アイキャッチ画像出典:シマノ
セフィアSSとは
セフィアSSはシマノからリリースされているエギングロッド、エギング用リールシリーズです。シマノのエギング用シリーズのミドルクラスに位置し、入門者から中級者まで幅広く支持されています。ターゲットはエギングで狙うアオリイカがメインターゲットになりますが、リールはアジングやメバリングにも流用可能です。
セフィアSSのロッドは驚異の軽さ!
セフィアSSのロッドは前作比重約14g減、平均自重95gを切る驚きの軽さに仕上がっています。
特徴
シマノSSシリーズは、コストパフォーマンスに優れる従来のSSシリーズのコンセプトはそのままに、パーフェクトCI4+やタフテックα等のシマノのテクノロジーは上位機種から継承されています。今までコスパに優れたBBシリーズを使っていた方のミドルクラスへの買い替え版として最適なモデルになります。
ラインナップ
セフィアSSロッドシリーズの中で最も注目される6本をピックアップして、スペックや特徴をご紹介します。
セフィアSS S83L
セフィアSS83Lは、全長2.51m、自重92gで特徴はチューブラーティップを備えた穂先になります。パワーはLとややライトモデルになりますが、ロングキャストに適し、春の産卵期を迎えた大型アオリイカにも対応可能です。適合エギも1.5号~3.5号と幅広く、チューブラートップで繊細なイカのアタリを取ることが出来る1本です。
セフィアSS S76ML-S
セフィアSS S76ML-Sの自重は、シリーズの中で2番目に軽い87g、全長2.29mの取り回しに優れたショートレングスモデルです。遠投よりも、取り扱い重視のポイントや、ボートからのキャスティングなどで効果を発揮します。また、エギングと船から狙うティップラン、両方使いたい方にもおススメの1本になります。
セフィアSS S86ML
セフィアSS S86MLは、タフティックαが採用されたソリッドティップを搭載しています。全長2.59m、自重93gで、穂先は0.9mmと極細ですが、強度は十分に保たれていますので、大型のアオリイカにも対応可能です。ロングキャストして、エギにアクションをつけながら、繊細なアタリを目で見て掛け合わすエギングに最適な1本です。
セフィアSS S83M
セフィアSS S83Mは全長2.51m、自重92g、特徴はエギの適合サイズで、小型の2号~4号の大型エギまで幅広く対応していることにあります。そのため磯やサーフ、防波堤などあらゆるフィールドでエギングを楽しめるオールマイティなモデルで、これからエギングを始める方にススメする1本になります。
セフィアSS S92M+
セフィアSS S92M+は、全長2.8m、自重103gのロングレングスで、遠投性能とM+によるパワーを重視したモデルになります。また、パワーだけでなく、しなやかさも兼ね備えていますので、ロングキャストでピンスポットを狙い撃ち、大型アオリイカのファイトを十分に楽しめる1本になります。
セフィアSS S86MH
セフィアSS S86MHは全長2.59m、自重102gでパワー重視のモデルです。和歌山や沖縄など南方のフィールドで、3キロを超えるレッドモンスターと呼ばれる大型のアカイカ系アオリイカをターゲットにしたエギングで効果を発揮します。特に潮の流れが速い磯場のポイントで、大型のアオリイカを狙う時にオススメな1本になります。
防水性能と耐久性の優れたセフィアSSのリール
防水性能と耐久性に優れたシマノのエギング専用リール、セフィアSSについてご紹介しましょう。
特徴
セフィアSSのリールが最新の2019年モデルとしてリリースされています。シマノ独自のテクノロジー、HAGANEギアによる滑らかな巻き心地や、回転慣性を低減させたマグナムライトローターなど前作のスペックはそのままで、コアプロテクトによる防水性が強化されています。
ラインナップ
セフィアSSのリールのラインナップについてご紹介しましょう。
セフィアSS C3000S / C3000SHG
