ビオトープ管理士って何?受験のために確認したい3項目

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ビオトープ管理士とは

ビオトープ管理士とは、「自然と伝統が共存した美しく強靭な地域の想創造を目指す最先端の技術者(引用:日本生態系協会)」です。まちづくりをしていく中で、自然環境を崩さず、生態系を維持できるようなまちづくりを行うために必要とされる資格です。

 

以前より問題となっている生態系破壊の解決に取り組みたいと思う方は、ぜひ取得してほしい資格です。

ビオトープ管理士の種類

ビオトープ管理士には、まちづくりの計画を行う「ビオトープ計画管理士」とまちづくりを現場で施工する「ビオトープ施工管理士」の2部門があります。各部門は難易度によって1級・2級に分かれます。2級は基礎的なレベル、1級は事業を行う責任者レベルの知識が問われます。

ビオトープ管理士受験のために確認したい3項目

ビオトープ管理士の受験に興味を持っていただけましたでしょうか?次からはビオトープ管理士の受験についてご紹介します。

1.誰が受験できる?

ビオトープ管理士の受験資格は難易度によって異なります。基礎的な知識を問う2級は受験資格はなく、誰でも受験することができます。一方、1級は受験資格が必要であり、2級取得後、最短でも4年、最長で14年の実務経験が必要です。

2.いつ受験できる?

ビオトープ管理士の試験は年に一度行われます。平成29年度は6/1〜8/12までが申し込み期間、9/24に1・2級の筆記試験が行われます。1級の筆記試験に合格した人のみ、口述試験を受験することができます。

3.どこで受験できる?

ビオトープ管理士の試験は全国14箇所(うち5箇所は2級のみの受験)で受験することができます。東京・名古屋・大阪などの都市部はもちろん、新潟・鹿児島などでも受験することができます。

ビオトープ管理士になるメリットは?

ビオトープ管理士の資格を取得すると、土地開発や造園、土木、建築などの業界への就職に役立ちます。資格取得者対象に求人を行っている企業もあります。造園業界などへの転職を考えている人はこの資格を取ると有利でしょう。

 

ビオトープ管理士の資格にチャレンジ!

今回はビオトープ管理士についてご紹介しました。自然環境を考えたまちづくりに興味がある方はこの資格をぜひ受験してみてください。2級ならば誰でも受験が可能です。この資格、就職にも使えますので、転職を考えている方は取得してみてはいかがでしょう?

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ビオトープ管理士って何?