アルデバランMGLはフィネスだけじゃない万能リール!インプレや特徴は?

アイキャッチ画像出典:SHIMANO

アルデバランMGLの特徴

シマノから発売されているベイトリール、「アルデバランMGL」の用途やスペック、使用できるシチュエーションなどについて詳しくみていきましょう。

軽量ルアー〜ビッグベイトまでこなすバーサタイルリール

アルデバランMGLの特徴やインプレ

出典:SHIMANO

新設計の浅溝マグナムライトスプールを搭載したことにより 5〜7g程度の軽量ルアーから、1oz程度までの比較的使用頻度の高いクラスのルアーを扱うことができます。

 

さらにベイトフィネスに限りなく近いアプローチもできる為、パワーフィッシングだけでなくフィネス的アプローチもこなす万能リールです。

シマノ独自の技術特性が盛りだくさん!

これまで技術的に不可能とされていたスプール側面に穴を開けることに成功し、大幅な飛距離アップを可能にしたマグナムライトスプール(MGLスプール)が搭載されています。

 

また、軽量で剛性の高い金属を使用することで繊細なギアの噛み合わせを守りつつ、スムーズなリーリングを実現したHAGANEボディ、遠投性能と高いキャスト精度を兼ね備えた遠心ブレーキSVSインフィニティなどシマノ独自の最先端技術がふんだんに盛り込まれたハイスペックリールとなっています。

海水にも対応

アルデバランMGLは海水にも対応

 

アルデバランMGLは淡水はもちろん、海水okとシマノのHPに表示がある為ソルトゲームでも使用可能です。メバルやソイ、カサゴ、アイナメなどのロックフィッシュゲームや河口域のシーバスゲームなど大物が来た時でもパワー負けせずにキャッチすることができます。

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アルデバランMGLのラインナップ

アルデバランMGLがどんな釣りに向いているか、それぞれラインナップを追って解説します。

アルデバランMGL 30 / 31

アルデバラン30/31は6.5のギア比で最大巻上長65cmということでノーマルギアのモデルとなっております。30は右巻き、31は左巻きです。クランクや小型ミノー、ジグスピナーなどをはじめとする 5〜12g程度の軽量巻物系ルアーの釣りに向いています。

ギア比:6.5
最大ドラグ力(kg):4.5
自重(g):135
巻き取り長(cm):65
ナイロン糸巻き量(lb-m):8-100、10-90、12-65

アルデバランMGL 30 / 31 HG

アルデバラン30/31HGは7.4のギア比で最大巻上長74cmとハイギア(HG)のモデルとなります。こちらも30Gは右巻、31HGは左巻となります。

 

アルデバランMGL自体の自重も135gと大変軽く感度が良く巻き取りスピードが速い為、 テキサスリグやジカリグ、フリーリグなどの打ち物の釣りに向いています。

アルデバランMGLのインプレ

アルデバランMGLのインプレッション

 

とても軽量でリール自体の大きさもコンパクトになっているのでリールを握り込むパーミングがしやすく手が疲れにくく快適に釣りができます。

 

リールが軽くてコンパクトな為頼りなさを最初は感じましたが、いざ使用してみるとHAGANEボディを採用している為剛性感も充分あり50upのバスでも難なく安心してファイトできました。軽量〜中重量級ルアーを扱うには超優等生なリールです。

アルデバランMGLと他機種を比較!

スペックや用途から様々な他機種と比較すると、アルデバランMGLの良さが見えてきました。

アルデバランMGL vs 19アンタレス

アルデバランMGLの圧倒的上位機種である19アンタレス。アルデバランMGLもアンタレスと同様シマノの独自技術であるHAGANEボディやSVSインフィニティ、サイレントチューンなどを兼ね備えており19アンタレスに負けておりません。

 

また、 19アンタレスは海水に対応しておらず淡水専用な為、海でも軽量ルアーを扱いたいという場合ならばアルデバランMGLの方がおすすめです。

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アルデバランMGL vs 20メタニウム

20メタニウムも軽量ルアーを扱えることで有名です。アルデバランMGLとの差は圧倒的自重の軽さです。アルデバランMGLは自重135g、20メタニウムは自重175gと約40g(小型ビッグベイト一個分程度)の重さの違いがあります。

 

