カゴ釣りに使う竿やリールの選び方!仕掛けを遠投して大物をゲット!

カゴ釣りとは

カゴ釣りとはマキエを入れたカゴを付けた仕掛けで魚を釣る釣り方のことです。仕掛けについたカゴに直接マキエを詰めて魚をおびき寄せるため、簡単に一つの仕掛けでいろんな魚種を狙うことができます。

 

ウキをつけるので、魚のアタリを目で確認でき、沖に投げれば、陸から離れた魚も狙うことができます。時にはタイやブリなどの大物もかかることもある魅力的な釣りです!

フカセ釣りやサビキ釣りとはどう違う?

カゴ釣りとサビキ釣りの違いは?

 

カゴ釣りの大きなメリットは遠くの魚、大物も狙うことができる点、サシエがマキエに同調しやすい点が挙げられます。サビキ釣りは人気の釣りですが、足元を探る釣りのため大物に出会える可能性はカゴ釣りに比べると低くなります。

 

フカセ釣りはカゴ釣りと同じウキを使った釣りですが、マキエを入れるカゴは無く、潮の流れを読んで自身でマキエを撒く必要があります。また、マキエの中にサシエをなじませる必要があるため、ある程度熟練の釣り師でないと流れを見ながら釣るというのは難しいと言えます。

 

その点、カゴ釣りの場合はマキエとサシエが一つの仕掛けに一緒になっているため、マキエにサシエをなじませる事が容易です。初心者の方でも比較的簡単に大物の魚に出会えるでしょう。

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2023年9月16日
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季節別カゴ釣りのターゲット

季節によって釣れる魚種は様々です。時期によって釣りやすい魚を知れば、釣れる確率も上がります。

カゴ釣りで春のマダイを狙え!

 

【狙える魚】アジ・マダイ・サバ・イワシ・ヒラマサ・サワラ

厳しい冬を終えて海水温度が上昇してくる春は、魚の活性が上がり始める時期となります。海水温度の上昇に合わせて水深の浅い場所にも魚が入ってくるようになります。港やサーフからも釣れる魚種も増えるため、初心者でも楽しめるシーズンと言えるでしょう。

夏のカゴ釣りはアジが狙い目

 

【狙える魚】イサキ・アジ・サバ・カンパチ・クロダイ・タチウオ・シマアジ

夏の釣りは青物(アジ・サバなどの背の青い魚の総称)の回遊がスタートしたりタチウオのシーズンが始まったりと、人気の釣りがハイシーズンとなる季節でもあります。水温が高くなり魚が浅場に寄って来やすいため、意外と手前で大物がかかったりもします。

秋は青物がカゴ釣りで狙えるシーズン

 

【狙える魚】イナダ・サバ・アジ・イワシ・カツオ・マダイ・サヨリ・カマス・ハマチ・シーバス・タチウオ・シマアジ

秋時期は夏時期にターゲットになる魚も狙え、青物の回遊が増えるため、狙える魚種も豊富な季節です。一番のハイシーズンと言えるでしょう。この時期はさらに旬を迎える魚も多くいるため、身に脂も乗っておいしく食べられる季節でもあります。

カゴ釣りは冬でも釣れる!

 

【狙える魚】マダイ・クロダイ・メジナ・ブリ・クエ

冬時期になると海水温が下がり全体的に魚の活性も下がる季節になるため、しっかりと狙う魚を決めてから釣りに向かうといいでしょう。冬時期の釣りは時間帯やポイント選びで釣果が全く変わります。

 

長時間は寒いので、朝の日の出前後(朝マヅメ)、夕方の日の入り前後(夕マヅメ)をピンポイントで狙っていく事もおすすめです。

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カゴ釣りができるポイント

潮の流れがカギになってくるので、潮通しのいい場所を選びましょう。

堤防

堤防は足場も良くてカゴ釣りにおすすめ

 

【狙える魚】アジ・イワシ・サバ

堤防は足場が良く、回遊魚も狙えるので、ファミリーフィッシングに適しています。堤防で狙いたいポイントは、潮目(潮の流れがぶつかり合う場所)、船道(船の通る道)、カケアガリ(急に深くなる場所)です。

 

