スコーピオンBFSのインプレ・特徴!渓流や海でも使用可能?

アイキャッチ画像出典:シマノ

スコーピオンBFSの特徴

人気の高いシマノのスコーピオンシリーズにマグネットブレーキシステムを搭載したベイトフィネス専用機が発売されています。軽量ルアーをノンストレスで扱えるスペックを徹底レビューしていきます。

人気機種のベイトフィネスモデル

新ブレーキシステム、FTB(フィネスチューンブレーキシステム)が採用されたスコーピオンBFSは、ギア比6.3のノーマルギアとギア比8.2のエクストラハイギア(XG)の二種類がラインナップされています。それぞれ右ハンドル、左ハンドルが用意されているので、利き腕や多用するキャストによって選ぶことができます。

S3Dスプールによる安定したキャスト性能

高速回転でラインを放出するなかでガタつきや回転ムラを低減し安定感のあるキャスト性能を発揮します。飛距離、キャスト精度ともに飛躍的に向上しました

ドラグ音も搭載

なんとこのモデルには”エキサイティングドラグサウンド”が搭載されております。スピニングリールほどではないですが大物とのファイト中に爽快に鳴り響くドラグサウンドは何とも言えない心地よさを感じさせてくれます!

シマノ 17スコーピオンBFS

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¥24,255(as of 03/29 02:47)
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スコーピオンBFSのブレーキ機構「FTB」について

FTB(フィネスチューンブレーキシステム)とは従来モデルに標準装備されているブレーキユニットを排除し、スプール自体に直接マグネットブレーキをかけるといったシマノ独自の新機構でトラブルを極限にまで軽減したことで快適な釣りを楽しめるようになりました。

ユニットレススプール

ベイトフィネスではスプールの軽量化が大きな課題となるなか、ブレーキユニットを排除することで軽量化を実現し気持ちよく快適に軽量ルアーを扱えるようになりました。

着脱可能なマグネット

片側4個、計8個のマグネットを標準装着。二ケ所のマグネットが着脱可能なためブレーキ力を用途に合わせ調整することができます。さらに軽量なルアーのキャストにも対応可能。

マグネット移動機構

スプールの回転数に応じてマグネットが移動し遠心ブレーキ特性に近づけることを実現しました。ピッチングからオーバーヘッドまでトラブルレスで対応することが可能となりました。

ブレーキ外部調整

外部ダイヤルによりブレーキユニットをスライドさせることでブレーキ力が0から最大まで無段階変化。あらゆる条件下で最適なブレーキ力にアジャスト可能となりました。

スコーピオンBFSのインプレ

やはりベイトフィネス専用機種だけあって3gから5g程度の軽量ルアーを軽快にノンストレスで扱えるといった声が多数あります。キャストフィールに関してはロッドとのバランスが重要ですので一概には言えませんが、唯一のデメリットがマグネットブレーキに慣れていないと中々キャストが決まらないといったとこでしょうか。いずれにしても性能も価格も高評価が多くなっています。

スコーピオンBFSはPEライン何m巻ける?

スコーピオンBFSにはフロロの巻量しか記載されていないのでPEだとどのくらい巻けるのか分かりづらいですね。フロロですと8lbで45mの記載があります。あくまでも目安ではありますが計算してみるとPE1号で90m程度と十分な量が巻けます。メーカーによりラインの仕様も異なりますので参考程度にお考えください。

 

スコーピオンBFSに合わせるロッド

ベイトフィネスロッドは取り回し重視ですので基本的に短いロッド(5f前後)を選びます。そして5g前後の軽量ルアーをあつかいますのでロッドアクションはウルトラライト、またはライトがおすすめです。その中でも初心者の方には是非、胴調子(スローテーパー)を使用してもらいたいです。しっかりルアーウェイトを胴に乗せキャストする感覚が養われ必ず今後に役立ちます!

スコーピオンBFSとアルデバランBFSを比較

上位機種であるアルデバランBFSにもFTBが搭載されており、技術特性もスコーピオンBFSとほぼほぼ同じ仕様となっています。しかしアルデバランBFSには軽量カーボン素材であるCI4+が採用されている為、130gという軽量設計となっているのに対してスコーピオンBFSの重量は165gと35gの重量差があります。自重では大分変わるものの、性能面ではそこまで差がないことを考えるとスコーピオンBFSは高いコストパフォーマンスを有していると言えます。

シマノ 16アルデバラン BFS

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スコーピオンBFSは渓流でも使える?

水の流れのない、または弱い管理釣り場やライトソルトではストレスなく扱えると思います。しかしノーマルギアのモデルではアップやクロスが主となるスタイルの渓流での扱いには正直、扱いづらさを感じます。これはライン巻取り量が63cmということが要因です。渓流では同機種のラインナップにXG(エクストラハイギア・巻取り量83cm)モデルがありますのでそちらがおすすめです!

シマノ 17スコーピオンBFS XG

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スコーピオンBFSでベイトフィネスを満喫!

スコーピオンBFSでベイトフィネスを満喫!

出典:釣具のポイント

いかがでしたでしょうか。タックルバランスも取りやすいスコーピオンBFSを使えば、今までとは違ったバス釣りや海釣りでのアジングやメバリングのライトルアーゲームといった、たくさんのシーンで大活躍してくれます。是非、ベイトフィネス専用機スコーピオンBFSで新しいベイトフィネスの釣りを体験してみてください。

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