リールが軽ければ軽いほど感度が良く操作感も上がる為ベイトフィネス寄りの軽量ルアーの使用頻度が多い人はアルデバランMGL、軽量ルアー〜中重量級ルアーを扱いたい人は20メタニウムといった使い分けができます。

アルデバランMGL vs アルデバランBFS

アルデバランBFSの最大ドラグ力は3.5kg、アルデバランMGLでは4.5kgで、糸巻量はアルデバランBFSではフロロ8lb-45m、アルデバランMGLではナイロン8lb-100mとなっており、アルデバランBFSの方はアルデバランMGLと比べるとより軽量ルアーの扱いのみに用途を絞ったモデルとなっております。

 

ある程度の重さのある中重量級ルアーまでを使いたいならアルデバランMGL、フィネス専用機として軽量ルアーを快適に操作したいならアルデバランBFSがおすすめです。

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アルデバランMGL vs アルファスAIR TW

ダイワとの同価格帯でライバル機であるアルファスAIR TW。スプールの寸法がアルデバランMGLの方が大きめでスペック的にはアルファスAIR TWの方が軽量ルアーの扱いに特化しています。自重の軽さはアルデバランMGLが135g、アルファス AIR TWが160gなのでアルデバランMGLの方が圧倒的に軽いです。

 

アルファスAIR TWは糸巻量がナイロン8lb-45mと中重量級ルアーの扱いには向いていない為、オカッパリでランガンしながら軽量ルアーから中重量ルアーをタックル一本でこなしたい!という方はアルデバランMGLに軍配があがります。

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アルデバランMGLにおすすめのタックルセッティング

アルデバランMGLの持つ性能を最大限に引き出すおすすめのロッドとラインについて見ていきましょう。

ロッド

アルデバランMGLはリール自体の自重が軽く感度も良い為、ティップがエクストラファースト〜ファストテーパーと 先調子で且つ硬めで感度の良いロッドとの相性が良く、アルデバランMGLの持つ特徴的を最大限に活かすことができます。

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シマノ 20 ゾディアス 167M-S

上記のロッドの特徴を満たしつつ自重が97gと大変軽くアルデバランMGLの良さを最大限に引き出してくれるロッドとなります。

 

ロッド自体もお手軽な値段でコスパが良くお財布に優しいのも嬉しいポイントです。ティップはエクストラファーストテーパーのソリッドティップなので繊細なショートバイトも逃さずフッキングすることができます。

全長(m):2.01
継数(本):2
仕舞(cm):172.2
自重(g):97
ルアーウエイト(g):4-15
適合ライン(lb):6-12

ライン

軽量ルアーをメインとして14g程度の中重量級ルアーも扱うことができるアルデバランMGLにオススメのラインは フロロカーボンの10lbとなります。フロロの12lbだと軽量ルアーをメインで扱うには飛距離が出にくい為、強度と軽さを兼ね備えたフロロカーボンの10lbが最適です。

 

バークレイ バニッシュレボリューション10lb

アルデバランMGLの持つ性能を最大限に引き出すためには高感度で低伸度のバークレイ バニッシュレボリューションが最適です。耐久性も高く、10lbでもロクマルとファイトでき信頼のおけるラインです。

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アルデバランMGLは2022年にモデルチェンジする?

アルデバランMGLのモデルチェンジはいつ?

 

アルデバランの過去のモデルチェンジの周期から3年前後以内で確実にモデルチェンジが行われています。現在18アルデバランMGLが発売されて4年が経過している為、モデルチェンジの可能性はかなり高いと言えるでしょう。

 

最近ではアルデバランBFSが6年ぶりにモデルチェンジされ話題になりましたが、アルデバランMGLも同様にモデルチェンジの期待が高まるリールとなります。

 

19アンタレスに搭載されたMGLスプールⅢは2019年以降の中クラス以上のリールに搭載されておりますので、モデルチェンジ時はMGLスプールⅢを搭載したアルデバランMGLが出ると予想しております。

アルデバランMGLはスーパーライトバーサタイルリール!

アルデバランMGLで快適に釣りをしよう!

 

いかがだったでしょうか?アルデバランMGLは軽量ルアーから中重量級、ビッグベイト、そしてソルトゲームまで幅広く扱え、タックル一本でなんでもこなせてしまう超万能リールです。

 

アングラーにとって間違いなく武器になるリールですので、是非この機会に使いこなしてソルトフィッシュからデカバスまで全部釣ってしまいましょう!

 

アルデバランMGLの特徴やインプレ