潮目ではプランクトンが多く集まり、エサが豊富なため魚が集まりやすいです。船道は、船が通るときに海底にスクリューが触れないように深く掘られているため、カケアガリがあります。堤防の先端も流れの変化が起きやすいため、狙い目です。

サーフ

サーフもカゴ釣りの定番ポイント

 

【狙える魚】ブリ、カツオ、サワラ、マダイ

サーフでは水深のある場所を狙いましょう。仕掛けと餌の同調が大事なので、仕掛けが底ついてしまうと流れとともに漂わないのため、遠浅のサーフは避けておいたほうが無難です。堤防などに比べ手前はかなり浅いため、なるべく沖に遠投が必要になります。

 

サーフで狙いたいポイントは潮目、流れ込み(河川からの水が流れつく場所)、離岸流(岸から沖に向けて払い出される潮の流れ)です。上記に挙げた場所が潮が動きやすく、魚が集まりやすいと言われています。

 

その魚を食べに来た大物を狙うのがベストです。離岸流に乗せれば、大遠投をしなくと仕掛けを沖に流すことが可能です。

磯でのカゴ釣りは安全第一で

 

【狙える魚】マダイ・クロダイ・メジナ・イサキ・ヒラマサ・シマアジ

磯では、岩や海藻などの障害物が多くあり、遠投しなくとも足元のえぐれた岩の陰に大物が潜んでいたりします。遠投して広範囲を探り回遊魚を狙ったり、磯の根や岩の陰に潜むクロダイやメジナを狙うのもよいでしょう。

 

狙いたいポイントは岩の周りや、海藻の周り、潮目、サラシ(岩などに波がぶつかり白く濁る場所)です。足場が悪い場所が多いので、安全に配慮した靴やライフジャケットの着用は忘れないようにしましょう。

カゴ釣りの竿

カゴ釣りにはどんな竿が良い?

 

カゴ釣りの竿は長さが最も重要な要素であり、釣りたい獲物に合わせて竿の長さを選んでいきます。また、長さも重要ですが、耐久性や重さも重要な要素の一つです。

 

どれだけ遠投できる竿でも、重ければ疲れてしまいますし、耐久性がなければ大物がかかっても、釣りあげる前に折れてしまいます。ブリなどの大物を狙うのであれば最低でも4号以上のものを選ぶとよいでしょう。竿は大きく分けると二種類、スピンニングリールと両軸リールに対応したものがあります。

 

ダイワ リバティクラブ磯風 4号-53遠投

ダイワから発売されている、丈夫で扱いやすく、癖のない調子で初心者も扱いやすい万能な磯竿です。 カーボン素材で軽量化のバランスも良く、価格帯も一万円くらいなので初心者の大物狙い、最初の一本や予備のタックルに最適な一本と言えます。 

全長(m):5.30
継数(本):6
仕舞(cm):103
自重(g):370
オモリ負荷(号):10-15
適合ハリスナイロン(号):3-10

シマノ ホリデー磯 4-450PTS

あわせて読む:  投げ釣り入門!遠投に適した仕掛けや竿、リールは?

こちらはシマノが出すエントリーモデルの磯竿です。カーボン素材で軽快な操作性を実現して、扱いやすい特徴があります。パワーがあるため大物がかかっても安心してやりとりができます。

全長(m):4.45
継数(本):5
仕舞(cm):104
自重(g):270
錘負荷(号):8-12
適合ハリス(号):4-10
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カゴ釣りのリール

カゴ釣りには大型のリールが必要

カゴ釣りは仕掛けが重くなり、また、ターゲットも大物であることが多いため大型のリールが必要です。

スピニングリール

カゴ釣りでは4000番以上、イナダ以上の青物狙いの場合は5000番以上が安心です。スピニングリールは汎用性が高く使いやすいことから初心者にもおすすめのリールです。

スピニングリールのメリットは

・キャスト時のライントラブルが少ない。

・ドラグ性能が良い

・低価格帯のものも多く初心者も選びやすい

これから始められる初心者はスピニングリールを選んでみるといいと思います。

 

シマノ アクティブキャスト 1060

リーズナブルながら基本性能を押さえたカゴ釣り専用リールです。スプールの幅が広く、太い道糸を使用していても遠投することができます。巻き上げ力も強くカゴ釣り入門におすすめです。

