【初心者向け】これだけは押さえておくべし!プロが教える熱帯魚飼育の7つのコツ!

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熱帯魚飼育、難しいと思っていませんか?

熱帯魚飼育のコツは?

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よく一般の方が思っているのが、金魚やメダカの飼育が簡単で熱帯魚は難しいということですが、それは完全に間違いです。金魚やメダカと熱帯魚の飼育環境に何ら違いはないのです。唯一の違いといえば、熱帯魚飼育にはヒーターが必要だということだけです。

 

もちろん、金魚やメダカの飼育にもヒーターを使用した方が飼育はより簡単になります。1つ言えるのは、小型魚は一般的に弱く、金魚やメダカは特に病気などに弱い面があるということです。

熱帯魚飼育のコツ その1. 飼育しやすい種類を選ぶ

ネオンテトラは飼育しやすい

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まずは生体に注目してみましょう。魚種により飼育難易度に違いがあるので、まずは丈夫な飼い易い魚から飼い始めてみることをおすすめします。よくネオンテトラが初心者におすすめされますが、おそらくその理由は安価なことと、水が古くなってきて水質が酸性に傾いてもグッピーなどと違い、水質に耐えてくれやすいからです。

 

ただし、基本的に小さな魚種は弱い面があるので、用意できる飼育環境に余裕があるなら、大きめの魚種を選択するのもおすすめです。それから前述の通り、水質が酸性に傾いていっても耐えてくれやすい魚種を選ぶことです。初心者の方は水換えの重要性を知らないので、水換え不足で水質が強い酸性になってしまいがちだからです。

 

初心者におすすめの熱帯魚については、下記のリンク記事で詳しくご紹介しています。

初心者におすすめの熱帯魚

現役アクアショップ店長が選ぶ、初心者におすすめの熱帯魚10種類!安くて丈夫な入門種は?

2020年5月8日

熱帯魚飼育のコツ その2. お金をかける

熱帯魚飼育はしっかりお金をかけるのがコツ

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お金をかけるというのは、用品類をちゃんと使用するということです。初めての飼育ということでお金をかけないようにと考えがちですが、ひどい場合、水槽に水を張っただけとか、エアレーションを入れているだけといったケースもよくあります。このような金魚鉢状態での飼育というのは難しいのです。

 

また、安い水槽セットでは貧弱なフィルターが付いてくるのでおすすめしません。投げ込み式や水槽内(コーナーなどに)に設置するタイプのフィルターでの飼育は簡単ではないので、せめて外掛け式フィルターが付いてくるセットがおすすめです。カルキ抜きに関しても、粘膜保護剤のほうが大事なので、カルキ抜き+粘膜保護剤というような水質調整剤がおすすめです。

熱帯魚飼育のコツ その3. 手間をかける

熱帯魚飼育は手間を惜しまないのも上達のコツ

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手間をかけるというのは、ほったらかしにしないということです。魚を飼育するということは、必ず水換えをしなければいけません。底砂をしいているならば、定期的に底砂掃除も必要です。餌を与えるのもそうですし、死んだ魚がいれば速やかに取り出さないといけません。

 

水草レイアウト水槽では、伸び過ぎたり増え過ぎる水草を定期的にトリミングして、環境を整えなければいけません。また、飼育している魚が大きくなってきたり、魚を買い足したり繁殖して匹数が増えた場合、それまでの水換え頻度や量では管理が間に合わなくなってきます。

 

フィルター内も徐々に汚れてくるので掃除が必要になってきますし、濾過材なども寿命を迎えるので交換が必要になります。

熱帯魚飼育のコツ その4. できれば汲み置いた水を使う

汲みおいた水を使おう

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一番安全な水換え用の水は、どのような水か?それは、最低でも一晩汲み置いて、二酸化炭素が抜けた水(溜め水)です。この溜め水に、水換え直前に粘膜保護剤を入れてから水換えをすれば、一番安全な水ができあがります。現在は、粘膜保護剤単体の商品がほとんど無いので、粘膜保護剤+カルキ抜きの商品を使用すれば良いでしょう。

 

溜め水に関して注意なのは、一晩~24時間程度汲み置いたら、速やかに溜め水を使い切ることです。よく1週間程度汲み置いた水を水換えに使用している方などもいますが、それは良くありません。何故なら、一晩~24時間程度でカルキ(塩素)が抜けるので、その後は消毒剤(塩素)が無い水ということで雑菌が沸きやすくなるからです。

熱帯魚飼育のコツ その5. 使うなら使い続ける

熱帯魚飼育のコツは?