セフィアSSのリールはノーマルギアのC3000SとハイギアのC3000HGがリリースされています。ノーマルギアのC3000Sはギア比5.0、巻取量73㎝/1回、ハイギアのC3000HGはギア比6.0、巻取量88㎝/1回で、水深の浅いシャローエリアをピンスポットで狙い撃つ時はC3000S、ディープエリアで広範囲を探る時はC3000HGと、両モデルを状況に応じて使い分けることをおススメします。
セフィアSS C3000SDH / C3000SDHHG
セフィアSS C3000SDH / C3000SDHHGはセフィアSSリールのダブルハンドルシリーズになります。ダブルハンドルになることで自重は15g増えますが、アタリを掛け合わすエギングにおいて、不意なアタリにもすぐに巻き始めることが可能で、エギを着底させてからのスムーズなジャークにもWハンドルが適しています。
セフィアSSと他モデルを比較
ミドルクラスのセフィアSSと他のモデルの特徴を比較をしてみましょう。
vsセフィアBB
セフィアBBシリーズはコストパフォーマンスに優れたエギング入門者向けモデルになります。
ロッド
セフィアBBシリーズはネジレに強いハイパワーXが搭載されていて、操作性が従来より飛躍的に革新されたモデルになります。スペック面ではSSシリーズより劣りますが、価格面ではSSシリーズより安く入手することが出来るため、これからショアエギングを始めようとする初心者におススメするシリーズになります。
リール
エギングの入門リールとして最適なセフィアBBシリーズは、シマノ独自のテクノロジー、HAGANEギアによる滑らかな巻き心地や、コアプロテクトによる防水性が実装されており、上位機種にも劣らない操作性を備えています。価格面でもSSシリーズより安く、エギング入門者向けに最適な1台になります。
vsセフィアCI4+
シマノのエギングの最上位機種がセフィアCI4+シリーズで、シマノのテクノロジーを一身に集めたモデルになります。
ロッド
シマノCI4+シリーズとSSシリーズの大きな違いは、ラインがらみを極限まで軽減させたXガイドの搭載にあります。また、ブランクスも進化しており、ジャークがしやすく、アングラーの手首への負担を最大限に軽抑えています。価格面ではSSシリーズよりも高価格ですが、優れた操作性はエギンガーを虜にして離しません。
リール
シマノのエギングリールの最高峰がセフィアCI4+シリーズになります。SSシリーズとのスペックの最大の違いはNEWマグナムライトローターで、回転慣性の低減と、ローター硬性の強化が図られています。価格面ではSSシリーズに分がありますが、さらに上位機種である16ヴァンキッシュのローターが装備されており、操作性ではCI4+シリーズが勝っています。
vsエメラルダスMX
シマノのセフィアに対し、ダイワがエギング専用にリリースしているモデルがエメラルダスMXシリーズになります。
ロッド
エメラルダスMXはダイワがリリースするエギングモデルの内、ミドルクラスに位置付けられたモデルになります。セフィアSSシリーズのスパイラルXやハイパワーXに対し、MXシリーズのメガトップやHVFナノプラススペックと、搭載技術は両社譲りませんが、価格面では若干エメラルダスMXのほうが高価格に設定されています。
リール
エメラルダスMXのリールはダイワがリリースするエギングモデルの内、ロッドと同じくミドルクラスに位置付けられています。スペックではSSシリーズのHAGANEギアやマグナムライトローターに対し、MXシリーズのマグシールドやエアローターと、リールも両社のテクノロジーがふんだんに搭載されています。価格面は若干MXのほうが高価格で、2017年よりカラーも一新されています。
セフィアSSシリーズでエギングを楽しくしませんか?
セフィアSSシリーズのロッドやリールの特徴と、ラインナップについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。エギング界で高いシェア率を誇るセフィアSSシリーズで、これからエギングを始める方、またエギングをさらにレベルアップし、エギングをもっと楽みたい方におススメなシリーズです。是非手にとってエギングを楽しくしませんか。

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