ギア比:3.8
最大ドラグ力(kg):15
自重(g):650
巻き取り長(cm):82
PE糸巻き量(号-m):4-225、5-175、6-140
ナイロン糸巻き量(lb-m):5-250、6-200、8-160

ダイワ プロカーゴSS 5000遠投

軽量でコンパクトなカゴ釣り専用リールです。パワーもあり大物とのやり取りにも安心感があります。糸落ち防止機能がついておりライントラブルが少ないです。

ギア比:4.7
最大ドラグ力(kg):12
自重(g):430
巻き取り長(cm):96
PE糸巻き量(号-m):4-350、5-240
ナイロン糸巻き量(lb-m):8-200、10-150

両軸リール

カゴ釣りには両軸リールが使われることもあります。大きな特徴は巻きの力が強いので大物がかかっても力負けせずにやり取りができます。こちらもスピニング同様、大きめのリールの購入をお勧めします。

両軸リールのメリットは

・巻き上げのパワーが強い

・太い道糸でも飛距離が出せる(糸の太さが飛距離に影響しにくい)

大物がかかった時や、手前で根に潜られるような釣り場などで、両軸リールのパワーは大活躍します。

 

ダイワ シーホーク 300遠投

ダイワから発売されている基本性能が充実したベーシックなカゴ釣り専用リールです。搭載されているブレーキシステムは遠投性能に優れ、ドラグ性能も高く、魚とのやり取りをスムーズにしてくれます。

ギア比:5.3
最大ドラグ力(kg):5.5
自重(g):350
巻き取り長(cm):63
ナイロン糸巻き量(lb-m):5-230、6-200

アブガルシア アンバサダー 6500C ロケット

カゴ釣りでは最も人気のある両軸リールです。飛距離を重視した二点式のブレーキを搭載しており、太い道糸でも高い遠投性能を発揮します。パワーハンドルによって力強い巻取りが可能で、耐久性にも優れています。

ギア比:5.3
自重(g):365
巻き取り長(cm):65
PE糸巻き量(号-m):3-280
ナイロン糸巻き量(号-m):4.5-255、6-200
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カゴ釣りの道糸や仕掛け

カゴ釣りは狙う魚種によって大きく変わります。釣りたい魚を意識して仕掛けを選んでみましょう。

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道糸

カゴ釣りではナイロンラインが扱いやすいです

 

カゴ釣りで使う道糸は ナイロンの3号~4号前後が一般的です。PEラインは強度はありますが風に弱いので、最初はナイロンラインを使うのが無難です。ブリなどの大物を狙う場合は5号以上の太いラインを使うこともあります。

 

カゴ釣り専用のラインも用意されていますが、安価な300m~600m巻きの物でも十分に使うことができます。カラーは認識のしやすい派手めの色のほうがおすすめです。

ウキ

カゴ釣りには専用の遠投ウキを使いましょう

 

ウキ選びもなかなか重要で、ウキによって仕掛けの飛距離が変わります。沖の大物を狙いたい場合、ポイントまで届く飛距離も大事な要素です。遠投用の羽がついているウキがよいでしょう。

 

空気抵抗が少なく、飛行姿勢も安定するので、より遠くに飛ばすことができます。色は遠くからでも確認しやすい派手な色をおすすめします。

カゴ

カゴ釣りで使うカゴ

 

カゴの種類も様々ですが、扱いやすくてお勧めなのは、プラスチック製のロケットカゴです。カプセルのようになっていて、中にマキエをいれ、サシエも一緒に入れられます。

 

サシエを一緒に入れることで仕掛けが絡んでしまうのを防ぐことができます。ロケットカゴにも、マキエが一回で出るタイプとぽろぽろと少しづつ出るタイプがあります。一回で出るタイプは青物狙いに向いていて、少しずつ出るタイプはタイやアジ狙いに向いています。

仕掛け

基本的にカゴ釣りの仕掛けは、半遊動式のウキ釣りの仕掛けにカゴが追加されたものが多いです。今では市販の仕掛けも充実しており、ウキやカゴまで一式そろったものが多いので、初めてカゴ釣りをされる場合はそのようなセットを購入するといいでしょう。

 