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何を使い続けるのか?それは濾過バクテリア剤です。よくネットでは「市販の濾過バクテリア剤は意味が無い」などと書いている人を見かけると思いますが、それは間違いで、きちんと意味はあります。

 

厳密にいうと、「使用しなくても魚の飼育はできる」というのが正しく、月日さえかければ濾過バクテリアは水槽内に自然発生するのですが、水槽を新規スタートした場合、自然の濾過バクテリアの濾過環境の仕組みが出来あがるのには最低でも1ヶ月はかかります。そして、その間は魚が死にやすい環境と言えます。

 

そこで新規スタート時から市販の濾過バクテリア剤を入れて、飼育を助けてもらうのは良いことなんです。それと、理由は省きますが濾過バクテリア剤を使い続ける人の水槽は確実にトラブルが少ないです。

熱帯魚飼育のコツ その6. なるべく規則正しくする

照明や餌やりは規則正しく

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規則正しくというのは、どういうことか?それは、照明の点灯・消灯の時間や、餌やりの時間を規則正しくするということです。照明はタイマー管理にすることがおすすめで、お店はタイマー管理されており、これだけで魚の体調は全然違ってきます。

 

魚も生き物なので、1日中暗い場所にいては活力が出ません。半面、極度に明る過ぎても良くない場合がありますし、ずっと照明がついているのも良くありません。1日8~12時間位の点灯時間が適当です。光は生命エネルギーとして大事なものなので、ライトの設置は基本です。

 

餌を与える時間についても同じことが言えます。魚にも時間感覚があるので、照明の点灯・消灯、餌の時間を覚えて、1日のリズムが整えましょう。

熱帯魚飼育のコツ その7. 良いものを使う

熱帯魚飼育のコツはいいものを使うこと!

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良いものを使うとは、どういうことか?それは、必ずしも高価なものを使用するということではなく、確かな商品を使用するということです。例えばサーモスタットやヒーターならこのメーカー品、エアーポンプならこのメーカーのこれ、水槽なら、フィルターなら、ライトなら...などなど各用品で良いメーカーや良い商品は決まっていたりします。

 

長年アクアリウムをやっていると、高い勉強代をかけて色々なメーカーの用品を使用してきたり、色々な良い話・悪い話も知っているので、本当のことを話してくれるベテランの話を聞くのが飼育上達の近道と言えます。値段だけで商品を選ばないようにしたほうが、長い目で見ると失敗も少ないと言えるでしょう。

結論:熱帯魚飼育は難しくない!

熱帯魚飼育は難しくないよ

撮影:FISH PARADISE!編集部

アクアリウムは良いメーカーや商品を知り、手間とお金をかけて魚や水槽を管理し、本当のことを話してくれるメンターを見つけることが1番の近道です。安物買いの銭失いにならないよう、確かな商品を選択し、最低限のお金はかけ、お金をかけれない分は手間をかけて補ってあげましょう。コツさえつかめば、熱帯魚飼育は毎日の犬の散歩より、全然手間はかかりません。一概に比較はできませんが、金魚やメダカの方が飼育において神経質な面もあったりします。

 

今回紹介したポイントを抑えつつ、最終的には魚の病気についての知識と経験を身につけることが大事になります。...とは言っても結局は、実態にやってみなきゃわからないもの。この記事を最大限に参考にしていただいて、あとはレッツトライ!さあ、あなたも、熱帯魚ワールドへ足を踏み入れてみましょう!

熱帯魚飼育は難しくないよ