鉛とタングステンがあります。鉛は安価ですが、タングステンに比べて強度が弱く岩などにぶつかって変形してしまう恐れがあります。タングステンは強度があり、比重が高いため、より小さいサイズで重量を重くすることができますが、鉛よりはやや高価です。

ジャッカル JKタングステンカスタムシンカー

タカミヤ FALKEN R バレットシンカー

ザップ スタンダードシンカー バレット

2.フック

テキサスリグのフックは、オフセットタイプのものを使います。針先がワームから飛び出ないため、根がかりのリスクが軽減されますが、同時にフッキング率も下がるので、しっかりとアワセを入れることが重要です。フックの大きさは狙う魚の体長や口のサイズに合わせて選びましょう。

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カツイチ デコイ キロハイパーワーム

ハヤブサ フィナ TNSオフセット

3.ビーズ

テキサスリグは、シンカーとフックの間にビーズを通すことも多いです。こうすると、シンカーとビーズが接触することでカチカチ音が鳴り、効果的に魚にアピールすることができます。また、ビーズが光を反射して視覚的に魚を誘いだす効果も期待できます。アピール力を高めることができるビーズですが、スレていたり低活性の魚には逆効果の場合もあります。あまりにもアタリが無い時は、ビーズを外してしまうのもひとつの手です。

カツイチ デコイ カチカチビーズ

ガイア ガラスビーズ

 

4.ストッパー

バス釣りでヘビーカバーなどをテキサスリグで攻める場合、ワームがカバーに乗ってシンカーだけが先に沈んでいくことも。すると先に落ちてきたシンカーにバスがバイトし違和感を与えてしまう恐れがあります。そのようなリスクを回避するためにシンカーストッパーをつけてシンカーとワームをある程度一体化させます。しかしストッパーが無い方がリグの自由度は高まるので、フッキング効率で言えばストッパーが無い方が良いです。用途別に使い分けていきましょう。

ジャングルジム ムーブストッパー

ささめ針 シンカーストッパー

5-1.ワーム(バス)

バスでは基本的にどんなタイプのワームでも使えますが、通り抜け性能のよいテキサスリグに合わせるなら細身のストレートタイプが適しています。またはカバーを打つ際にはザリガニなどを模したクロー系のワームでも良いでしょう。

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ダミキジャパン ウォータークローラー

レイドジャパン ウィップクローラー

オーエスピー ドライブクロー

5-2.ワーム(根魚)

テキサスリグで根魚を狙う場合は、底を這ったり跳ねたりする甲殻類をイメージしたワームを選ぶと良いです。エビやカニを模したワームが定番ですが、シェイクなどでワームを動かして誘いを入れる場合は、カーリーテールも効果的なワームです。

バークレイ ガルプ SWホッグ

ジャッカル ウェーバーシュリンプ ソルトバージョン

バークレイ パワーベイト パルスワーム

テキサスリグの作り方

テキサスリグの作り方

作成:FISH PARADISE!編集部

市販品で完成された状態のテキサスリグはほぼ無いため、テキサスリグを使用する際は基本的に自作することになります。テキサスリグの作り方は非常に単純です。最初にラインにストッパーをセットし、シンカー、ビーズの順に通していき、最後にフックを結びます。これで完成です。あとは自分の好きなようにアレンジを加えても良いでしょう。ロストした時のことも考えて、事前に複数組作っておくと、釣り場で時間を節約できます。

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テキサスリグでストレスフリーな釣りを!

テキサスリグでストレスなく釣りをしよう

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バス釣りやロックフィッシュなど、積極的に障害物を攻める釣りにはつきものの根がかり。あまりに頻発してしまうと気が滅入ってしまいますよね。そのようなリスクを極力減らしてくれるのがテキサスリグです。ストレスなく釣りをするためにもテキサスリグを使ってみてはいかがでしょうか。誰でも簡単に作れるのでおすすめですよ。

テキサスリグでバス釣り!