マダイや青物などの大物を狙う場合は伊勢尼10号前後の針がおすすめです。慣れたら自分仕様に針の大きさを変えたり、仕掛けの長さを変えたりするなど、カスタマイズできるのもカゴ釣り仕掛けの魅力です。

カゴ釣りの餌

魚をおびき寄せて釣る要素として餌はとても重要です。カゴ釣りでは魚をおびき寄せる「マキエ」と針につけて食わせる「サシエ」があります。

マキエ(コマセ)

カゴ釣りはマキエの準備も忘れずに

 

マキエの定番はアミコマセやオキアミ+集魚剤です。カゴによってはオキアミが使えず、アミエビしか詰められないこともあるので、カゴを決めてからマキエは選んでください。集魚剤は種類が沢山ありますが「〇〇用」とわかりやすくなっているので、魚によって変えましょう。

 

カゴ釣りは「マキエの切れ目が、縁の切れ目」と言われるほどマキエが大切です。マキエがなくなったら釣りにならないので、潤沢に用意しましょう。目安は一時間に2キロです。

サシエ

カゴ釣りのサシエの定番はオキアミ

 

サシエの定番はオキアミです。パックで売っているオキアミを買うか、マキエで用意しておいたものから、サシエの分をとって使うといいでしょう。遠投をすることが多いので、キャストの際に切れにくいボイルしてあるものを使いましょう。

 

サバの切り身やイカの切り身なども青物の好物なので、何種類か用意しておくと大物に出会える確率もぐんと上がります。

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カゴ釣りで用意したいその他の道具

竿やリール以外にも、あると釣りが快適に、安全に楽しめる物を紹介します。

ライフジャケット

安全第一。海に落ちて溺れてしまい、楽しかったはずの釣りが大惨事に!なんてことになってからでは遅いです。命を守る行動をしっかりととりましょう。自分なら大丈夫と油断するのは一番危険です。

 

海では年間何人もの人が命を落としています。3、4000円くらいで購入できるので着用することをお勧めします。それだけで、万が一海に落ちてしまった場合でも、生還率は大きく違います。

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偏光サングラス

偏光グラスをかけると、海面からの光の反射が遮られるので、海の中の様子がよく見えます。岩や海藻、潮目の位置も把握しやすいため、魚の釣れやすいポイントに仕掛けを入れることができます。

 

目の保護にも偏光グラスは役に立ちます。日中の釣りは反射で結構目が日焼けし疲れるものです。安価な偏光グラスでも、かけるだけで疲労感がかなり違います。

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バッカン

バッカンは主にマキエを入れるためのものです。他の用途では魚を活かしておくバケツとしても使えます。マキエを作るのであれば、厚みのあるハードタイプのものを選ぶといいです。

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バッカンには頑丈なハードタイプと柔らかめなソフトタイプがありますが、折り目ができてしまうような柔らかいバッカンはマキエ作りには向いていません。

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竿掛け

長い竿をずっと持っていると疲れてしまいますよね。竿掛けも釣りを楽しむのに重要なアイテムです。カゴ釣りに必要な竿受けの条件は「しっかりした安定感」です。とにかく安定感のあるものを選びましょう。

 

堤防やサーフの釣りでは三脚タイプものがベストです。長さも調節が可能なので、傾斜があるところでも重宝します。磯であればピトン型の竿受けがおすすめです。クライマーが崖に打ち付けながら使う釘のようなものです。磯での安定感は抜群です。

タモ網

大物がかかった時に取り込む際に必要になります。網の大きさや柄の長さが重要ですが、釣具屋で見ると長さがたくさんありますよね。長さを決めるコツですが、自分がよく行く、もしくはこれから行こうとしている場所に合わせて決めるとよいでしょう。

 

網の大きさは狙う魚によって決めましょう。大物を狙うのであれば大きな網が必要ですね。

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2023年9月20日

クーラーボックス

釣具屋さんだけでなく、ホームセンターなどでも購入できます。夏場であれば飲み物を入れたり、魚をおいしく食べるために冷やして持って帰るのに重宝します。

 

アジやサバなどの小物を狙うのであれば小さめの物で十分ですし、大物狙いなら80センチ以上の長さがあるものを選んでおけば問題ないです。安いクーラーと高いクーラーの違いは、大きさや機能面もありますが、主に保冷力です。

カゴ釣りのやり方

カゴ釣りの手順を解説

 

基本的なやり方や餌の詰め方、魚をかけてから取り込むまでのコツを書いていきます。

餌の入れ方

マキエを入れる際に気を付けたいことは、カゴに入れるマキエの量です。カゴに対して8割程度の量にしましょう。 詰めすぎると着水時にマキエがカゴから出ないことがあります。スプーンを用意しておくと、手を汚さずに餌を入れ替えることができ、便利です。

キャスト

スピニングと両軸で投げ方が少し違います。スピニングはベールを返し糸を人差し指にかけ、自分を横から見たとき、10時の方向あたりまで竿を振りかぶります。10時の方向から14時の方向に向かって竿を振り、自分の耳の横をリールが通り過ぎるあたりで糸をかけている人差し指を離します。

 

両軸はクラッチを降ろして、スプールを親指で押さえ、竿を振る際に抑えている親指を離します。仕掛けが着水する前にもう一度スプールの糸に親指を当ててブレーキをかけ、ライントラブルを防ぎます。指を離すタイミングなどはスピニングと一緒です。

誘い方

仕掛けが着水したら、ウキが立つまで少し待ちます。ウキが立ったら仕掛けがまっすぐになった合図です。竿を煽ってカゴを動かし、マキエを海中で拡散させます。マキエを拡散させたら仕掛けを潮に流していきましょう。

アタリの取り方・アワセの入れ方

ウキがついているのでアタリの判別は簡単です。仕掛けを流している最中にウキが沈めばアタリです。アタリがあればリールを巻いて糸ふけをとってから大きく合わせます。

 

糸ふけをとっていないと掛かりが甘い状態になるため、しっかりとリールを巻いてからアワセましょう。ウキが勢いよく入らない場合はエサ取りの可能性が高いため、タナを少し下げるといいでしょう。

やりとり〜取り込みまで

魚がかかれば竿を立ててやり取りしましょう。一番のコツは「落ち着くこと」です。大物対策で太いラインを使っていればワラサくらいでは切れる心配はないです。青物などは釣り上げられる間際に一番抵抗するので、手前に来ても油断は禁物です。

 

大物は網で掬ってください。無理に引き上げると竿が折れてしまうことがあるので気をつけましょう。

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カゴ釣りで釣果を伸ばすコツ

カゴ釣りで釣果を伸ばすには?

 

コツを押さえておくだけで周りの人とも差が付きます。釣りに行くからにはいっぱいおいしい魚を持って帰りましょう。

潮目を狙う

先ほど書いた復習になってしまいますが、カゴ釣りは潮の流れが非常に重要です。流れがぶつかるところに潮目ができます。海面を見るとところどころ色が違うところがあるはずです。それが潮目になります。

 

流れに変化ができると餌が集まりやすくなるので、海面を見渡して潮目がある場合は積極的に狙っていきましょう。潮目に沿って仕掛けを流せるような状況は大チャンスです。

タナ(仕掛けの深さ)をまめに調整する

魚種や活性によって狙うべきタナは上下します。基本的に活性が高い場合はタナは上に、活性が低い場合はタナが下がることが多いです。アタリがない場合はウキ止めを調節して積極的にタナを変えましょう。

 

基本的に、アタリがない場合はタナを下げていくのがセオリーです。なので釣り場の水深もどれくらいなのか予め調べておくといいですね。

仕掛けは流しすぎず、コマセを入て投げ直す

カゴに詰めたコマセは、仕掛けが馴染んでから1~2分で全部まかれます。重いカゴのついた仕掛けはオキアミよりもゆっくり流れるため、次第にマキエに置いて行かれ同調されなくなります。あまり長く放置せずこまめに回収してマキエを入れ替えて再投入しましょう。

カゴ釣りは超合理的

カゴ釣りで美味しい魚が大漁!

 

オキアミやアミエビを捕食する魚は多いため、カゴ釣りはアタリが多く、いろんな魚に出会える可能性があることが魅力です。また、マキエにサシエが同調しやすいという合理的な側面もあります。思わぬ大物に出会えることが多いので、ぜひカゴ釣りにチャレンジしてみてください。

カゴ釣りのやり方や必要な道具とは